リーバイスジャパンが2017年春夏コレクションの新作アイテムを11月15日に発表したとファッション系の各メディアが報道しています。
注目は、501 スキニーとオレンジタブの復活です。
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501 スキニーは、CTに比べて太もも周りが細いのがCTとの差別化のポイントであり特徴でもあると思われます。米国では一足早く、12月初めから501 Skinnyの発売が開始になりました。
[501 Skinny 米国で発売開始 ##link##]
米国内で発売開始となった501 スキニーは、メンズはストレッチデニム、レディースは綿100%デニムが中心です。
日本では年明けに発表されるのではないかと推測しています。日本市場では、新モデルに注目が集まる傾向があるため、リーバイスジャパンも積極的に売り出すのではないかと考えています。
501CTは、日本ではある程度認知が進み、定着しつつあります。501スキニーが、501CTとの位置付けや差別化がうまくできるのか、市場の反応はどうなのか注目しています。
501 Skinnyは実質的にはスキニーに属していると思われる505Cと似たモデルではないかと考えています。505Cのボタンフライバージョンに近いような気がしています。使用生地がストレッチデニム中心であることも共通です。
2016年夏に発表した505Cは、発表時は少し宣伝に力を入れたようですが、今はあまり目立たない様な印象があります。
プレミアムのセルビッジデニム使用モデルの505Cは、公式オンラインストアで、現在通常価格から50%OFFにて販売されています。スキニー系のシルエットがお好きな方には、セルビッジデニムであることを考慮すると買い得感がある魅力的な品と思います。
505™C スリムストレートフィット/Selvedge (セルビッジ)/STOCK/13.8oz
¥19,440(税込) ¥9,720(税込) 50%OFF

505™C スリムストレートフィット/Selvedge (セルビッジ)/INDIGO MOUNTAIN/14oz
¥19,440(税込) ¥9,720(税込) 50%OFF
1960年代後半、リーバイス製品ラインナップにライン8と呼ばれる廉価版のラインが追加されました。ライン8の製品を代表するものがオレンジタブを備えた製品群でした。
オレンジタブの製品は若者をターゲットにしたラインです。伝統的なラインであるレッドタブとは異なり、ベルボトムや化繊の素材を使った製品や既存の枠に縛られない様々なコンセプトのデザインの製品が開発され、市場に投入されました。
下の画像は、1970年代のオレンジタブのベルボトム(フレア)ジーンズです。バックポケットにリーバイス伝統のアーキュエットステッチが入っていません。
70年代のオレンジタブのラインには、スキーウェアやゴルフバッグもあります。
また、定番モデルの505や517にも、レッドタブに加えて廉価版のオレンジタブのモデルが加えられました。
オレンジタブのラインは1999年まで製造されました。オレンジタブは姿を消しましたが、ライン8(LINE 8)コレクションは若年層をターゲットにしたリーバイスの製品ブランドとして現在も存続しています。
2013年夏にリーバイス・ビンテージ・クロージング(LVC)で、オレンジタブのモデルが復刻され、発売されました。LVCのオレンジタブは発表当時、70年代に的を絞り、かなり力を入れたマーケティングキャンペーンを行いました。しかし、その後、一部のモデルを除いて継続して生産はされませんでした。
関連記事:
[LVCオレンジタブ・コレクションから推測するリーバイス本社のLVC戦略と方向性 ##link##]
[急変するリーバイス本社のLVCへの取り組み ##link##]
11月半ばに行われたリーバイスジャパンの2017年春夏コレクションの発表では、2017年春にオレンジタブは復刻ではなく、レギュラーラインとして製品ラインナップに加わる予定とのことです。
オレンジタブは、元来、若年層向けの廉価版の位置付けのラインだったので、復刻よりもレギュラーラインとして再開されることは妥当なコンセプトだと思います。
米国で継続されているライン8に再びオレンジタブが取り付けられ、並行して日本では、(日本で企画中心の)オレンジタブの製品群が投入されるのかもしれません。オレンジタブは自由度が高いと思われるので、リーバイスジャパンの企画の腕の見せどころなのではと思っています。
実際にオレンジタブとして、どの様な製品が投入されるのか?市場の反応はどうなるかなど興味深いところです。
リーバイス2017年春夏コレクション新作アイテム
注目は、501 スキニーとオレンジタブの復活です。
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501 スキニー
501 スキニーは、CTに比べて太もも周りが細いのがCTとの差別化のポイントであり特徴でもあると思われます。米国では一足早く、12月初めから501 Skinnyの発売が開始になりました。
[501 Skinny 米国で発売開始 ##link##]
米国内で発売開始となった501 スキニーは、メンズはストレッチデニム、レディースは綿100%デニムが中心です。
日本では年明けに発表されるのではないかと推測しています。日本市場では、新モデルに注目が集まる傾向があるため、リーバイスジャパンも積極的に売り出すのではないかと考えています。
501CTは、日本ではある程度認知が進み、定着しつつあります。501スキニーが、501CTとの位置付けや差別化がうまくできるのか、市場の反応はどうなのか注目しています。
501 Skinnyは505Cと似ている?
501 Skinnyは実質的にはスキニーに属していると思われる505Cと似たモデルではないかと考えています。505Cのボタンフライバージョンに近いような気がしています。使用生地がストレッチデニム中心であることも共通です。
2016年夏に発表した505Cは、発表時は少し宣伝に力を入れたようですが、今はあまり目立たない様な印象があります。
プレミアムのセルビッジデニム使用モデルの505Cは、公式オンラインストアで、現在通常価格から50%OFFにて販売されています。スキニー系のシルエットがお好きな方には、セルビッジデニムであることを考慮すると買い得感がある魅力的な品と思います。
505™C スリムストレートフィット/Selvedge (セルビッジ)/STOCK/13.8oz

505™C スリムストレートフィット/Selvedge (セルビッジ)/INDIGO MOUNTAIN/14oz
オレンジタブとは
1960年代後半、リーバイス製品ラインナップにライン8と呼ばれる廉価版のラインが追加されました。ライン8の製品を代表するものがオレンジタブを備えた製品群でした。
オレンジタブの製品は若者をターゲットにしたラインです。伝統的なラインであるレッドタブとは異なり、ベルボトムや化繊の素材を使った製品や既存の枠に縛られない様々なコンセプトのデザインの製品が開発され、市場に投入されました。
下の画像は、1970年代のオレンジタブのベルボトム(フレア)ジーンズです。バックポケットにリーバイス伝統のアーキュエットステッチが入っていません。
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1970s Levi's Orange Tab Bell-Bottom Jeans Photo: LS&Co. Archive |
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1970s Levi's Orange Tab products Photo: LS&Co. Archive |
また、定番モデルの505や517にも、レッドタブに加えて廉価版のオレンジタブのモデルが加えられました。
オレンジタブのラインは1999年まで製造されました。オレンジタブは姿を消しましたが、ライン8(LINE 8)コレクションは若年層をターゲットにしたリーバイスの製品ブランドとして現在も存続しています。
オレンジタブ復活
2013年夏にリーバイス・ビンテージ・クロージング(LVC)で、オレンジタブのモデルが復刻され、発売されました。LVCのオレンジタブは発表当時、70年代に的を絞り、かなり力を入れたマーケティングキャンペーンを行いました。しかし、その後、一部のモデルを除いて継続して生産はされませんでした。
関連記事:
[LVCオレンジタブ・コレクションから推測するリーバイス本社のLVC戦略と方向性 ##link##]
[急変するリーバイス本社のLVCへの取り組み ##link##]
11月半ばに行われたリーバイスジャパンの2017年春夏コレクションの発表では、2017年春にオレンジタブは復刻ではなく、レギュラーラインとして製品ラインナップに加わる予定とのことです。
オレンジタブは、元来、若年層向けの廉価版の位置付けのラインだったので、復刻よりもレギュラーラインとして再開されることは妥当なコンセプトだと思います。
米国で継続されているライン8に再びオレンジタブが取り付けられ、並行して日本では、(日本で企画中心の)オレンジタブの製品群が投入されるのかもしれません。オレンジタブは自由度が高いと思われるので、リーバイスジャパンの企画の腕の見せどころなのではと思っています。
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- 個人的には、化繊混紡のストレッチデニムを使用した501、501CT、501 スキニー、505Cにはオレンジタブを付け、クラシックな赤タブラインと差別化すると面白いと思うのですが、多分、そうはならないだろうなと思っています。
実際にオレンジタブとして、どの様な製品が投入されるのか?市場の反応はどうなるかなど興味深いところです。
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