新年特別企画とっておきのヴィンテージ紹介第2弾は、551ZXX/505 ダブルネームのデッドストックです。リーバイスは1966年頃に501からXXの表記を廃止しました。同時期、またはその少し後(1967年頃)に他のデニム製品の品番変更を行いました。この品番変更により551ZXXは505に呼び名が変わりました。ダブルネームは品番変更が行われた1966年頃から1967年頃の後の比較的短い移行期の期間のみ生産されたと認識されています。
これは日本で入手した3つのヴィンテージリーバイスの一つです。
これは左の写真の様にビニール袋に入れて保存されていた様です。
袋の外から見ただけですが、生地の状態は驚く程きれいです。この様な保存の仕方は日本ならではだと思います。
もちろん米国の一部のコレクターもきちんと保存している人もいるとは思いますが、私はコンディションと保存の仕方に驚きました。
現時点では袋は開封していません。開封して色々細かく見たい衝動にも駆られますが、とりあえずはこのままにしておこうと思っています。
パッチは残念ながら既に割れています。コンディションの良いデッドストックですらパッチがこのようになってしまうこともあるので、この製品からそれ以前の年代の紙パッチで残っている物が非常に少ないのも納得できます。
LOT番号は大きな文字の505-0217と表記された上に小さな時で551ZXXと書かれています。
サイズは穿いてみないとわかりませんが、ほぼマイサイズなのではと期待しています。ただ、この時代とそれ以前のプロセス686とリーバイスが呼ぶ防縮加工のデニムは洗濯すると結構縮むとの話があるので、そうなるとちょっと(かなり?)きついかもしれません。今の体型よりも太ってしまったらだめだと思います。このダブルネームの少し後の505Big-EのSタイプのウエスト28がちょうど良かったので期待しています。
フラッシャーです。非常に良いコンディションです。"PRE-SHRUNK"は予め縮めてあると言う意味です。
防縮加工を施した競合他社のほとんどはSANFORIZEDと言う防縮加工技術の名称を使っていますが、リーバイスはデニム製品に対してはプリシュランクと言う表現を使います。
これは、シュリンクに対するリーバイスのこだわり、誇りの現れだと私は解釈しています。
Over 14oz、14オンス超のデニムを使っている事を高らかと謳っています。551ZXX/505のダブルネームの復刻がありますが、このフラッシャーのデザインとなぜか異なります。
コピーライトの年は1966年になっています。
ギャランディーチケットの状態も非常に良いです。FOR OVER 100 YEARSの表示です。
中央赤字でPRE-SHRUNKと書かれた文字の下に"RIVETED OVERALLS"(リベッティド・オーバーオールズ)と書かれています。
リーバイスはジーンズを開発当初からウエステッドオーバーオールと呼んでいました。リーバイスがジーンズの呼称をフラッシャーに使いだしたのは1960年と言われています。ギャランティーチケットは67年頃でもウエステッドオーバーオールの呼称が使われていた事に気がつきました。
比較としてご参考までに66期の赤耳付き505のデッドストックのフラッシャーとギャランティーチケットの写真を追加します。
フラッシャーの見た目のデザイン、色の構成は大幅に変更となりました。
大きな変更点として、リーバイスのEからeに変わっているところがやはり目につきます。
14オンス越えの記載はなくなってしまいました。これは想像ですが、競合製品との差別化、比較の点ではあまり訴求効果がないためなのではと思います。代わりに、アーキュエットステッチに指差しマークを入れて強調しています。その上のリーバイスの名称はBig-Eのままです。
ギャランティーチケットは、"For Over 110 Years”になっています。
全体的なデザインはそれ程変わっていません。
変わったところで目立つ部分は、中央付近の記載が"Riveted Overalls"から"Original Riveted Blue Jeans”に変更になったところです。
このデッドストックはいつか何かの記念の時に下ろそうと思っています。
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これは日本で入手した3つのヴィンテージリーバイスの一つです。
これは左の写真の様にビニール袋に入れて保存されていた様です。
袋の外から見ただけですが、生地の状態は驚く程きれいです。この様な保存の仕方は日本ならではだと思います。
もちろん米国の一部のコレクターもきちんと保存している人もいるとは思いますが、私はコンディションと保存の仕方に驚きました。
現時点では袋は開封していません。開封して色々細かく見たい衝動にも駆られますが、とりあえずはこのままにしておこうと思っています。
パッチは残念ながら既に割れています。コンディションの良いデッドストックですらパッチがこのようになってしまうこともあるので、この製品からそれ以前の年代の紙パッチで残っている物が非常に少ないのも納得できます。
LOT番号は大きな文字の505-0217と表記された上に小さな時で551ZXXと書かれています。
サイズは穿いてみないとわかりませんが、ほぼマイサイズなのではと期待しています。ただ、この時代とそれ以前のプロセス686とリーバイスが呼ぶ防縮加工のデニムは洗濯すると結構縮むとの話があるので、そうなるとちょっと(かなり?)きついかもしれません。今の体型よりも太ってしまったらだめだと思います。このダブルネームの少し後の505Big-EのSタイプのウエスト28がちょうど良かったので期待しています。
フラッシャーです。非常に良いコンディションです。"PRE-SHRUNK"は予め縮めてあると言う意味です。
防縮加工を施した競合他社のほとんどはSANFORIZEDと言う防縮加工技術の名称を使っていますが、リーバイスはデニム製品に対してはプリシュランクと言う表現を使います。
これは、シュリンクに対するリーバイスのこだわり、誇りの現れだと私は解釈しています。
Over 14oz、14オンス超のデニムを使っている事を高らかと謳っています。551ZXX/505のダブルネームの復刻がありますが、このフラッシャーのデザインとなぜか異なります。
コピーライトの年は1966年になっています。
ギャランディーチケットの状態も非常に良いです。FOR OVER 100 YEARSの表示です。
中央赤字でPRE-SHRUNKと書かれた文字の下に"RIVETED OVERALLS"(リベッティド・オーバーオールズ)と書かれています。
リーバイスはジーンズを開発当初からウエステッドオーバーオールと呼んでいました。リーバイスがジーンズの呼称をフラッシャーに使いだしたのは1960年と言われています。ギャランティーチケットは67年頃でもウエステッドオーバーオールの呼称が使われていた事に気がつきました。
比較としてご参考までに66期の赤耳付き505のデッドストックのフラッシャーとギャランティーチケットの写真を追加します。
フラッシャーの見た目のデザイン、色の構成は大幅に変更となりました。
大きな変更点として、リーバイスのEからeに変わっているところがやはり目につきます。
14オンス越えの記載はなくなってしまいました。これは想像ですが、競合製品との差別化、比較の点ではあまり訴求効果がないためなのではと思います。代わりに、アーキュエットステッチに指差しマークを入れて強調しています。その上のリーバイスの名称はBig-Eのままです。
ギャランティーチケットは、"For Over 110 Years”になっています。
全体的なデザインはそれ程変わっていません。
変わったところで目立つ部分は、中央付近の記載が"Riveted Overalls"から"Original Riveted Blue Jeans”に変更になったところです。
このデッドストックはいつか何かの記念の時に下ろそうと思っています。
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