推定年代1960年代-70年代前半のレッドウイング アイリッシュセッターを丸洗いしました。浸け置き後、サドルソープで洗い、水をためた容器ですすぎを行いました。すすぎ後、表面の水滴をペーパタオルで拭き取り、内側も一取り軽く拭きました。
その後、PEET DRYERにアイリッシュセッターをセットしました。ブーツを装着すると写真の様になります。
アームは斜めになっているため、アイリッシュセッター(ブーツ)は逆さまになり、つま先が一番上でかかとが少し下がった状態となります。
PEET DRYERのアーム部の中には熱線があり、上部の開口部から40度弱の少し暖かい空気が緩やかに放出されるデザインです。
非常にシンプルな構造ですが、かなり効率は良いと思います。ブーツ内にしみ込んだ水分は重力によって下にゆっくりと下りてきます。平行して、つま先部に放出する暖かい空気によって乾燥を促進させる仕組みとなっています。
当初、すすぎ後にペーパータオルと新聞紙を内部に詰めて水分を抜き取る作業を何度か繰り返してから、PEET DRYERにセットすることを予定していました。
しかし、実際にすすいだ後、レッドウイングを一通り拭いた時点である程度の表面の水気は取れたので、そのまますぐにPEET DRYERにセットする事にしました。水滴が滴り落ちると予想して、PEET DRYERの下には新聞紙を敷きました。
下の写真が翌朝の状態です。
小さいサイズ(写真向かって右)の方はほぼ乾いている状態でした。水に浸けた状態から軽く表面を拭いただけでセットして、6-7時間後には既にほとんど乾いていることに驚きました。
尚、乾燥するまでの時間はその靴の構造や厚さなどにもよります。大きい方は革がかなり分厚く、さらにインナーにスムースレザーが使われている2層構造になっています。こちらは、まだ少し湿っぽい感じでした。と言っても、こちらもかなり乾いてきていました。
右は内側だけでなく表面もほぼ乾ききっていました。丸洗いによって、表面のオイル分等がなくなり、表面がかさかさで傷も目立つ状態です。
まず、乾いた右のレッドウイングにObenauf's(オベナウフス) Heavy Duty LPを塗りました。オベナウフスは蜜蝋とプロポリスを含んだ100%天然成分の保革品です。ラッセルモカシンが強力に推奨している手入れ用品です。
オベナウフスを一度塗るだけで随分、見た感じが変わりました。オベナウフスは乾燥して痛んだレザーの修復と保護する効果があります。Heavy Duty LPは時間をかけて革の内部に浸透して油分を補給します。そして、成分の一つの蜜蝋とプロポリスは、ミツバチの巣や蜜から、バクテリアを抑制し水分をはじく効果を持っています。
使用説明によると、二度程度塗ることを推奨しているので、さらに半日後にもう一度塗りました。大きい方は、小さい方と比べて6時間程度後にオベナウフスを塗りました。
丸洗い前から後の経過の写真を以下に添付のFacebookのアルバムにまとめています。クリックして頂くと、写真と説明が見れます。
最終的な仕上がりの写真は後で追加する予定です。
その後、PEET DRYERにアイリッシュセッターをセットしました。ブーツを装着すると写真の様になります。
アームは斜めになっているため、アイリッシュセッター(ブーツ)は逆さまになり、つま先が一番上でかかとが少し下がった状態となります。
PEET DRYERのアーム部の中には熱線があり、上部の開口部から40度弱の少し暖かい空気が緩やかに放出されるデザインです。
非常にシンプルな構造ですが、かなり効率は良いと思います。ブーツ内にしみ込んだ水分は重力によって下にゆっくりと下りてきます。平行して、つま先部に放出する暖かい空気によって乾燥を促進させる仕組みとなっています。
当初、すすぎ後にペーパータオルと新聞紙を内部に詰めて水分を抜き取る作業を何度か繰り返してから、PEET DRYERにセットすることを予定していました。
しかし、実際にすすいだ後、レッドウイングを一通り拭いた時点である程度の表面の水気は取れたので、そのまますぐにPEET DRYERにセットする事にしました。水滴が滴り落ちると予想して、PEET DRYERの下には新聞紙を敷きました。
下の写真が翌朝の状態です。
小さいサイズ(写真向かって右)の方はほぼ乾いている状態でした。水に浸けた状態から軽く表面を拭いただけでセットして、6-7時間後には既にほとんど乾いていることに驚きました。
尚、乾燥するまでの時間はその靴の構造や厚さなどにもよります。大きい方は革がかなり分厚く、さらにインナーにスムースレザーが使われている2層構造になっています。こちらは、まだ少し湿っぽい感じでした。と言っても、こちらもかなり乾いてきていました。
右は内側だけでなく表面もほぼ乾ききっていました。丸洗いによって、表面のオイル分等がなくなり、表面がかさかさで傷も目立つ状態です。
まず、乾いた右のレッドウイングにObenauf's(オベナウフス) Heavy Duty LPを塗りました。オベナウフスは蜜蝋とプロポリスを含んだ100%天然成分の保革品です。ラッセルモカシンが強力に推奨している手入れ用品です。
Post by ロングホーンインポート.
オベナウフスを一度塗るだけで随分、見た感じが変わりました。オベナウフスは乾燥して痛んだレザーの修復と保護する効果があります。Heavy Duty LPは時間をかけて革の内部に浸透して油分を補給します。そして、成分の一つの蜜蝋とプロポリスは、ミツバチの巣や蜜から、バクテリアを抑制し水分をはじく効果を持っています。
使用説明によると、二度程度塗ることを推奨しているので、さらに半日後にもう一度塗りました。大きい方は、小さい方と比べて6時間程度後にオベナウフスを塗りました。
丸洗い前から後の経過の写真を以下に添付のFacebookのアルバムにまとめています。クリックして頂くと、写真と説明が見れます。
Post by ロングホーンインポート.
最終的な仕上がりの写真は後で追加する予定です。
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