501は、伝統的に生デニムと呼ばれる未加工のデニム生地が使用されてきました。
備考: 防縮加工が施された(防縮加工以外の加工はされていない)未洗いのデニムを生デニムと呼んでいるのを見かけますが、(厳密な意味では)防縮加工が施されているものは生デニムではありません。生は、英語でRAWです。RAWというのは、素のままの状態を意味します。
2000年代から、未洗いの糊付きの生地をリジッドと呼ぶことが一般的になっています。生デニムをリジッド(RIGID)と呼ぶことも普及しています。リジッドは、硬くてゴワゴワしていることの意味です。
防縮加工が施された未洗いデニムもリジッドと呼ばれています。
そのため、リジッド=生デニムという様に混同される場合があります。
生デニムは、防縮加工が施されていないため、洗濯すると大幅に縮みます。(防縮加工が施されている未洗いデニムも、洗濯すると縮みます。しかし、縮みの度合いは異なります。)
洗濯すると縮む特性を利用して、フィットさせることを、リーバイスはシュリンクトゥフィット(Shrink-To-Fit)と呼んでいます。
米国では、生デニムを使用した501 Shrink-To-Fitと呼ばれる定番モデルが現在も主力モデルとして販売されています。
フラッシャーにも、SHRINK-TO-FITの記載があります。
日本では、現時点では通常の501では、生デニムを使用したモデルは販売されていませんが、501CTで伝統あるコーンミルズ・ホワイトオーク工場製のセルビッジ付き生デニムを使用したモデルが販売中です。
リーバイス公式オンラインストア:
501(R) CT カスタムテーパード/ダークインディゴ/11.5oz/CONE DENIM WHITE OAK
2016年春の現在、リーバイスジャパンは、ツイッターで#いいね不要 と言うハッシュタグを使ったキャンペーンを行っています。
その中のツイートの一つです。
『シュリンクトゥフィット)を楽しむ唯一の方法は、バスタブに入る他ない。』
シュリンクトゥフィットは、実際に体験してみないと分からないところがあります。
また、人によってはその効果をあまり感じない、全く感じないこともあると思います。
魅力・効果を感じる人も、もちろんいます。米国では、未だにシュリンクトゥフィットが主力モデルであり、ベストセラーであることが、そのことを証明しています。
サイズの選択によっても、シュリンクトゥフィットの体感度は変わります。
かなり大きめのサイズを選んだ場合は、シュリンクトゥフィットを体感する度合いは低いです。
逆にジャストに近いサイズの場合、シュリンクトゥフィットの体感度は高くなります。
関連ブログ記事:
シュリンクトゥフィットが変わらず主力の米リーバイス、STFに消極的なジャパン
なぜリーバイスジャパンは、シュリンクトゥフィットに消極的なのか?
備考: 防縮加工が施された(防縮加工以外の加工はされていない)未洗いのデニムを生デニムと呼んでいるのを見かけますが、(厳密な意味では)防縮加工が施されているものは生デニムではありません。生は、英語でRAWです。RAWというのは、素のままの状態を意味します。
2000年代から、未洗いの糊付きの生地をリジッドと呼ぶことが一般的になっています。生デニムをリジッド(RIGID)と呼ぶことも普及しています。リジッドは、硬くてゴワゴワしていることの意味です。
防縮加工が施された未洗いデニムもリジッドと呼ばれています。
そのため、リジッド=生デニムという様に混同される場合があります。
生デニムは、防縮加工が施されていないため、洗濯すると大幅に縮みます。(防縮加工が施されている未洗いデニムも、洗濯すると縮みます。しかし、縮みの度合いは異なります。)
洗濯すると縮む特性を利用して、フィットさせることを、リーバイスはシュリンクトゥフィット(Shrink-To-Fit)と呼んでいます。
米国では、生デニムを使用した501 Shrink-To-Fitと呼ばれる定番モデルが現在も主力モデルとして販売されています。
フラッシャーにも、SHRINK-TO-FITの記載があります。
日本では、現時点では通常の501では、生デニムを使用したモデルは販売されていませんが、501CTで伝統あるコーンミルズ・ホワイトオーク工場製のセルビッジ付き生デニムを使用したモデルが販売中です。
リーバイス公式オンラインストア:
2016年春の現在、リーバイスジャパンは、ツイッターで#いいね不要 と言うハッシュタグを使ったキャンペーンを行っています。
その中のツイートの一つです。
【リーバイス®社員のいいね不要 その24】Shrink-To-Fit(シュリンクトゥフィット)を楽しむ唯一の方法は、バスタブに入る他ない。#いいね不要 pic.twitter.com/0QSfLLVrZS— Levi's® Japan (@Levis_Japan) March 31, 2016
『シュリンクトゥフィット)を楽しむ唯一の方法は、バスタブに入る他ない。』
とのことです。
ジーンズには、色々な魅力があり、楽しみ方、付き合い方も様々です。
また、ジーンズに対するこだわり、考え方も人それぞれ異なります。
自分の考えを強く主張する人の意見も、ネットで比較的見かけます。
自分の考えを述べるのは、その人の自由です。
しかし、上記ツイートは、リーバイス・ジャパンの公式アカウントから発信されている考えなので、私の見解を述べたいと思います。
言葉・表現というのは、その人の意図とは異なる解釈をされることがあります。述べる人と受け取る(読む)人で考えが異なれば、解釈が異なることは往々にしてあります。
これは私個人の解釈、見解です。
『Shrink-To-Fit(シュリンクトゥフィット)を楽しむ唯一の方法は、バスタブに入る他ない。』
随分と断定的な表現だなと思いました。
シュリンクトゥフィットを楽しむ方法の一つとして、新品のの501を穿いて、バスタブに入ってお湯に浸かって縮めるやり方があります。
これは、やってみると本当に楽しいです。
しかし、私はそれがシュリンクトゥフィットを楽しむ唯一の方法だとは思いません。
米国でいまだにベストセラーである501STFを、お風呂に入って縮めている人は、全体の1割には絶対に満たないと思っています。(想像ですが、多分数パーセント程度だと思います。)
普通に洗濯したり、糊落としをしても、シュリンクトゥフィットの効果、魅力は体験することができます。
501STFは、洗濯すると大幅に縮みます。大幅に縮んだ501を穿くと、ウエスト部などはすぐに1インチ程度戻ります。(縮んだところが一部戻ります。)
洗濯して縮んで、穿いて部分的に戻っていくことを繰り返すことでも、シュリンクトゥフィットの効果は得られます。
501STFや501-1995をご購入くださったお客様から、「501の実寸サイズは他のブランドのジーンズより大きく、着用感も余裕がある感じがするのですが、鏡で見ると、細くスッキリして見えます。」とのコメントを頂いたことがあります。
これは、シュリンクトゥフィットの効果によるものだと思います。
シュリンクトゥフィットは、実際に体験してみないと分からないところがあります。
また、人によってはその効果をあまり感じない、全く感じないこともあると思います。
魅力・効果を感じる人も、もちろんいます。米国では、未だにシュリンクトゥフィットが主力モデルであり、ベストセラーであることが、そのことを証明しています。
サイズの選択によっても、シュリンクトゥフィットの体感度は変わります。
かなり大きめのサイズを選んだ場合は、シュリンクトゥフィットを体感する度合いは低いです。
逆にジャストに近いサイズの場合、シュリンクトゥフィットの体感度は高くなります。
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なぜリーバイスジャパンは、シュリンクトゥフィットに消極的なのか?
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