ヴィンテージデニムは生産から相当な年数を経た事による経年変化、着用度、手入れや保管状態など様々な要因により一着一着、一本一本がとても個性的な色をしています。また、年代やモデル等である程度デニムの色味の特徴や傾向があります。
同年代のモデルでも、時折、明らかに良い色味をしているジャケットやジーンズを見かけます。これらは当たりデニムと呼ばれている様です。尚、個人的な意見を言うとヴィンテージのデニムはどれも魅力的な色をしているので、”はずれ”はほとんどないと思っています。
当たりデニムの例として、二つ前の記事で掲載した71205と70505の写真を紹介します。
左が71205で 右が70505です。どちらも色はかなり残っている方ですが、左の方が少し黒っぽい紺色をしています。
言い変えると、右が少し青っぽい様に見えます。単体で見た場合、右の70505もかなり良い色をしています。また、縦落ちの色落ちの兆候もある程度見られて良い感じです。
それでも左の71205が特有の雰囲気を感じさせるインパクトのある独特の色をしていると思います。これが当たりデニムだと思います。
私の現時点での経験と認識では、当たりデニムは主に60年代後半以降の製品で時折、見かけます。私は60年代前半以前のデニムはそれ程数を見ている訳ではないのですが、501XX等で使用されているデニム、特に古い年代のデニムは総じて黒っぽい感じの色味をしていると認識しています。
濃い色、特に黒っぽい色のデニムは色落ちした状態もオーラを感じさせる特有の色、雰囲気があります。このことがXXが人気が高い理由の一つだと思います。つまり、XXデニムは総じて当たりであるとも言えます。
ここでヴィンテージ・デニムの色味と色落ちの記事で掲載した写真の中の1枚を再度お見せします。
この写真はフラッシュを使用せずに日中の室内での写真です。実際の色味より明るめなのですが、生地の色味の差が分かりやすいです。
中段の右が上で紹介した71205です。
上段は左からギャラ入り557XX、557XX、そして557です。右の557も当たりデニムだと思います。
左の写真は、上段が507XX、下段左から数回ウォッシュ程度の濃紺のギャラ入り557XX、そして上の写真の上段右と同じ557です。
この写真はフラッシュを使用しています。フラッシュの光がもろにあたっているため557は上の写真よりも随分明るく見えますが、実際の色味はもっと暗めに見えます。
また一緒に並べているのが、507XXや濃紺のギャラ入りなので、かなり分が悪い比較になってしまっていますが、それでもそれほど見劣りしないくらい味のある色味と色落ちをしていると思います。
色(色落ちを含む)に対する感じ方や好みはひとそれぞれ異なります。ヴィンテージデニムの色の魅力は写真では伝えるのが難しいのですが、何着か並べるとそれぞれの持つ個性が多少なりとも分かる様に思います。
皆さんはどう思われましたでしょうか?
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同年代のモデルでも、時折、明らかに良い色味をしているジャケットやジーンズを見かけます。これらは当たりデニムと呼ばれている様です。尚、個人的な意見を言うとヴィンテージのデニムはどれも魅力的な色をしているので、”はずれ”はほとんどないと思っています。
当たりデニムの例として、二つ前の記事で掲載した71205と70505の写真を紹介します。
左が71205で 右が70505です。どちらも色はかなり残っている方ですが、左の方が少し黒っぽい紺色をしています。
言い変えると、右が少し青っぽい様に見えます。単体で見た場合、右の70505もかなり良い色をしています。また、縦落ちの色落ちの兆候もある程度見られて良い感じです。
それでも左の71205が特有の雰囲気を感じさせるインパクトのある独特の色をしていると思います。これが当たりデニムだと思います。
私の現時点での経験と認識では、当たりデニムは主に60年代後半以降の製品で時折、見かけます。私は60年代前半以前のデニムはそれ程数を見ている訳ではないのですが、501XX等で使用されているデニム、特に古い年代のデニムは総じて黒っぽい感じの色味をしていると認識しています。
濃い色、特に黒っぽい色のデニムは色落ちした状態もオーラを感じさせる特有の色、雰囲気があります。このことがXXが人気が高い理由の一つだと思います。つまり、XXデニムは総じて当たりであるとも言えます。
ここでヴィンテージ・デニムの色味と色落ちの記事で掲載した写真の中の1枚を再度お見せします。
この写真はフラッシュを使用せずに日中の室内での写真です。実際の色味より明るめなのですが、生地の色味の差が分かりやすいです。
中段の右が上で紹介した71205です。
上段は左からギャラ入り557XX、557XX、そして557です。右の557も当たりデニムだと思います。
左の写真は、上段が507XX、下段左から数回ウォッシュ程度の濃紺のギャラ入り557XX、そして上の写真の上段右と同じ557です。
この写真はフラッシュを使用しています。フラッシュの光がもろにあたっているため557は上の写真よりも随分明るく見えますが、実際の色味はもっと暗めに見えます。
また一緒に並べているのが、507XXや濃紺のギャラ入りなので、かなり分が悪い比較になってしまっていますが、それでもそれほど見劣りしないくらい味のある色味と色落ちをしていると思います。
色(色落ちを含む)に対する感じ方や好みはひとそれぞれ異なります。ヴィンテージデニムの色の魅力は写真では伝えるのが難しいのですが、何着か並べるとそれぞれの持つ個性が多少なりとも分かる様に思います。
皆さんはどう思われましたでしょうか?
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