下の写真はBadlandsと言う米国の映画の中の一シーンです。主演の俳優はマーティンシーン(Martin Sheen)です。
私の理想とする基本スタイルです。白の無地のTシャツにジーンズ、その上に507XXです。本当に格好良く着こなしていると思います。
この映画は1973年に上映されました。舞台の設定は50年代です。当然だろう!、と思う方はヴィンテージがお好きな方だと思います。後ろの車のデザインでも分かります。
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50年代の設定なのでデニムジャケットは当然セカンドの507XX。ジーンズは501XXで50年代前半であれば革パッチ、後半であれば紙ギャラパッチになります。
この映画のMartin Sheenは、ジーンズが良く似合うな〜とため息がでます。
映画の設定年代を考慮せず、もしも彼がサードの557XXを着たとしても格好良いと思いますが、やっぱり507XXが似合っていてカッコいいと思います。
マーティンシーンの穿いているジーンズも色は濃いながら格好良く色落ちしつつあるのが分かります。ただ、ギャラ入り501XXにしては細い様な気が。。。色味はXXっぽいかなと言う気もします。
股上が浅くタイトなシルエットなので、生地の感じと雰囲気を合わせると私の予想はBig-E最初期、または501XX最終期頃ではないかと思っています。ジーンズはこの様な色味でタイトなシルエットが、個人的には好きです。
この映画のMartin Sheenは、ジーンズが良く似合うな〜とため息がでます。
映画の設定年代を考慮せず、もしも彼がサードの557XXを着たとしても格好良いと思いますが、やっぱり507XXが似合っていてカッコいいと思います。
マーティンシーンの穿いているジーンズも色は濃いながら格好良く色落ちしつつあるのが分かります。ただ、ギャラ入り501XXにしては細い様な気が。。。色味はXXっぽいかなと言う気もします。
股上が浅くタイトなシルエットなので、生地の感じと雰囲気を合わせると私の予想はBig-E最初期、または501XX最終期頃ではないかと思っています。ジーンズはこの様な色味でタイトなシルエットが、個人的には好きです。
この映画のプロットとマーティンシーンが扮するする50年代の若者の文化について調べた内容を以下にまとめます。以下の記述は英語版のWikipediaのbadlands(film)を元にしています。
Wikipediaの記事を読んで、正直、知らなかった事も多くありました。この映画は凄く昔に見た覚えがあるのですが、内容はほとんど覚えていません。もう一回見てみようと思っています。
プロット(あらすじ)
ホーリー(Holly)と言うサウスダコタの町に住む10代の女の子のナレーションで話は進行します。ある日彼女はキット(Kit, マーティンシーン)と言う名のグリーサー(Greaser)の少年と出会います。
彼は彼女をかわいがり、彼女を殺人の逃避行に連れていきます。ホーリーのナレーションは、彼女のキットとの夢の様なロマンチックな恋の冒険として語られています。
実際には、その裏にキットの反社会的な行動によるぞっとする様な事実が潜んでいます。
二人は最終的に捕まります。キットは彼の犯した罪で処刑されます。一方、ホーリーは執行猶予となります。この映画は、1958年に起きた事件が元になっています。
彼は彼女をかわいがり、彼女を殺人の逃避行に連れていきます。ホーリーのナレーションは、彼女のキットとの夢の様なロマンチックな恋の冒険として語られています。
実際には、その裏にキットの反社会的な行動によるぞっとする様な事実が潜んでいます。
二人は最終的に捕まります。キットは彼の犯した罪で処刑されます。一方、ホーリーは執行猶予となります。この映画は、1958年に起きた事件が元になっています。
グリーサー(Greaser)とは
グリーサーは、1950年代に米国北東部と南部のストリートギャングの白人の若者に端を発したサブカルチャーです。そのスタイルと文化は、反社会を示すその他の人種や地域にまで広まりました。
1950年代から1960年代の初めにかけて、これらの若者は”hoods"として知られていました。グリーサーの名前は、ワックス、ジェル、クリーム、トニック、またはポマード等を付けてくしで後ろに撫でつけること、グリースを付けて髪を後ろに流したスタイルから来ています。
グリーサーのファッション
グリーサーの服装のアイテムは通常、白か黒のTシャツ(しばしば袖をロールアップしている)、アウターウェアとして着る白のAシャツ(注:タンクトップの事)、リンガーTシャツ(襟の部分が色付きのTシャツ)、イタリアンニットシャツ、Daddy-O-styleシャツ、ブラック、ブルー、またはカーキのワークジャケット、ブラックまたはブラウンのトレンチコート、リーバイスのデニムジャケット、レザージャケット、紺または黒のリーバイス501ジーンズ(裾を1インチから4インチの間でロールアップ)、バギーコットンツイルのワークパンツ。
典型的なグリーサーの靴:モーターサイクルブーツ、アーミーブーツ、ウィンクルピッカーズ、ブロセル クリーパーズ、カウボーイブーツとコンバースのチャックテイラー。
共通のアクセサリー:バンダナ、スティングレー・ブリム ハット、フラットキャップ、とチェーンウォレット。
下は、マーティン・シーンとBadlandsの脚本ライターで監督のテレンス・マリックの写真です。
下は、マーティン・シーンとBadlandsの脚本ライターで監督のテレンス・マリックの写真です。

マーティン・シーンの着こなしがやたらにカッコいいと思ってしまいます。しかし、扮する役では殺人を繰り返す狂気の若者の格好と言うのがちょっと複雑な心境です。
実際のマーティン・シーンは超平和主義者で、積極的な政治・社会活動を行う俳優としても有名です。
かつて「大統領を目指さないのか?」とメディアに質問されて、「ホワイトハウスには平和主義者では困るだろう」と答えたと言われています。
彼の経歴やエピソードを読むと本当にびっくりします。かなり強い信念、自分を持った自分としてもとても魅力的な人に思います。機会があれば、ブログかフォーラムの方に投稿したいと思っています。
ちなみにチャーリー・シーンは、マーティンの末っ子です。私は全然、知りませんでした!言われてみれば、面影ありますよね。
映画の内容だけでなく、着ている服、その映画の舞台当時の文化、役を演じる俳優についても調べて分かったりすることも、私にとってはヴィンテージの楽しみの一つです。
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