デッドストックのリーバイス 517を紹介します。
フラッシャー、ギャランティーチケット付きです。二つはホチキスで留められています。ヴィンテージでは良くあることです。(笑)
第一印象は、パッチが薄汚れているのが最初に目に入りましたが、生地の色が「これは!?」と思わせる物でした。
フラッシュ不使用での写真です。生地の色味にどうしても目がいってしまいます。この生地を見た後、即座にチェックしたのは、ボタン裏の刻印でした。
刻印2です。やはりそうか!と思いました。 501の刻印2や16等のマイナー刻印は古い年代の生地を使用している事で知られています。
ネット等で見る限り、66前期等の年代の517では16が多い様に思います。それ以外の刻印番号としては、本品の2や8等があるようです。501では66は刻印6が圧倒的に多いですが、517では2や8より16の方が多い位の様な印象を受けています。
刻印を見た後、バックポケット裏のステッチを見てみました。
シングルステッチでした。これで501であれば、66前期確定です。
「66」の名前は501のフラッシャーの下部に記載されているコピーライトの年が1966となっている事から命名されたと言われています。実際のところ、フラッシャーのコピーライトが1966が記載されている製品は、最終501XX、ビッグEも含まれます。
1966年に生産されたモデルは最終501XXと最初期のビッグE(含むダブルネーム)です。66は1966年に製造されたモデルではありません。66前期が製造されたのは1973年以降です。
ここでふと疑問が浮かびました。”517のフラッシャーに1966の記載はあるのだろうか?” 早速、調べてみましたが、残念ながらありませんでした。
上の写真で隠れているギャランティーチケット上段部分は”FOR OVER 125 YEARS"の表示でした。この年表示は大雑把に言うと、70年代の製品=66前期と66後期に使われています。尚、130 YEARSは80年代の製品に使われています。
ギャランティーチケットにはCOPY RIGHT 1966の表示がありました。この1966の記載がないと、66(前期)と呼ぶ事自体の根拠が無くなってしまいます。(実際のところは66前期と表現した方が一般的には分かりやすいと思います。)
パッチは少し薄汚れていますが、それほど硬化していません。パッチの表記はロット番号-生地色番号を意味する517 0217が表示されています。ロット番号517 生地番号02(防縮加工デニム)17(インディゴ)をそれぞれ意味します。
サイズはウエスト28インチ、レングス34インチです。
全体の写真です。バランス的な印象として、かなりホッソリして股下が長い様に見えます。
同年代の501や505では膝下から緩やかなテーパードが入りますが、517では逆に裾に向けて緩やかに広がっているのがシルエットの特徴です。
501/505では66前期から、アウトシーム内側の左ヒップ付近に取り扱い説明タグが付いています。517でも同様です。洗濯時の収縮は約3%の表示です。この収縮目安の割合は505と同じです。
フラッシャー、ギャランティーチケット付きです。二つはホチキスで留められています。ヴィンテージでは良くあることです。(笑)
第一印象は、パッチが薄汚れているのが最初に目に入りましたが、生地の色が「これは!?」と思わせる物でした。
フラッシュ不使用での写真です。生地の色味にどうしても目がいってしまいます。この生地を見た後、即座にチェックしたのは、ボタン裏の刻印でした。
刻印2です。やはりそうか!と思いました。 501の刻印2や16等のマイナー刻印は古い年代の生地を使用している事で知られています。
ネット等で見る限り、66前期等の年代の517では16が多い様に思います。それ以外の刻印番号としては、本品の2や8等があるようです。501では66は刻印6が圧倒的に多いですが、517では2や8より16の方が多い位の様な印象を受けています。
刻印を見た後、バックポケット裏のステッチを見てみました。
シングルステッチでした。これで501であれば、66前期確定です。
「66」の名前は501のフラッシャーの下部に記載されているコピーライトの年が1966となっている事から命名されたと言われています。実際のところ、フラッシャーのコピーライトが1966が記載されている製品は、最終501XX、ビッグEも含まれます。
1966年に生産されたモデルは最終501XXと最初期のビッグE(含むダブルネーム)です。66は1966年に製造されたモデルではありません。66前期が製造されたのは1973年以降です。
ここでふと疑問が浮かびました。”517のフラッシャーに1966の記載はあるのだろうか?” 早速、調べてみましたが、残念ながらありませんでした。
上の写真で隠れているギャランティーチケット上段部分は”FOR OVER 125 YEARS"の表示でした。この年表示は大雑把に言うと、70年代の製品=66前期と66後期に使われています。尚、130 YEARSは80年代の製品に使われています。
ギャランティーチケットにはCOPY RIGHT 1966の表示がありました。この1966の記載がないと、66(前期)と呼ぶ事自体の根拠が無くなってしまいます。(実際のところは66前期と表現した方が一般的には分かりやすいと思います。)
パッチは少し薄汚れていますが、それほど硬化していません。パッチの表記はロット番号-生地色番号を意味する517 0217が表示されています。ロット番号517 生地番号02(防縮加工デニム)17(インディゴ)をそれぞれ意味します。
サイズはウエスト28インチ、レングス34インチです。
全体の写真です。バランス的な印象として、かなりホッソリして股下が長い様に見えます。
同年代の501や505では膝下から緩やかなテーパードが入りますが、517では逆に裾に向けて緩やかに広がっているのがシルエットの特徴です。
501/505では66前期から、アウトシーム内側の左ヒップ付近に取り扱い説明タグが付いています。517でも同様です。洗濯時の収縮は約3%の表示です。この収縮目安の割合は505と同じです。
タグの裏側です。表記内容から1976年7月製であることが分かります。
ジッパーはTALON 42です。
ベルトループ中央部が膨らんだ形状です。デッドストックですが、既にアタリの傾向が見られます。
裾裏はチェーンステッチです。
アウトシームは脇割りです。ステッチは白です。
以上、ディテール等特徴ある部分を中心に一通り紹介しました。ディテール以外で、この517の特筆すべきところは生地です。
見るからに良い色落ちをしそうな生地です。ヴィンテージデニム特有の色味と風合いをしています。
本品はロングホーンインポートWebストアにて販売中です。
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