これまで過去3年以上の間、自分用として購入したり、ロングホーンインポートで取り扱ってきた経験では、米国ラインの501STF (Shrink to Fit/シュリンクトゥフィット)は、表記ウエストに対して2インチ程度実寸が大きく、レングスは表記と実寸がほぼ同じであることが通例でした。
ジーンズは個体差があるので、いつもそうとは限りませんが、平均すると上記のような実寸ウエストは表記より2インチ大きく、レングスは表記、実寸ともほぼ同じでした。
ところが今週取り寄せた501STFのリジッドは、表記ウエスト30インチ(76.2cm)に対して実寸は約76cmで、ほぼ同じでした。
本品が例外でたまたま表記と実寸が同じ可能性もありますが、非常に気になるところです。
同じ表記ウエスト30インチの505リジッドも取り寄せたのですが、505の方は実寸は約82cm(32.3インチ)でした。
505の方は、少し実寸が大きめ気味ですが、これまでのパターンの範囲内です。
両者のウエストを上下にし合わせ比較してみました。上が501STF リジッド、下が505 リジッドです。両方とも表記は30インチです。
上の写真だけではどれ位差があるのかあまり良く分からないと思うので、差の部分に巻尺を加えて拡大した写真が下です。
ウエスト幅の差が2.5cm以上あります。ウエストは灰にした数字なので、差は5cm以上あります。
実寸で約2インチの差です。
現時点では、これがたまたまなのかは不明で、安易に断定することはできませんが、今後は表記と実寸を同じ位にする方針に変更し現在移行中である可能性も考えられます。
80年代の前半以前の501は、新品時の表記ウエストと実寸はほぼ同じでした。
80年代の終わり頃から、ウエストだけ表記よりも大きく(平均して約2インチ)なるように変更となりました。
この表記と実寸の関係の傾向は、過去25年程度続いてきたものです。
慣れてしまえば、別に違和感はないのですが、ウエストだけ表記に対して実寸が2インチ大きいというのは、初めて購入するユーザーにとっては非常に分かりづらいものだと思います。
表記と実寸が同じであれば、初めて501を購入するユーザーにとっても比較的分かりやすいと言えます。
日本では『501STFの表記は、縮んだ後のサイズになっている』と解釈している人も少なくないように思います。
実際のところ、その解釈・理解はウエストに関しては、ほぼその通りです。
しかし、レングスについては、該当しません。日本では、レングスはすそ詰めすることも一般的なので、サイズで重要なのはウエストと考えた場合、見当はずれの解釈ではありません。
しかし、USモデルはレングスを選択できるモデルが多い(501STFもそうです)ので、ウエストは表記より大きいのにレングスは表記のままであるのは、新規ユーザーにとって混乱を招くとも考えられます。
501STFのサイズ選びは、最初とても混乱します。私自身そうでした。
シュリンクトゥフィットの存在を知って興味があったものの、サイズ選択が良く分からないので、何年間も購入を控えていました。
これは私だけではないと思います。
表記と実寸がほぼ同じであれば、新規ユーザーにとっては、『縮みを考慮して普段より大きめのサイズを選ぶこと』と言うのは、比較的わかりやすいです。
逆に、表記と実寸を同じにすることは、既存ユーザーにとっては混乱を招きます。(苦笑)
もしも、リーバイスが501STFの表記と実寸を同じにする方向に動いているとすると、それは「新規ユーザーの取り込み・獲得」に力を入れていることになります。
2016年2月に開催されるスーパーボール50、50回目の記念すべき試合は、リーバイススタジアムで行われます。
スーパーボール開催は、リーバイスの事業にとっても非常に重要なイベントです。
現在、スーパボールに向けて、リーバイスは様々な取り組みを行っているところだと思います。
表記 vs 実寸を同レベルにすることは、新規ユーザー獲得への取り組みの一環であることも考えられます。
注: 表記と実寸の関係についての変更は、かなり大きな混乱も予想されるので、実際のところどうなのかは不明です。
今回取り寄せた501STFがたまたまの可能性も否定できません。
しかし、かなり興味深いことなので、今回ブログ記事にすることにしました。
ジーンズは個体差があるので、いつもそうとは限りませんが、平均すると上記のような実寸ウエストは表記より2インチ大きく、レングスは表記、実寸ともほぼ同じでした。
ところが今週取り寄せた501STFのリジッドは、表記ウエスト30インチ(76.2cm)に対して実寸は約76cmで、ほぼ同じでした。
本品が例外でたまたま表記と実寸が同じ可能性もありますが、非常に気になるところです。
同じ表記ウエスト30インチの505リジッドも取り寄せたのですが、505の方は実寸は約82cm(32.3インチ)でした。
505の方は、少し実寸が大きめ気味ですが、これまでのパターンの範囲内です。
両者のウエストを上下にし合わせ比較してみました。上が501STF リジッド、下が505 リジッドです。両方とも表記は30インチです。
上の写真だけではどれ位差があるのかあまり良く分からないと思うので、差の部分に巻尺を加えて拡大した写真が下です。
ウエスト幅の差が2.5cm以上あります。ウエストは灰にした数字なので、差は5cm以上あります。
実寸で約2インチの差です。
現時点では、これがたまたまなのかは不明で、安易に断定することはできませんが、今後は表記と実寸を同じ位にする方針に変更し現在移行中である可能性も考えられます。
80年代の前半以前の501は、新品時の表記ウエストと実寸はほぼ同じでした。
80年代の終わり頃から、ウエストだけ表記よりも大きく(平均して約2インチ)なるように変更となりました。
この表記と実寸の関係の傾向は、過去25年程度続いてきたものです。
慣れてしまえば、別に違和感はないのですが、ウエストだけ表記に対して実寸が2インチ大きいというのは、初めて購入するユーザーにとっては非常に分かりづらいものだと思います。
表記と実寸が同じであれば、初めて501を購入するユーザーにとっても比較的分かりやすいと言えます。
日本では『501STFの表記は、縮んだ後のサイズになっている』と解釈している人も少なくないように思います。
実際のところ、その解釈・理解はウエストに関しては、ほぼその通りです。
しかし、レングスについては、該当しません。日本では、レングスはすそ詰めすることも一般的なので、サイズで重要なのはウエストと考えた場合、見当はずれの解釈ではありません。
しかし、USモデルはレングスを選択できるモデルが多い(501STFもそうです)ので、ウエストは表記より大きいのにレングスは表記のままであるのは、新規ユーザーにとって混乱を招くとも考えられます。
501STFのサイズ選びは、最初とても混乱します。私自身そうでした。
シュリンクトゥフィットの存在を知って興味があったものの、サイズ選択が良く分からないので、何年間も購入を控えていました。
これは私だけではないと思います。
表記と実寸がほぼ同じであれば、新規ユーザーにとっては、『縮みを考慮して普段より大きめのサイズを選ぶこと』と言うのは、比較的わかりやすいです。
逆に、表記と実寸を同じにすることは、既存ユーザーにとっては混乱を招きます。(苦笑)
もしも、リーバイスが501STFの表記と実寸を同じにする方向に動いているとすると、それは「新規ユーザーの取り込み・獲得」に力を入れていることになります。
2016年2月に開催されるスーパーボール50、50回目の記念すべき試合は、リーバイススタジアムで行われます。
スーパーボール開催は、リーバイスの事業にとっても非常に重要なイベントです。
現在、スーパボールに向けて、リーバイスは様々な取り組みを行っているところだと思います。
表記 vs 実寸を同レベルにすることは、新規ユーザー獲得への取り組みの一環であることも考えられます。
注: 表記と実寸の関係についての変更は、かなり大きな混乱も予想されるので、実際のところどうなのかは不明です。
今回取り寄せた501STFがたまたまの可能性も否定できません。
しかし、かなり興味深いことなので、今回ブログ記事にすることにしました。
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