2012年の8月から穿き始めた90年代初めの米国製501の状態を紹介します。
本年10月から501ロングデイとLee 200の穿きこみを開始しする前まで、2012年製501 STFのリジッドとブラックの2本と共にメインで穿いていたジーンズです。
3本のジーンズをローテーションで穿く予定でしたが、実際のところはこの501を穿く頻度が圧倒的に高かったです。週に4日-5日穿くペースだったと思います。
米国製501穿く頻度が圧倒的に高かった理由は、コーンミルズ製14オンスのデニムの魅力によるところが大きいと思います。
穿くほどに体に馴染んで行くデニム。穿き心地もとても良いです。そして、生地は肉厚で丈夫なので、庭仕事などをする時も、この501を自然と選んで穿いていました。
穿いていた期間は、2012年製の501シュリンクトゥフィットの方が長いのですが、実際に穿いた時間は多分この米国製501の方が多いと思います。
全体的にある程度色落ちが進行しています。色落ちを重視する人の間では、米国製501はノッペリした色落ちをすると酷評が多いです。
私は色落ちにそれほどこだわらないので、個人的には縦落ちはしなくても自然な感じの色落ちをしたこのデニムの感じが好きです。
脇割りですが、アウトシームのアタリが少し出来て来ています。
下はフロントの上部の写真です。少しヒゲができています。もう少し穿き込むとさらに明確なコントラストができると思います。
今回、この米国製501の写真と2012年製の501 STFの写真を見比べてみると、ヒゲの形成の仕方がかなり似ていることに気づきました。
こちらが2012年製501です。
ヒゲは、穿いた時にできるシワが元となります。同じようにシワが形成されていることを意味しています。
今更ながら、色落ちも色々面白いなと思いました。
後ろ全体の写真です。膝裏にハチノスのアタリがそれなりにできています。裾の部分には穴が空いてしまっています。
右の膝裏の拡大写真です。66後期以降のコーンミルズのデニムは、明確な縦落ちはせず、まだら状に色落ちをする傾向があります。
この写真からも、66後期以降のコーンミルズ製デニムの色落ちの傾向のが見られます。
ダメージが大きい左の裾部の拡大写真です。生地が丈夫でもかかとが当たって擦れる部分はこの様に穴が空きます。
この裾部分のダメージのでき方、左足のダメージが大きいところなども、2012年製501と似たような結果になっています。
この米国製501も2012年製501も、ウエストは私にとってはかなりオーバーサイズです。ウエストが落ちてきてしまうため、裾を引きづりがちになるので、このようなダメージができます。
ダメージのでき方は、その人の穿き方、使い方と関係が深いです。ダメージが同じ箇所にできるのは、経験的にもわかっていたのですが、今回、ヒゲなどの生成もかなり似ていることを知り、改めてジーンズは面白いなと思いました。
今、この米国製501を穿いて、本記事を書いています。今回、穿きこみを始めたLee 200がかなり気に入っていますが、やはり穿いてみると米国製501もやっぱり良いなと思います。
サイズが大きすぎるのが自分にとっては難点ですが、サイズが丁度良い米国製501であれば、現在のお気に入りのLee 200に負けない位だと思います。
この501は、これからも時折穿く予定です。Lee 200はタイト気味のジャストなので、太ったら、これがメインのジーンズに復活するかもしれません。(笑)
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