本日、ヴィンテージ・レッドウイングのアイリッシュセッターを丸洗いしました。ジーンズと同様、洗い方は色々あります。色々と試してみる予定です。まずは、第一回目の試みについて紹介します。
まず、今回丸洗いするレッドウイングを紹介します。
この2足は、旧犬タグのMade in USA/America表記無しのものです。どちらもある程度使用感があり、味わい深い色味と部分的に色落ちしています。
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フラッシュ不使用の写真です。こちらの写真の方が色や革の状態を把握しやすいかと思います。色にむらがあったり、汚れが目立ちます。
古い年代のレッドウイング アイリッシュセッターは、右側のタン(舌革)の裏側に長方形の犬のイラストに"Irish Setter Sport Boot"の製品ラインのタグが取り付けられています。このタグは、”旧犬タグ”と呼ばれています。
旧犬タグでも年代によって表記内容が異なります。上のタグは1960年代から1970年代前半のものです。
今回、丸洗い前と後を比較してどの程度変化があるのかを見比べたいため、これらのレッドウイング2足のそれぞれ右(向かって左)を洗うことにしました。
丸洗いをする上で事前に下調べをしました。ラッセルモカシンのホームページには詳しい手入れ方法の説明や推奨する手入れ用品の紹介が掲載されており、大変参考になりました。
関連ブログ記事: ヴィンテージ レッドウイングの手入れについての検討
今回の丸洗いは浴室で行いました。前準備として、ヒモを外して、全体的にブラッシングしました。
洗いに使用する洗剤(石けん)は、ラッセルが推奨するサドルソープを使用する事にしました。
内側も手を入れてスポンジで擦って洗いました。
二つのうち、一つは水の上に浮き上がってしまうので、ワインボトルを重しにして沈めました。写真の様に水に汚れがにじみだしています。
浸け洗い容器の横からの写真です。完全にぬるま湯の中に沈んでいます。甲のつま先付近の白っぽい箇所は重曹です。
このまま、9時間程度浸けました。その後、浸け置きの水を流し、レッドウイングを取り出しました。この時点で見た感じは、既にかなり汚れがとれている様に思いました。
念のため、再びサドルソープをスポンジに付けて全体的にまんべんなく擦りました。また、細かい箇所はサドルソープを歯ブラシにつけて擦りました。
一通り洗い終わった後、浸け置きに使用した容器に水を注ぎ、レッドウイングを漱ぎました。漱いだ後の水はほとんど透明でした。
漱ぎ完了後、現在、乾かしているところです。
<ここまでの感想とコメント>
サドルソープの使用説明には、サドルソープをスポンジに付け水・ぬるま湯を足して擦る。乾いた後、布で擦って拭き取ると書かれていました。今回の私のやり方の場合、スポンジで擦った後は水で流しただけです。
重曹は今回のレッドウイングの洗浄・汚れ取りにはかなり効いた様に思います。念のためサドルソープで再度洗いましたが、浸け置き後取り出した時点でほぼ汚れは取れている感じでした。
しかし、重曹による汚れ落としの効果は、付着した汚れの程度や種類によると思います。今回のレッドウイングはそれ程酷くは汚れていませんでした。
手持ちには泥が付着して固まって変色している様なレッドウイングや革の色がむらになってしまっている物もあります。それらの洗浄には今回のやり方では、あまり効果がないのではと考えています。
ラッセル(モカシン)によると程度が酷くなると洗浄しても手遅れだったりする場合もあるそうです。
以上、ここで一旦区切ります。
乾燥後については、後日、記事を投稿する予定です。
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フラッシュ不使用の写真です。こちらの写真の方が色や革の状態を把握しやすいかと思います。色にむらがあったり、汚れが目立ちます。
古い年代のレッドウイング アイリッシュセッターは、右側のタン(舌革)の裏側に長方形の犬のイラストに"Irish Setter Sport Boot"の製品ラインのタグが取り付けられています。このタグは、”旧犬タグ”と呼ばれています。
旧犬タグでも年代によって表記内容が異なります。上のタグは1960年代から1970年代前半のものです。
今回、丸洗い前と後を比較してどの程度変化があるのかを見比べたいため、これらのレッドウイング2足のそれぞれ右(向かって左)を洗うことにしました。
丸洗いをする上で事前に下調べをしました。ラッセルモカシンのホームページには詳しい手入れ方法の説明や推奨する手入れ用品の紹介が掲載されており、大変参考になりました。
関連ブログ記事: ヴィンテージ レッドウイングの手入れについての検討
今回の丸洗いは浴室で行いました。前準備として、ヒモを外して、全体的にブラッシングしました。
洗いに使用する洗剤(石けん)は、ラッセルが推奨するサドルソープを使用する事にしました。
ヴィンテージ・レッドウイングの手入れ用に入手したFiebing'sのサドルソープです。ラッセルの手入れのところでこれを紹介していたので、試してみます。パッケージが良い雰囲気です。 pic.twitter.com/gsUJMwTiGF
— AGR@ロングホーンインポート (@LonghornImport) June 2, 2014
まず、前準備として全体にブラッシングを行いました。そして、食器洗浄用のスポンジにサドルソープを付け、ぬるま湯を少し足してレッドウイングの表面をまんべんなくスポンジで擦りました。内側も手を入れてスポンジで擦って洗いました。
その後、軽くすすぎ洗い流して、浸け洗い用の容器(プラスチックの収納箱を使用)に入れました。浸け洗いをするのに今回、重曹を使用しました。重曹は洗浄効果に加え、抗菌、脱臭効果があるとのことです。
実際、重曹は衣類の洗濯や食器や食料品の洗浄等にも使用されています。抗菌、脱臭効果があるのは、ユーズドのブーツを洗う上でかなり大きな付加的な利点だと思います。
洗濯に重曹を使う場合について調べてみたところ、使用量もまちまちでした。使うやり方ではカップ一杯、あまり使わないやり方は大さじ一、二杯程度です。どの程度の量使うかも様々な考えがあり異なる様です。
今回は上の写真の様に表面に軽く振りかけて、ぬるま湯をレッドウイングがすっぽり浸かるまで注ぎました。
浸け洗い容器の横からの写真です。完全にぬるま湯の中に沈んでいます。甲のつま先付近の白っぽい箇所は重曹です。
このまま、9時間程度浸けました。その後、浸け置きの水を流し、レッドウイングを取り出しました。この時点で見た感じは、既にかなり汚れがとれている様に思いました。
念のため、再びサドルソープをスポンジに付けて全体的にまんべんなく擦りました。また、細かい箇所はサドルソープを歯ブラシにつけて擦りました。
一通り洗い終わった後、浸け置きに使用した容器に水を注ぎ、レッドウイングを漱ぎました。漱いだ後の水はほとんど透明でした。
漱ぎ完了後、現在、乾かしているところです。
<ここまでの感想とコメント>
サドルソープの使用説明には、サドルソープをスポンジに付け水・ぬるま湯を足して擦る。乾いた後、布で擦って拭き取ると書かれていました。今回の私のやり方の場合、スポンジで擦った後は水で流しただけです。
重曹は今回のレッドウイングの洗浄・汚れ取りにはかなり効いた様に思います。念のためサドルソープで再度洗いましたが、浸け置き後取り出した時点でほぼ汚れは取れている感じでした。
しかし、重曹による汚れ落としの効果は、付着した汚れの程度や種類によると思います。今回のレッドウイングはそれ程酷くは汚れていませんでした。
手持ちには泥が付着して固まって変色している様なレッドウイングや革の色がむらになってしまっている物もあります。それらの洗浄には今回のやり方では、あまり効果がないのではと考えています。
ラッセル(モカシン)によると程度が酷くなると洗浄しても手遅れだったりする場合もあるそうです。
以上、ここで一旦区切ります。
乾燥後については、後日、記事を投稿する予定です。
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