先日、Webストアの方に入荷したヴィンテージ501ビッグE刻印2をロングホーンインポートのブログの方で紹介し、その後で洗濯を行ってそれについてもブログに投稿しました。ここでは洗濯後の状態を紹介します。
こちらは洗濯後の写真です。写真ではそれ程、差はありませんが、実物を見て、触った感じはかなり変わりました。
洗濯した事で、たたみシワはなくなりました。また、生地はハリのあるしっかりした感じになりました。デニムは水を与えると生き返る感じになります。ヴィンテージでもそうです。生地の状態等によっては見違える様になることもあります。
フラッシュをたかずに撮影した写真です。実際に見る色味より明るめに写る傾向がありますが、生地の色落ちや状態を把握するのにはフラッシュ未使用の写真の方が適していると思います。
フロント部の拡大写真です。生地の感じや色落ちの状態は分かり易いかと思います。
たたみシワもなくなっています。
この501ビッグEはかなり整った色落ちをしています。きれいな縦落ちは66前期の特徴で、少し似た感じの色落ち傾向がありますが、縦の筋の太さや生地の感じは異なります。
ある程度の期間たたんで保管されていたと思われるたたみシワが脚の部分の中央に縦に入っています。
せっかく良い色落ちをしているので、たたみシワの部分で色落ちのクセがつく事を防止することもあって、洗濯する事にしました。
洗濯は手洗いで、自然乾燥させました。
洗濯した事で、たたみシワはなくなりました。また、生地はハリのあるしっかりした感じになりました。デニムは水を与えると生き返る感じになります。ヴィンテージでもそうです。生地の状態等によっては見違える様になることもあります。
フラッシュをたかずに撮影した写真です。実際に見る色味より明るめに写る傾向がありますが、生地の色落ちや状態を把握するのにはフラッシュ未使用の写真の方が適していると思います。
フロント部の拡大写真です。生地の感じや色落ちの状態は分かり易いかと思います。
たたみシワもなくなっています。
この501ビッグEはかなり整った色落ちをしています。きれいな縦落ちは66前期の特徴で、少し似た感じの色落ち傾向がありますが、縦の筋の太さや生地の感じは異なります。
右足部の写真です。裾はチェーンステッチのアタリがきれいにできています。膝から裾にかけての部分の色落ちはそれ程明確な縦落ちには(まだ)なっていません。この部分はビッグE系の生地の色落ちの特徴的な生地の風合い、色落ちの雰囲気をしています。
この写真では見えませんが、アウトシームの耳のアタリもきれいに上から下までできています。
右足部の写真です。アウトシームの耳のアタリ、チェーンステッチのアタリ、膝裏に向けてのハチノスのアタリもきれいにできています。
耳のアタリが左右共、きれいに上から下までできていて、ヒゲ、縦落ち等の色落ちの良いジーンズの条件を全て満たす様なヴィンテージはなかなかありません。
洗濯後の状態は期待通り、良い感じになっているな〜と思いながら、ウエスト、股下の長さ等を測ってみると、なんと洗濯前より縮んでいる事に気づきました!
洗濯前に測定した時は、ウエスト約76cm、レングス約75cmでした。ところが、洗濯後の計測値は、ウエスト約75cm, レングス約73cmちょっと(軽く引っ張って伸ばして74cm位)でした。ウエストとレングス共に少しですが縮んでいます!!
新品の状態の生デニムで最初の数回の洗濯で大きく縮む事は良く知られていますが、今回の501の様に色落ちが進行していて、着用もそれなりにあるものでも、洗濯して縮んでいることに改めて驚きました。
さらに今回の501はヴィンテージです。この501の場合、恐らく着用後にある程度生地が伸びた状態のまま保管されていて、今回洗濯した事で目が少し詰まったため縮んだのではと推測しています。
冒頭に、ヴィンテージは洗うと生地がしっかりすると書きましたが、その事は生地の目がある程度詰まる事によることも一因としてあると思います。よく考えてみると、洗濯後の生地の感じが変わっているのであれば、生地自体が多少縮んでいるのは不思議なことではないのかもしれないと思っています。
今回の様に洗濯前と洗濯後の両方のサイズを計って比べたのは今回が初めての事でした。これから、ヴィンテージジーンズを洗濯する時、洗濯前後のサイズを計ってみる事にします。
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