前回のエントリーで紹介した517 66前期を試着してみました。
穿いてみると、ヒップから膝くらいにかけての部分が非常に細い事に驚きました。ウエストは若干ゆとりがあるのですが、ヒップと太ももはかなりタイトでした。
517はブーツカットのシルエットで膝から裾にかけて広がるシルエットである事は知っていましたが、ヒップから膝までがかなりタイトであることとは思いもしませんでした。
私は今まで穿いてきたジーンズはほとんどが501で、それ以外は非常に限られた種類と数の物しか穿いた事がありません。517のシルエットに新鮮な魅力を感じました。
60年代の505は501に比べ股上が少し深く、細いシルエットである事が特徴です。実際に穿いてみてもその様に思います。
その505と比べてもヒップから腿の辺りまでは517の方が格段に細いと感じました。
そこで、今回はこの517 66前期とウエストの表記サイズが同じ505 ビッグEのタイプ物と各部のサイズ比較を行いシルエットの特徴についても考察してみます。
上の写真の左が517、右が505です。517はデッド、505はある程度使用感のあるものなので、残念ながら同条件の比較(Apple to Apple)にはなりませんが、シルエット等の違い等については参考になると思います。517は防縮加工デニムを使用していますが、洗濯すると若干縮むと思われます。
以下、各部の実寸値です。
穿いてみると、ヒップから膝くらいにかけての部分が非常に細い事に驚きました。ウエストは若干ゆとりがあるのですが、ヒップと太ももはかなりタイトでした。
517はブーツカットのシルエットで膝から裾にかけて広がるシルエットである事は知っていましたが、ヒップから膝までがかなりタイトであることとは思いもしませんでした。
私は今まで穿いてきたジーンズはほとんどが501で、それ以外は非常に限られた種類と数の物しか穿いた事がありません。517のシルエットに新鮮な魅力を感じました。
60年代の505は501に比べ股上が少し深く、細いシルエットである事が特徴です。実際に穿いてみてもその様に思います。
その505と比べてもヒップから腿の辺りまでは517の方が格段に細いと感じました。
そこで、今回はこの517 66前期とウエストの表記サイズが同じ505 ビッグEのタイプ物と各部のサイズ比較を行いシルエットの特徴についても考察してみます。
上の写真の左が517、右が505です。517はデッド、505はある程度使用感のあるものなので、残念ながら同条件の比較(Apple to Apple)にはなりませんが、シルエット等の違い等については参考になると思います。517は防縮加工デニムを使用していますが、洗濯すると若干縮むと思われます。
内タグには目安として約3%縮むと記載されています。
以下、各部の実寸値です。
ウエストは505 タイプ物の方が少し細いです。股上は505が少し深めです。
特筆すべき点はヒップの大きさの差が7cmもあります。ヒップは左右のアウトシームのウエストバンド上部から下20cmの位置の幅を測定して2倍しています。
股上の深さが違うので細かく言うと同位置相当の幅ではないのですが、股上の深さの差を補正して計る場合はその差がさらに少し大きくなると思います。
ウエストサイズ同表記でヒップ7cmの差があるのは、シルエットがかなり大きく異なる事の表れだと思います。
渡り幅の差は1.5cmです。こちらは実際には2倍すると3cmの差となります。こちらの差もかなり大きいと思います。
参考までに股下30cmの幅も測ってみました。ここでの差は約1cmでした。渡り幅の差を考慮すると505の方が腿から膝にかけての絞りが大きいことが分かります。
505の場合は裾にかけて緩やかに細くなるシルエットです。517の場合は膝の辺りまでは緩やかに細くなりそこから裾にかけて広がるシルエットです。
517の一番細い部分の幅は約19cmでした。517はそれ程極端に腿から膝にかけて絞ったり、膝から裾にかけて広がっていないシルエットだと思います。
考えてみるとブーツカットの様に裾に向けて広がるデザインの場合、ヒップから膝にかけて細い方がシルエットラインがきれいに見えると思います。
ジーンズの種類によっていろいろと細部のサイズバランス等も工夫が凝らされていることを改めて知りました。
それにしてもヒップ部の差がこれ程あるとは驚きました。計った数字を見比べた時、あまりにも違うので計り間違えたのかと思いました。
少し分かりづらいですが、505の上に517を重ねた写真です。ウエストは少し大きくヒップにかけては小さくなっています。
シルエットとは全く関係ないのですが、比較に使用した505タイプ物はもの凄く良い色をしています。517も色味の感じは多少異なりますが、とても味わい深い色味をしています。
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