ヴィンテージ・リーバイスの中で、通称66モデルはとても面白い存在と位置づけにあると思います。名前の由来はフラッシャーに付けられているコピーライトの(直近の更新)年が1966年であることからきています。そのため、時として1966年モデルと解釈される場合があります。しかし、実際は一番古い66Eでも1969年頃以降、66前期と後期は70年代の製品です。1966年のフラッシャーが付けられている製品は最終501XX、ダブルネーム、タイプ物、ビッグEもあります。尚、復刻の1966年モデルはダブルネームが元になっています。
66前期(ここでは66Eは含めていません)と後期のタブはsmall-eです。一般にBig-Eのタブは、ヴィンテージリーバイスの代表的なディテールの特徴の一つです。66は70年代の製品、そしてタブはsmall-eであるにも関わらず、非常に人気が高いです。私のブログでも66関連の記事のアクセス数は総じてかなり高く、66の人気、関心の高さを感じます。
66モデル、特に66前期は色落ちが良い事で定評があり、また、比較的残存数もあるため入手性もそれなりに良く、価格的にも手の届きやすい価格帯であることなどが、高人気の主な理由であると思います。また、入手性の良さ、比較的手を出しやすい価格帯である事は、デッドストックにも当てはまるため、デッドで入手して育てたいと考える人も少なくない様です。
ヴィンテージの魅力、66の魅力や楽しみ方は人によって感じ方、考え方も異なります。
今回は、以前本ブログで紹介させていただいきリンクさせていただいている二つのブログの再度の紹介と感想を書きます。
KO-BLOG
1975
お二方とも66(KOさんは、前期刻印16。1975さんはビッグE)をデッドで購入して、その経過を日々更新するところからブログが始まっています。現時点ではお二方とも66の穿き込みを一旦、中止しています。
その理由はKOさんの場合は、痩せてサイズがオーバーサイズになってしまったため、1975さんの場合は、太って(と言っても一般的にはかなり痩せていらっしゃると思います。)、サイズがタイトになってしまったためです。
66の穿き込みの経過が止まってしまったことは非常に残念ですが、その理由を考えると納得できるところがあります。
お二人ともデッドの66を購入するにあたってジャストサイズを選んでいます。そして、穿き込み開始後、自分の体型に変化があったため、穿き込みを中止されました。
1975さんの場合、キツくて穿けないと言うのは、理由として致し方ないですが、その背景として、購入時にあえてジャストまたは細めを選んだ事も起因していると思います。多少、太っても大丈夫な様に少し緩めを選ぶと言った選択肢もあったと思います。しかし、1975さんの場合はあえてタイト目なサイズをお選びになったのだと考えています。
KOさんの場合、痩せたのでゆるくなった。これはベルトを使用したりすれば、穿けないことはないと思います。また、ジーンズの穿き方としてあえてオーバーサイズを穿くこともあります。
つまりお二方に共通するのは、シルエットへのこだわり、ジーンズのサイズ選びのこだわりが66の着用中止の要因であることとなります。
実はこのブログ記事を書くきっかけとなったのは、KOさんの久々の66のブログ記事を読んで、色々思うところがあったからです。
501 66 雑記
KOさんのブログは写真が中心です。写真に添えて書かれている文で、
『...ブカブカです。66のシルエットが台無しですな・・・。』
この一言でお考えは十分に伝わります。サイズが合わなくなったため、現在は普段66の代わりにダブルワークス6601XXと言うジーンズを穿いています。
『やっぱ本家のミミは別格っす』
レプリカでもミミのアタリは明確にできます。やっぱりオリジナルは良いのか!と思いました。写真を見ても大いに納得です。
『やっぱり色落ち感はさすがリーバイスって思いますね。他のジーンズもそれはそれで良いんですけど、リーバイスを穿くとそんな他のジーンズが”だから何?”って感じてしまう...』
私はヴィンテージの生地の色、風合いにとても魅力を感じます。色落ちの仕方も独特なものがあります。しかし、そう言った自分が感じる魅力をブログで伝える事はとても難しい、と常日頃思っています。
私がいつも伝えきれずにいることが、KOさんのブログの文面と写真から、すごく良く伝わると思いました。KOさんのブログの写真は、色や色落ちの感じがとても良く分かります。お穿きになられているのは16刻印なので、通常の66の生地ではなく一世代前(Big-E)の生地を使用していると思われます。写真を見ても、「うん。やっぱりBig-E系の生地の色落ち、雰囲気だな!』と納得、満足しました。自分でヴィンテージデニムの写真を撮ると、本当はこんな感じ、色じゃないのに。。。と思う事がしばしば(ほとんど)です。
KOさんは靴のコレクションがすごく、さらに凄いと思うのは手入れをもの凄くきちんとされている事です。ファッションの基本は靴・足下から、と良く言われますが、まさに達人と言える領域だと思います。
そのKOさんの66に対するコメントは、さすがに説得力もあるな〜と思いました。
1975さんも写真が凄く上手で、いつも凄いな〜と思いながらブログを見て・読んでいます。私もお二人を見習って、写真の腕を磨きたいと思います。(ちょっと無理っぽそうですが。。。)
KOさん、1975さん、これからもよろしくお願い致します。
66前期(ここでは66Eは含めていません)と後期のタブはsmall-eです。一般にBig-Eのタブは、ヴィンテージリーバイスの代表的なディテールの特徴の一つです。66は70年代の製品、そしてタブはsmall-eであるにも関わらず、非常に人気が高いです。私のブログでも66関連の記事のアクセス数は総じてかなり高く、66の人気、関心の高さを感じます。
66モデル、特に66前期は色落ちが良い事で定評があり、また、比較的残存数もあるため入手性もそれなりに良く、価格的にも手の届きやすい価格帯であることなどが、高人気の主な理由であると思います。また、入手性の良さ、比較的手を出しやすい価格帯である事は、デッドストックにも当てはまるため、デッドで入手して育てたいと考える人も少なくない様です。
ヴィンテージの魅力、66の魅力や楽しみ方は人によって感じ方、考え方も異なります。
今回は、以前本ブログで紹介させていただいきリンクさせていただいている二つのブログの再度の紹介と感想を書きます。
KO-BLOG
1975
お二方とも66(KOさんは、前期刻印16。1975さんはビッグE)をデッドで購入して、その経過を日々更新するところからブログが始まっています。現時点ではお二方とも66の穿き込みを一旦、中止しています。
その理由はKOさんの場合は、痩せてサイズがオーバーサイズになってしまったため、1975さんの場合は、太って(と言っても一般的にはかなり痩せていらっしゃると思います。)、サイズがタイトになってしまったためです。
66の穿き込みの経過が止まってしまったことは非常に残念ですが、その理由を考えると納得できるところがあります。
お二人ともデッドの66を購入するにあたってジャストサイズを選んでいます。そして、穿き込み開始後、自分の体型に変化があったため、穿き込みを中止されました。
1975さんの場合、キツくて穿けないと言うのは、理由として致し方ないですが、その背景として、購入時にあえてジャストまたは細めを選んだ事も起因していると思います。多少、太っても大丈夫な様に少し緩めを選ぶと言った選択肢もあったと思います。しかし、1975さんの場合はあえてタイト目なサイズをお選びになったのだと考えています。
KOさんの場合、痩せたのでゆるくなった。これはベルトを使用したりすれば、穿けないことはないと思います。また、ジーンズの穿き方としてあえてオーバーサイズを穿くこともあります。
つまりお二方に共通するのは、シルエットへのこだわり、ジーンズのサイズ選びのこだわりが66の着用中止の要因であることとなります。
実はこのブログ記事を書くきっかけとなったのは、KOさんの久々の66のブログ記事を読んで、色々思うところがあったからです。
501 66 雑記
KOさんのブログは写真が中心です。写真に添えて書かれている文で、
『...ブカブカです。66のシルエットが台無しですな・・・。』
この一言でお考えは十分に伝わります。サイズが合わなくなったため、現在は普段66の代わりにダブルワークス6601XXと言うジーンズを穿いています。
『やっぱ本家のミミは別格っす』
レプリカでもミミのアタリは明確にできます。やっぱりオリジナルは良いのか!と思いました。写真を見ても大いに納得です。
『やっぱり色落ち感はさすがリーバイスって思いますね。他のジーンズもそれはそれで良いんですけど、リーバイスを穿くとそんな他のジーンズが”だから何?”って感じてしまう...』
私はヴィンテージの生地の色、風合いにとても魅力を感じます。色落ちの仕方も独特なものがあります。しかし、そう言った自分が感じる魅力をブログで伝える事はとても難しい、と常日頃思っています。
私がいつも伝えきれずにいることが、KOさんのブログの文面と写真から、すごく良く伝わると思いました。KOさんのブログの写真は、色や色落ちの感じがとても良く分かります。お穿きになられているのは16刻印なので、通常の66の生地ではなく一世代前(Big-E)の生地を使用していると思われます。写真を見ても、「うん。やっぱりBig-E系の生地の色落ち、雰囲気だな!』と納得、満足しました。自分でヴィンテージデニムの写真を撮ると、本当はこんな感じ、色じゃないのに。。。と思う事がしばしば(ほとんど)です。
KOさんは靴のコレクションがすごく、さらに凄いと思うのは手入れをもの凄くきちんとされている事です。ファッションの基本は靴・足下から、と良く言われますが、まさに達人と言える領域だと思います。
そのKOさんの66に対するコメントは、さすがに説得力もあるな〜と思いました。
1975さんも写真が凄く上手で、いつも凄いな〜と思いながらブログを見て・読んでいます。私もお二人を見習って、写真の腕を磨きたいと思います。(ちょっと無理っぽそうですが。。。)
KOさん、1975さん、これからもよろしくお願い致します。
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