(この記事は、英語版のWikipediaに記載されている内容を抜粋し訳を要約しています。写真もWikipediaのものになります。日本語のWikipediaにもある程度の情報はありますが、情報の内容があまりにも差があるため、英語版の方を元にさせていただきます。)
本日、米国時間の8月28日から50年前の1963年8月28日水曜日、ワシントンで行われたワシントン大行進の際に、ワシントンD.C.のリンカーン記念館前にあるワシントン記念塔前広場において、キング牧師による有名な演説”I Have A Dream"が行われました。
左は当日のワシントン記念塔広場の写真です。当日は集まった人の数は20万人から30万人と言われています。(その内75%-80%が黒人と推定されます。)
そして、この場において、キング牧師が歴史に残る有名な演説、"I Have A Dream"を行いました。
この行進は、1964年に人種、文化、国籍、宗教、性別(女性)に対する差別を違法とする市民権法の制定と1965年に投票(選挙権)における差別を禁止する(全ての人民に公平な投票する権利)法律の制定に寄与したとされています。
まだ十分に調べきっていない状況ですが、この行進が行われる前にかなりの議論、意見の衝突があった様です。また、様々な組織の対立、裏ではFBIが暗躍(!、イメージとしては正当な連邦警察機関と言う感じですが。。。)していたようです
行進を指揮しているリーダー達は更新後の8月28日ホワイトハウスでケネディ大統領と面会を行いました。
左の写真は会合の様子です。キング牧師も当然います。(左から3番目だと思います。)
大統領陣営は行進グループに協力する事に同意しました。(さすがケネディ大統領!と思いました。と同時に、この様な彼の行動が数ヶ月後の悲劇を招くプロローグである事を考えさせられずにはいられません。)
行進が行われる前には、これ程の大衆が集まる事によっての治安の悪化、しいては暴動が起こるのではないのかとの懸念がありました。
そして、行進の目的地ワシントン記念館前に集まった大群衆を前に最後に行われたスピーチがキング牧師による演説でした。以下、YouTubeのキング牧師の演説のビデオです。
この"I Have A Dream"のスピーチによって、キング牧師はアメリカの歴史上、最も偉大な演説家の一人であるとの評価を得る事になりました。また、彼は過激であるとの評価も受け、FBIの”COINTELPRO" (COunter INTELligence PROgram)の対象とされ、その後終世までFBIからの様々な干渉、工作の対象とされます。
1964年キング牧師はノーベル平和賞を受賞します。1965年は、彼とSCLCは"Selma to Montogomery 行進(全ての国民が差別のない投票権を得る権利を獲得するための運動)を指揮します。そして翌年、その活動をシカゴに向けます。そして彼の生涯の最後の年、キング牧師は、彼の注力を"貧困”と”ベトナム戦争”に広げます。(ここまでのWikipediaの原文を読んで、これはもう彼をこのままにしておけないと思う組織が行動をとるなと思わざるを得ませんでした。)キング牧師はワシントンで行われる全米規模のイベント"Poor People's Campaign" (貧民のキャンペーン)を計画中の1968年4月4日に暗殺されました。
(引用と訳終わり)
重い話題ですが、アメリカの歴史、60年代を理解する上で避けて通れない出来事です。60年代は本当に色々な事が起こりました。大統領が暗殺される時代なので、何が起きても不思議はないとは言えます。
しかし、人民が立ち上がりそれまでの社会制度、慣習を変えたことは歴史的に言っても非常に重要で意味深いものです。今の我々の暮らし、社会は過去の歴史、出来事を経て存在していることを再認識させられました。
リーバイスのジーンズは当時の若者文化と非常に密接な関わり合いがありました。
リーバイス社のドキュメンタリーのビデオの紹介を兼ねて、”激動の60年代とリーバイス”と言う記事を以前投稿しています。ご興味のある方、是非、ご覧になってみて下さい。
正直なところ、キング牧師のスピーチを見て、彼のことを調べた後に読むと、とても物足りない気がします。
この時代に生まれた音楽、衣料品は後の世代に対しても強烈な魅力があるのは不思議はない事かもしれません。
いつか機会があれば、色々調べた上、もう一度60年代について振り返ってみたいと思います。
本日、米国時間の8月28日から50年前の1963年8月28日水曜日、ワシントンで行われたワシントン大行進の際に、ワシントンD.C.のリンカーン記念館前にあるワシントン記念塔前広場において、キング牧師による有名な演説”I Have A Dream"が行われました。
左は当日のワシントン記念塔広場の写真です。当日は集まった人の数は20万人から30万人と言われています。(その内75%-80%が黒人と推定されます。)
そして、この場において、キング牧師が歴史に残る有名な演説、"I Have A Dream"を行いました。
この行進は、1964年に人種、文化、国籍、宗教、性別(女性)に対する差別を違法とする市民権法の制定と1965年に投票(選挙権)における差別を禁止する(全ての人民に公平な投票する権利)法律の制定に寄与したとされています。
まだ十分に調べきっていない状況ですが、この行進が行われる前にかなりの議論、意見の衝突があった様です。また、様々な組織の対立、裏ではFBIが暗躍(!、イメージとしては正当な連邦警察機関と言う感じですが。。。)していたようです
行進を指揮しているリーダー達は更新後の8月28日ホワイトハウスでケネディ大統領と面会を行いました。
左の写真は会合の様子です。キング牧師も当然います。(左から3番目だと思います。)
大統領陣営は行進グループに協力する事に同意しました。(さすがケネディ大統領!と思いました。と同時に、この様な彼の行動が数ヶ月後の悲劇を招くプロローグである事を考えさせられずにはいられません。)
行進が行われる前には、これ程の大衆が集まる事によっての治安の悪化、しいては暴動が起こるのではないのかとの懸念がありました。
そして、行進の目的地ワシントン記念館前に集まった大群衆を前に最後に行われたスピーチがキング牧師による演説でした。以下、YouTubeのキング牧師の演説のビデオです。
この"I Have A Dream"のスピーチによって、キング牧師はアメリカの歴史上、最も偉大な演説家の一人であるとの評価を得る事になりました。また、彼は過激であるとの評価も受け、FBIの”COINTELPRO" (COunter INTELligence PROgram)の対象とされ、その後終世までFBIからの様々な干渉、工作の対象とされます。
1964年キング牧師はノーベル平和賞を受賞します。1965年は、彼とSCLCは"Selma to Montogomery 行進(全ての国民が差別のない投票権を得る権利を獲得するための運動)を指揮します。そして翌年、その活動をシカゴに向けます。そして彼の生涯の最後の年、キング牧師は、彼の注力を"貧困”と”ベトナム戦争”に広げます。(ここまでのWikipediaの原文を読んで、これはもう彼をこのままにしておけないと思う組織が行動をとるなと思わざるを得ませんでした。)キング牧師はワシントンで行われる全米規模のイベント"Poor People's Campaign" (貧民のキャンペーン)を計画中の1968年4月4日に暗殺されました。
(引用と訳終わり)
重い話題ですが、アメリカの歴史、60年代を理解する上で避けて通れない出来事です。60年代は本当に色々な事が起こりました。大統領が暗殺される時代なので、何が起きても不思議はないとは言えます。
しかし、人民が立ち上がりそれまでの社会制度、慣習を変えたことは歴史的に言っても非常に重要で意味深いものです。今の我々の暮らし、社会は過去の歴史、出来事を経て存在していることを再認識させられました。
リーバイスのジーンズは当時の若者文化と非常に密接な関わり合いがありました。
リーバイス社のドキュメンタリーのビデオの紹介を兼ねて、”激動の60年代とリーバイス”と言う記事を以前投稿しています。ご興味のある方、是非、ご覧になってみて下さい。
正直なところ、キング牧師のスピーチを見て、彼のことを調べた後に読むと、とても物足りない気がします。
この時代に生まれた音楽、衣料品は後の世代に対しても強烈な魅力があるのは不思議はない事かもしれません。
いつか機会があれば、色々調べた上、もう一度60年代について振り返ってみたいと思います。
14日の1975826さんのリツィートが気になりキング牧師の全和訳の動画が無いか調べて見てみました。
返信削除http://www.nicozon.net/watch/sm9818626 (アカウントが無くても見れます)
彼の国とは自分の爺さんの時代に本気で戦った時代がありました。自分にとっても
アメリカという国には一言では表せない複雑な心情があります。改めてこの動画を
見て思ったことはなによりもアメリカという国は「自由と正義」をなによりも重んじる国なんだなということです。(もちろん深く感動しました)アメリカ人が人から言われて一番怒る言葉は「不正義」ってのも思い出しました。ブログの更新楽しみにしてます。頻繁な更新は文章の質が落ちるのでお勧めしません。これからも知識的想像が沸くコラム(なぜかコラムって呼びたいのです。ボブ・グリーンとかのコラムニストが好きだったので)を楽しみにしてます。
(改行が表示の際にどうなるのか解らないのでもし読みにくかったらごめんなさい)
shouji tomoda さん、
返信削除はじめまして。コメントありがとうございます。このキング牧師の記事にご興味を持っていただけた様で、とても嬉しく思います。マニアックすぎてついていけないとのコメントも頂いており、自分でもそうだったかと思っておりました。
もしも、キング牧師の事でご興味のある場合は、英語のWikipediaをお勧めします。キング牧師について、非常に多岐の話題、しかも詳しく書かれています。最後のスピーチの一部のトランスクリプトもあります。YouTubeでも音だけの様ですが、フルのスピーチも聴く事ができます。
http://en.wikipedia.org/wiki/MLK
訳の動画の情報ありがとうございました。個人的には、訳は少なからず、翻訳者の主観が入ってしまうので、原文(トランスクリプト)を読まれる事をお勧めします。ヒアリングだけで理解するのは難しいですが、スピーチの内容文を読むとさらに理解が深まると思います。
この記事は、60年代の象徴的出来事の一つであった事、その日が50周年であった事もあり、どうしても記事を書きたく思い、書きました。
私のブログはタイトルの通りリーバイス関連です。これからは、ヴィンテージの話をする時に製品だけでなく、その当時の時代背景、音楽、映画等と織り交ぜて紹介する様な記事も書いていきたいと考えています。
あまりマニアックにならない様に注意しようと思っています。(笑)
今後ともよろしくお願い致します。