前回のエントリーでは、デッドストックの66前期と80年代 517のディテール比較を紹介しました。今回は各部のサイズ比較を行った結果を紹介します。
なぜこの様な比較をするかについて、ご参考までに補足説明致します。リーバイスの501や505、そして今回比較を行っている517は、長年同じロット番号で市場に提供されています。同じロット番号の製品でも、年代によって各部のサイズ・シルエットが微妙に変更されてきています。
今回入手した517は両方共デッドストックで、尚かつ同ウエスト表記サイズです。そのため、この2品のサイズを比較することで、年代間でサイズがどの程度異なるかの参考になります。
下の左側の写真はフラッシュを使用して撮影し、右側はフラッシュ不使用での写真です。全体的に見たシルエット・ラインは基本的に似た感じの印象があります。
上は各部のサイズを実際に測定した結果をまとめた表です。尚、計り方等で若干の誤差が生じます。また、ジーンズは個体差もあります。予めご了承下さい。
ウエストは80年代前半の方が若干大きいです。私の認識として、古い年代のリーバイスのジーンズはウエスト表記サイズと実寸がかなり近く、新しい年代になると表記サイズに比べて実寸が大きくなる傾向があります。
現行の場合は、表記サイズに対して実寸は2インチ程度、場合によってはそれ以上大きい場合もあります。
関連記事:ジーンズのタグ表記サイズと実寸には差がある!!
上の表の前股上と後ろ股上の数値から、股上は80年代の方が深めです。501や505も股上の深さは年代によって、深くなったり浅くなったりしています。
ヒップは若干、80年代の方が大きいもののほぼ同じと考えて良い位だと思います。渡り幅と膝付近の幅に関しては、測定値は同じでした。
裾幅は66前期の方が約1cm大きいですが、レングスが長いので裾幅もほぼ同じ程度と言えます。
まとめると、ヒップから膝にかけての細さ・サイズはほとんど一緒、膝から裾にかけての広がりも数字上ほぼ同レベルとなっています。
これらのことから、517 66前期と比べ80年代前半は若干股上が深くなったもののシルエット自体はほぼ変わらないと言えるかと思います。
なぜこの様な比較をするかについて、ご参考までに補足説明致します。リーバイスの501や505、そして今回比較を行っている517は、長年同じロット番号で市場に提供されています。同じロット番号の製品でも、年代によって各部のサイズ・シルエットが微妙に変更されてきています。
今回入手した517は両方共デッドストックで、尚かつ同ウエスト表記サイズです。そのため、この2品のサイズを比較することで、年代間でサイズがどの程度異なるかの参考になります。
下の左側の写真はフラッシュを使用して撮影し、右側はフラッシュ不使用での写真です。全体的に見たシルエット・ラインは基本的に似た感じの印象があります。
上は各部のサイズを実際に測定した結果をまとめた表です。尚、計り方等で若干の誤差が生じます。また、ジーンズは個体差もあります。予めご了承下さい。
ウエストは80年代前半の方が若干大きいです。私の認識として、古い年代のリーバイスのジーンズはウエスト表記サイズと実寸がかなり近く、新しい年代になると表記サイズに比べて実寸が大きくなる傾向があります。
現行の場合は、表記サイズに対して実寸は2インチ程度、場合によってはそれ以上大きい場合もあります。
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上の表の前股上と後ろ股上の数値から、股上は80年代の方が深めです。501や505も股上の深さは年代によって、深くなったり浅くなったりしています。
ヒップは若干、80年代の方が大きいもののほぼ同じと考えて良い位だと思います。渡り幅と膝付近の幅に関しては、測定値は同じでした。
裾幅は66前期の方が約1cm大きいですが、レングスが長いので裾幅もほぼ同じ程度と言えます。
まとめると、ヒップから膝にかけての細さ・サイズはほとんど一緒、膝から裾にかけての広がりも数字上ほぼ同レベルとなっています。
これらのことから、517 66前期と比べ80年代前半は若干股上が深くなったもののシルエット自体はほぼ変わらないと言えるかと思います。
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