私はヴィンテージのウールシャツやジャケットが好きで日常的に着ています。ウールはデニムとの相性がとても良いです。
今回は手持ちのヴィンテージのWoolrichのハンティングジャケットを紹介します。
柄は暗色系赤黒のシャドープレイドです。昔のWoolrichのハンティングジャケットはかなりの長期間(数十年以上)この柄が使われています。まさに定番柄だと思います。生地は非常に分厚いです。実際に見たり触ったりすると非常に上質な生地が使われている事が分かります。
ハンティングジャケットはポケットが多いのが特徴です。本ジャケットは左右の胸ポケットの大きさが異なるデザインのものです。左右比対称の胸ポケットは古い年代の特徴的なディテールです。
タグは羊のイラストが入る通称”黒タグ”と呼ばれるタイプです。黒タグは60年代以前の製品に使用されていました。
黒タグに®(商標登録)が付けられる様になったのは1947年からと言われています。
左右比対称ポケットであることとタグのデザインから、1947年頃から1950年代の前半頃の年代の製品と推測しています。
このジャケットはとても特徴的な大きな襟をしています。襟の裏側にはボタンでチンストラップが留められています。
チンストラップは古い年代のジャケットやシャツ等によく見られる特徴的なデザインです。
古い年代のものだからチンストラップがついているのだろうな程度に思っていました。
2週間位前にフィルソンのブログのロッキー山脈の探索の写真記事を見ていて、ちょっとした事に気づきました。
フィルソンのブログなので、当然(?)マッキーノクルーザーが登場するのですが、写真を見て、襟を立てて着ていることに気づきました。
極寒の地であれば、襟を立てて着るんだ〜と思いながら記事を読んで、Woolrichのハンティングジャケットのチンストラップの事を思い出しました。
チンストラップを固定していた片方のボタンを外して、反対側の襟側に渡しそちら側についているボタンに留めた写真です。
大きな襟と相成って首の部分をすっぽりと包める様になっています。非常に寒い場所にいる時にとても役立つなと感心しました。なぜ襟が驚く程大きいのかも理解できました。この様な大きな襟であれば、チンストラップが必要です。
フィルソンのマッキーノの襟はここまで大きくなく、チンストラップも付いていません。
大きな襟とその裏に格納されているチンストラップは単なるデザインでなく、実用性を考慮したディテール、そして、とても機能性も高いことが分かりました。
本ジャケットの後ろ側の両脇にゲームポケットと呼ばれるフラップ付きのポケット口があります。上の写真では少し分かり辛いと思うので、下に拡大写真を貼付します。
上の様にフラップが付き、とても大きな開口部をしています。
開口部の長さを計ってみると、27cm近くありました!
ポケットと言っても、表の生地と裏地の間に通じているデザインとなっています。ゲームポケットの口は左右に付いているため、長いものの場合は左右を通して背負い込むようなこともできます。
ゲームポケットは今の時代ではあまり使い道はないだろうな〜と思っていました。
1月の初めに車が故障してしまい、家から片道10km近く離れたところにあるレンタカーオフィスまでマウンテンバイクに乗って行かなければならない事態に遭遇しました。
気温は氷点下だったので、このウールリッチのハンティングジャケットを着る事にしました。
レンタカーを借りた後、人と待ち合わせをしていたので、iPadを持って行くことにしていました。バックパックにiPadを入れて背負って行くことを考えていたのですが、「ゲームポケットの中にiPadを入れられるかな?」と思い、やってみたところ(ぎりぎりでしたが)無事入りました。
バックパックを背負うより、ゲームポケットを使ってジャケットの背中にiPadを入れておく方がマウンテンバイクをこぎやすくとても助かりました。
ヴィンテージと言うと、古くて時代遅れ的なイメージもありますが、実際に使用してみると実用性や機能性が高いことに驚かされたりする事があります。また、ウールジャケットは保温性も非常に高いです。
ゲームポケットは今では飾り的なイメージを持っていましたが、結構使える事もあるのだと思い驚かされました。
今は便利なものがどんどん登場しています。その一方で、今回の様に、昔作られた製品を実際に使ってみると、実用性、機能性の高さに感心する事は少なくありません。
古いから今の時代には合わないと言うことは、全くないと思っています。非常に古いのに、実際に使ってみると、とても便利で使い易かったりすると言うのもヴィンテージの意外な魅力の一つではないかと思います。
今回は手持ちのヴィンテージのWoolrichのハンティングジャケットを紹介します。
柄は暗色系赤黒のシャドープレイドです。昔のWoolrichのハンティングジャケットはかなりの長期間(数十年以上)この柄が使われています。まさに定番柄だと思います。生地は非常に分厚いです。実際に見たり触ったりすると非常に上質な生地が使われている事が分かります。
ハンティングジャケットはポケットが多いのが特徴です。本ジャケットは左右の胸ポケットの大きさが異なるデザインのものです。左右比対称の胸ポケットは古い年代の特徴的なディテールです。
黒タグに®(商標登録)が付けられる様になったのは1947年からと言われています。
左右比対称ポケットであることとタグのデザインから、1947年頃から1950年代の前半頃の年代の製品と推測しています。
このジャケットはとても特徴的な大きな襟をしています。襟の裏側にはボタンでチンストラップが留められています。
チンストラップは古い年代のジャケットやシャツ等によく見られる特徴的なデザインです。
古い年代のものだからチンストラップがついているのだろうな程度に思っていました。
2週間位前にフィルソンのブログのロッキー山脈の探索の写真記事を見ていて、ちょっとした事に気づきました。
一つ前のRT: フィルソンのブログ記事の紹介です。写真家のタイソン・エドワードさんのカナディアン・ロッキー(ロッキー山脈)の探索写真のブログ記事です。写真を見るだけで楽しめます。http://t.co/0kr4a76aiT pic.twitter.com/SyLNAz1Toq
— AGR@ロングホーンインポート (@LonghornImport) February 6, 2014
フィルソンのブログなので、当然(?)マッキーノクルーザーが登場するのですが、写真を見て、襟を立てて着ていることに気づきました。
極寒の地であれば、襟を立てて着るんだ〜と思いながら記事を読んで、Woolrichのハンティングジャケットのチンストラップの事を思い出しました。
チンストラップを固定していた片方のボタンを外して、反対側の襟側に渡しそちら側についているボタンに留めた写真です。
大きな襟と相成って首の部分をすっぽりと包める様になっています。非常に寒い場所にいる時にとても役立つなと感心しました。なぜ襟が驚く程大きいのかも理解できました。この様な大きな襟であれば、チンストラップが必要です。
フィルソンのマッキーノの襟はここまで大きくなく、チンストラップも付いていません。
大きな襟とその裏に格納されているチンストラップは単なるデザインでなく、実用性を考慮したディテール、そして、とても機能性も高いことが分かりました。
本ジャケットの後ろ側の両脇にゲームポケットと呼ばれるフラップ付きのポケット口があります。上の写真では少し分かり辛いと思うので、下に拡大写真を貼付します。
上の様にフラップが付き、とても大きな開口部をしています。
開口部の長さを計ってみると、27cm近くありました!
ポケットと言っても、表の生地と裏地の間に通じているデザインとなっています。ゲームポケットの口は左右に付いているため、長いものの場合は左右を通して背負い込むようなこともできます。
ゲームポケットは今の時代ではあまり使い道はないだろうな〜と思っていました。
1月の初めに車が故障してしまい、家から片道10km近く離れたところにあるレンタカーオフィスまでマウンテンバイクに乗って行かなければならない事態に遭遇しました。
気温は氷点下だったので、このウールリッチのハンティングジャケットを着る事にしました。
レンタカーを借りた後、人と待ち合わせをしていたので、iPadを持って行くことにしていました。バックパックにiPadを入れて背負って行くことを考えていたのですが、「ゲームポケットの中にiPadを入れられるかな?」と思い、やってみたところ(ぎりぎりでしたが)無事入りました。
バックパックを背負うより、ゲームポケットを使ってジャケットの背中にiPadを入れておく方がマウンテンバイクをこぎやすくとても助かりました。
ヴィンテージと言うと、古くて時代遅れ的なイメージもありますが、実際に使用してみると実用性や機能性が高いことに驚かされたりする事があります。また、ウールジャケットは保温性も非常に高いです。
ゲームポケットは今では飾り的なイメージを持っていましたが、結構使える事もあるのだと思い驚かされました。
今は便利なものがどんどん登場しています。その一方で、今回の様に、昔作られた製品を実際に使ってみると、実用性、機能性の高さに感心する事は少なくありません。
古いから今の時代には合わないと言うことは、全くないと思っています。非常に古いのに、実際に使ってみると、とても便利で使い易かったりすると言うのもヴィンテージの意外な魅力の一つではないかと思います。
COMMENTS