日米共通取り扱いモデル501 ロングデイ、品番00501-1931はコーンミルズの12.5オンスのセルヴィッジ付きデニムを使用しています。
ヴィンテージのリーバイスでは、伝統的にコーンミルズのセルビッジ付きデニムを長年使用してきました。
セルビッジデニムを使用したリーバイスのジーンズの裾を折り返すと、外側の生地の縫い合わせ部にセルヴィッジが露出しているのが外観上の大きな特徴です。これは501の伝統的な特徴の一つです。
リーバイスが使用するデニムは、セルビッジの部分に赤い線が入れられていることから、赤耳と呼ばれ親しまれてきました。
赤耳は一般にも広く伝わるジーンズ用語だと思います。ジーンズにそれ程詳しくない方でもその名前を耳にしたことがある人もいらっしゃるのではないかと思っています。
赤耳のデニムは29インチの峡幅デニムのため生産効率が高くないこと等から、1960年代の終わり頃から、多くのジーンズは生産効率がはるかに高い大型織機による広幅デニム を使用する様になりました。
501は最後まで赤耳のデニムを使い続けていましたが、1983年、コーンミルズが赤耳デニムの生産を中止、それから3年後、在庫の赤耳を使い切り501の赤耳は一旦、市場から姿を消しました。
しかし、90年代に入ってからヴィンテージブームが沸き起こり、セルビッジデニムに対する注目が高まり、プレミアムジーンズ、復刻、レプリカのジーンズ向けに、復活しました。
今回、リーバイスジャパンのオンラインストアに2014年の秋冬ラインの中に、この伝統的な赤耳デニムを使用したモデル、品番00501-1391、色名ロングデイが加わりました。
501は未加工未洗いの生デニムを使用しています。新品の状態から洗濯を行うと生地が大きく縮むのが特徴です。縮みは均一でなく捻れを生じます。
501は捻れることも伝統的な特徴の一つです。501を洗濯すると、左脚の本来脇にある生地の縫い目、アウトシームが裾にかけて正面にねじ込まれてくるのが大きな特徴です。
耳付きの501は、穿き込んで色落ちが進行していくと、アウトシーム部に内側のセルビッジに沿ってとても特徴ある色落ちが形成されます。その色落ちのことを耳のアタリと呼びます。
捻れて左脚の前に耳のアタリが出来てくるのは501ならではの色落ちの特徴です。(復刻や多くのレプリカブランドのジーンズも501の色落ちの特徴を模倣しています。)
下は1960年代後半のヴィンテージ501ビッグEです。
比較のため、ヴィンテージ501の裾部を一緒にして写真を撮りました。上から順に501XX 革パッチ、501XX 紙パッチ、66前期、そして、現行501 ロングデイです。
私はこの耳の幅を見て、とてもショックでした。思わずTwitterで、自分の想いをツイートしてしまいました。
これらもアウトシーム部の幅は501 ロングデイと同じ様に広いです。この501を見て、これらの501の様なセルビッジの幅が自然に思われる人も多いのではないかと思いました。
また、ユーザーの中でどれ位の割合の人が耳のアタリの幅を気にするのか?と言う疑問が頭に浮かびました。
とても長い記事になってしまいました。(汗)すみません。
ジーンズは楽しみ方、考え、好みが非常に多様だと思っています。色々なご意見、お考えがあると思います。
そこで、501のアウトシーム部の幅についてのご意見を承りたく、アンケートを作成しました。
よろしければ、是非、以下のアンケートにご協力下さいます様、お願い申し上げます。
皆様の積極的なご参加をお待ち致しております。
ヴィンテージのリーバイスでは、伝統的にコーンミルズのセルビッジ付きデニムを長年使用してきました。
セルビッジデニムを使用したリーバイスのジーンズの裾を折り返すと、外側の生地の縫い合わせ部にセルヴィッジが露出しているのが外観上の大きな特徴です。これは501の伝統的な特徴の一つです。
リーバイスが使用するデニムは、セルビッジの部分に赤い線が入れられていることから、赤耳と呼ばれ親しまれてきました。
赤耳は一般にも広く伝わるジーンズ用語だと思います。ジーンズにそれ程詳しくない方でもその名前を耳にしたことがある人もいらっしゃるのではないかと思っています。
赤耳のデニムは29インチの峡幅デニムのため生産効率が高くないこと等から、1960年代の終わり頃から、多くのジーンズは生産効率がはるかに高い大型織機による広幅デニム を使用する様になりました。
501は最後まで赤耳のデニムを使い続けていましたが、1983年、コーンミルズが赤耳デニムの生産を中止、それから3年後、在庫の赤耳を使い切り501の赤耳は一旦、市場から姿を消しました。
しかし、90年代に入ってからヴィンテージブームが沸き起こり、セルビッジデニムに対する注目が高まり、プレミアムジーンズ、復刻、レプリカのジーンズ向けに、復活しました。
今回、リーバイスジャパンのオンラインストアに2014年の秋冬ラインの中に、この伝統的な赤耳デニムを使用したモデル、品番00501-1391、色名ロングデイが加わりました。
501は未加工未洗いの生デニムを使用しています。新品の状態から洗濯を行うと生地が大きく縮むのが特徴です。縮みは均一でなく捻れを生じます。
501は捻れることも伝統的な特徴の一つです。501を洗濯すると、左脚の本来脇にある生地の縫い目、アウトシームが裾にかけて正面にねじ込まれてくるのが大きな特徴です。
耳付きの501は、穿き込んで色落ちが進行していくと、アウトシーム部に内側のセルビッジに沿ってとても特徴ある色落ちが形成されます。その色落ちのことを耳のアタリと呼びます。
捻れて左脚の前に耳のアタリが出来てくるのは501ならではの色落ちの特徴です。(復刻や多くのレプリカブランドのジーンズも501の色落ちの特徴を模倣しています。)
下は1960年代後半のヴィンテージ501ビッグEです。
写真向かって右の足部にアウトシームのアタリが形成され裾にかけて正面に来ています。これが伝統的な501の色落ちの特徴の一つです。
今回、501 ロングデイを入手して、裾を折り返した時、セルビッジ部の折り返しの幅があまりにも広いのに驚きました。
幅が2.5cm以上あります。個体差があるヴィンテージでも、この幅は広過ぎると思います。比較のため、ヴィンテージ501の裾部を一緒にして写真を撮りました。上から順に501XX 革パッチ、501XX 紙パッチ、66前期、そして、現行501 ロングデイです。
私はこの耳の幅を見て、とてもショックでした。思わずTwitterで、自分の想いをツイートしてしまいました。
これではせっかくの耳のアタリができたとしても、極太過ぎて違和感があり過ぎます。せっかくのセルビッジなのに台無しです。セルビッジの大きな魅力はアウトシームのアタリだと私は思っているので、この点はもの凄く不満です。正直これでは、色落ちを楽しむ気持ちには全くなれません。
— AGR@ロングホーンインポート (@LonghornImport) September 26, 2014
このツイート等をご覧になった日頃からお付き合いをさせて頂いているお客様が、501 2013モデルのユーズド加工品の写真を送って下さいました。これらもアウトシーム部の幅は501 ロングデイと同じ様に広いです。この501を見て、これらの501の様なセルビッジの幅が自然に思われる人も多いのではないかと思いました。
また、ユーザーの中でどれ位の割合の人が耳のアタリの幅を気にするのか?と言う疑問が頭に浮かびました。
とても長い記事になってしまいました。(汗)すみません。
ジーンズは楽しみ方、考え、好みが非常に多様だと思っています。色々なご意見、お考えがあると思います。
そこで、501のアウトシーム部の幅についてのご意見を承りたく、アンケートを作成しました。
よろしければ、是非、以下のアンケートにご協力下さいます様、お願い申し上げます。
皆様の積極的なご参加をお待ち致しております。
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