STUPIDDOPEと言うメディアが本日、9月8日に"How to Dress Well 101: 10 Style Lessons from Vintage Levi's Ad"と言う記事を投稿しました。
”上手な着こなしファッション講座:ヴィンテージのリーバイス広告から学ぶ10のスタイル”と言った意味合いのタイトルです。
リーバイスが提供した過去の広告・ポスターを使って、おしゃれなファッションスタイルを学ぶコンセプト的な記事になっています。
結構面白い内容なので、訳して紹介します。さらにコメントを()で加えています。
1. カナディアン・タキシードをうまく組み合わせれば、ウィナーです。デニム・オン・デニムは流行の様に見えますが、何十年もの間の定番です。もちろん、流行り廃りはありますが、決して無くなることの無い物です。
”上手な着こなしファッション講座:ヴィンテージのリーバイス広告から学ぶ10のスタイル”と言った意味合いのタイトルです。
リーバイスが提供した過去の広告・ポスターを使って、おしゃれなファッションスタイルを学ぶコンセプト的な記事になっています。
結構面白い内容なので、訳して紹介します。さらにコメントを()で加えています。
1. カナディアン・タキシードをうまく組み合わせれば、ウィナーです。デニム・オン・デニムは流行の様に見えますが、何十年もの間の定番です。もちろん、流行り廃りはありますが、決して無くなることの無い物です。
(カナディアン・タキシードが、デニム・ジャケットとジーンズの組み合わせのこととは知りませんでした。今、北米では流行のスタイルだそうです。あまり実感が涌きませんが、そうである様な気もします。)
2. ロールアップ(Cuff: 裾を折り返してみせること)は決して流行ったことはありません。実際の所、どんなにデニムがフィットしていても、Cuffは見えるところにあります。(いつの時代でも見られる定番的着こなしであることを意味しています。)
(年代としては1950年代前半以前と思われます。ベルトループはセンターセットの革パッチ501XXだと思います。結構フィットして穿いている感じです。)
3. メンズウェアのスタイル・流行は、我々の世代よりずっと前に始まりました。これらの”クラシック”な格好はどこから来たのでしょう?それらは我々よりもさらに前から存在し、各々の重要な変革・進化の度にリーバイスはその一端を担ってきています。
(このポスター・広告は結構有名な様ですが、私にはイマイチな印象があります。彼らの後ろにいる水着のお姉さんに目がいってしまいます。これは70年代だと思います。)
4. 良くフィットしたデニムを穿く女性は常に素敵に見えます。これはTシャツとジーンズが似合う男性を女性が好むのと同じことです。
5. カラーデニムは何かを感じさせる”もの”を持っています。リーバイスはその動向を昔から導いていました。今では全てのファッション分野のいたるところに常に存在します。
(これは1969年のイギリスの広告です。この時点でベルボトムも既に流行の兆しがありましたが、ベルボトム一辺倒になる前の段階だったのだろうと思います。)
6. コミュータシリーズの手法、リーバイスはスタイリッシュで機能的なジーンズを快適なサイクル衣料にしました。
(コミュータシリーズは面白いコンセプトだと思います。ある程度成功してきている感じがします。)
7. バンダナと大きな帽子は、ヒップスター(hipsters: 流行を追いかける人)とファレル・ウィリアムズだけのものではありません。ヒップスターの流行は、ヒップスターと言うカテゴリが生まれる前からありました。リーバイスは、”ヒップスター’’のスタイルをその名前がつけられる前からやっていました。
8. カッコいいデニムはスニーカーゲームのアクセントとなります。これは昔から今に至まで重要なルールです。
(この広告は1979年です。ベルボトムの大ブームが過ぎ、普通のシルエットに戻りました。ジーンズの丈が短めです。)
9. クラッシックな外観は常にワンランク上を演出します。シンプル、クリーンで無駄を省いた格好は常に基本となります。基本を踏まえて流行を取り入れることで上手(女性にとって特別)な人となります。
(この広告は1978年です。リーバイスが幅広い分野の衣類に進出を試みていた様です。ロゴがリーバイス・スポーツウェアになっています。そんなラインがあったとは?)
10. デニムはスタイルを外れることはありません。デニムがスタイルの必需品でなくなる日は決して来ることがありません。ですから、リーバイスがファッションとして活躍する場は常にあります。
(この広告は1950年代の後半のものだと思います。当時リーバイスはジーンズをオーバーオールと呼んでいました。社名の下に"AMERICA'S FINEST OVERALL”と書かれています。
50年代後半頃からジーンズは若者に急速に普及していきます。東海岸ではジーンズは不良が着るものとして、多くの親が子供が学校にジーンズを穿いて行くことに反対していました。
リーバイスは、そのイメージを払拭しようと、ジーンズは学校に着ていくのにふさわしい衣類だと言う広告を積極的に行いました。このポスターはその当時の広告の一つだと思います。)
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