現在、オンラインストアの立ち上げの準備をしていて、中々ブログの方まで手が廻らない状態が続いてます。更新が滞りすみません。書きたい事は色々あるのですが、オンラインストアの立ち上げに手こずったりして思う様にいかなくて閉口しています。今日はちょっと気分を変えて、私の持つ、もう一本の501 Vステッチを紹介します。
以前、これとは別のVステッチを紹介していますが、入手したのはこちらが先です。501Big-Eを初めて手に入れて、喜び、満足感を味わったものの、その後、なぜかVステッチを手にしてみたくて仕方なくなってしまいました。
当時、eBayのオークションでは、あまりVステッチを見かけた事がありませんでした。個人的な印象ですが、eBayでのヴィンテージリーバイスのジーンズは希少性からか、結構落札の値段も高めになる傾向があります。ヴィンテージジーンズのオークションの出品数は日本のYahooの方が圧倒的に多いです。値段についても、数が少ない事もありeBayは結構高めになります。掘り出し物に出会う可能性もほとんどないように思います。
ある日Vステッチが出品されているのを見つけました。出品者はあまりヴィンテージリーバイスやジーンズのことを良く分かっていないようで、サイズすら記載されていませんでした。写真も要所を抑えたものではないものの、Vステッチであることは明らかで、パッチも残っていました。
この501はあまり他の人の目にとまっていないのではと期待を持ちました。もしかすると、入札も少なくて、すごく低い値段でも落札できるかもしれない?!と勝手に期待を高めました。サイズを知りたかったのですが、質問をして回答をもらう事で入札する人が増えることを恐れ、質問しませんでした。入札期限が近くなってから、入札がどんどん入ってきました。恐らく、私と同じ様に考えていた人が結構いたのだと思います。
私見ですが、eBayでヴィンテージリーバイスの掘り出し物に出会う可能性はほとんどないと思います。eBayのシステムは探している物を容易に見つけられるのが特徴で、とても便利なのですが、逆に言えば、同じ様な物を探している他の人も見つけられるので、ほぼ間違えなく競合し、価格面ではデメリットとなります。
とにかVステッチを見てみたい!、と言う訳の分からない願望で、自分の思うベストプライスを入札しました。幸運にも(?)、落札できましたが、価格的には期待していた様な安い値段ではなく、むしろ自分の思っている値段の上限に近かったです。このジーンズを手に入れる前に、ほぼ未使用のBig-Eを入手したのですが、その価格よりも高いコストがかかりました。はっきり言って、サイズも分からずに入札するのは無謀以外に何者でもありません。コンディション的にも写真から穴の様なものが空いているのも分かっていたので、馬鹿な事をしたものだと、反省しています。
手元に届いてから、郵便の包みを開けて見ると生地がちらりと見えました。思ったよりも色が濃くて少しびっくりしました。これは嬉しい誤算でした。その代わり、かなりの数の穴がありました。これらの穴は、穿いていて自然にできたものではなく、意図的に穴をあけられた様に思います。
穴だけでなく、右ベルトループ脇の腰回り部に縦に切れ込みが入れられて、一部ほつれている箇所もありました。
60年代から70年代にかけ、意図的にダメージを作ったりするのも流行った様なので、そのためと思いますが、今手にした自分にとっては残念なところです。
後ろからの全体写真です。バックポケット下の脇から太もも裏にかけて白っぽい箇所がありますが、これらは小穴が開けられているところです。
肝心のサイズですが、穿いてみるとなんとウエストはほぼジャストサイズ、上の写真で述べた切り込み部がなければもっとタイトなサイズです。レングスは私にとっては3インチくらい長めです。
股上も低めで全体的には割とタイトで、個人的には結構好きなシルエットです。
クロッチ部は刷れはほとんどなく、良好な方だと思います。
カンヌキ部のズームです。黄色の糸が使われています。いわゆるズレカンです。このディテールはタイプ物の中期以前のもののようです。
パッチは残っているのですが、LOTやサイズの表記は読み取る事ができません。
赤タブは解れて半分取れかかっています。アーキュエットのラインのシェープや使用糸からも年代やモデルの見当はつけられる様ですが、私はまだ良く分かっていません。分かるためにはかなりの数を見る必要があると思います。
将来、アーキュエットのシェープの比較や検証も出来れば行ってみたいと思っています。
フロントボタン裏の刻印は16です。
かなり無謀なオークションの仕方で入手したものの、結果的にはやはり手にいれれて良かったと思っています。いつもこの様なラッキーが続くわけではないので、これからは注意していこうと思っています。
と書いていますが、実はこの後に501XX 隠しリベット付きを落札、そして、ちょっとした問題がおきました。その話は、また後ほど書こうと思っています。
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以前、これとは別のVステッチを紹介していますが、入手したのはこちらが先です。501Big-Eを初めて手に入れて、喜び、満足感を味わったものの、その後、なぜかVステッチを手にしてみたくて仕方なくなってしまいました。
当時、eBayのオークションでは、あまりVステッチを見かけた事がありませんでした。個人的な印象ですが、eBayでのヴィンテージリーバイスのジーンズは希少性からか、結構落札の値段も高めになる傾向があります。ヴィンテージジーンズのオークションの出品数は日本のYahooの方が圧倒的に多いです。値段についても、数が少ない事もありeBayは結構高めになります。掘り出し物に出会う可能性もほとんどないように思います。
ある日Vステッチが出品されているのを見つけました。出品者はあまりヴィンテージリーバイスやジーンズのことを良く分かっていないようで、サイズすら記載されていませんでした。写真も要所を抑えたものではないものの、Vステッチであることは明らかで、パッチも残っていました。
この501はあまり他の人の目にとまっていないのではと期待を持ちました。もしかすると、入札も少なくて、すごく低い値段でも落札できるかもしれない?!と勝手に期待を高めました。サイズを知りたかったのですが、質問をして回答をもらう事で入札する人が増えることを恐れ、質問しませんでした。入札期限が近くなってから、入札がどんどん入ってきました。恐らく、私と同じ様に考えていた人が結構いたのだと思います。
私見ですが、eBayでヴィンテージリーバイスの掘り出し物に出会う可能性はほとんどないと思います。eBayのシステムは探している物を容易に見つけられるのが特徴で、とても便利なのですが、逆に言えば、同じ様な物を探している他の人も見つけられるので、ほぼ間違えなく競合し、価格面ではデメリットとなります。
とにかVステッチを見てみたい!、と言う訳の分からない願望で、自分の思うベストプライスを入札しました。幸運にも(?)、落札できましたが、価格的には期待していた様な安い値段ではなく、むしろ自分の思っている値段の上限に近かったです。このジーンズを手に入れる前に、ほぼ未使用のBig-Eを入手したのですが、その価格よりも高いコストがかかりました。はっきり言って、サイズも分からずに入札するのは無謀以外に何者でもありません。コンディション的にも写真から穴の様なものが空いているのも分かっていたので、馬鹿な事をしたものだと、反省しています。
手元に届いてから、郵便の包みを開けて見ると生地がちらりと見えました。思ったよりも色が濃くて少しびっくりしました。これは嬉しい誤算でした。その代わり、かなりの数の穴がありました。これらの穴は、穿いていて自然にできたものではなく、意図的に穴をあけられた様に思います。
穴だけでなく、右ベルトループ脇の腰回り部に縦に切れ込みが入れられて、一部ほつれている箇所もありました。
60年代から70年代にかけ、意図的にダメージを作ったりするのも流行った様なので、そのためと思いますが、今手にした自分にとっては残念なところです。
後ろからの全体写真です。バックポケット下の脇から太もも裏にかけて白っぽい箇所がありますが、これらは小穴が開けられているところです。
肝心のサイズですが、穿いてみるとなんとウエストはほぼジャストサイズ、上の写真で述べた切り込み部がなければもっとタイトなサイズです。レングスは私にとっては3インチくらい長めです。
股上も低めで全体的には割とタイトで、個人的には結構好きなシルエットです。
クロッチ部は刷れはほとんどなく、良好な方だと思います。
カンヌキ部のズームです。黄色の糸が使われています。いわゆるズレカンです。このディテールはタイプ物の中期以前のもののようです。
パッチは残っているのですが、LOTやサイズの表記は読み取る事ができません。
赤タブは解れて半分取れかかっています。アーキュエットのラインのシェープや使用糸からも年代やモデルの見当はつけられる様ですが、私はまだ良く分かっていません。分かるためにはかなりの数を見る必要があると思います。
将来、アーキュエットのシェープの比較や検証も出来れば行ってみたいと思っています。
フロントボタン裏の刻印は16です。
かなり無謀なオークションの仕方で入手したものの、結果的にはやはり手にいれれて良かったと思っています。いつもこの様なラッキーが続くわけではないので、これからは注意していこうと思っています。
と書いていますが、実はこの後に501XX 隠しリベット付きを落札、そして、ちょっとした問題がおきました。その話は、また後ほど書こうと思っています。
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