70505に続き507XXを入手した私は、サードモデルも欲しくなりました。色々、ネット等で探しても、販売中のサードモデルはあまり見当たりませんでした。アメリカのオークションには、サードモデルはほとんど出品されていません。日本の方が数がある位です。しばらくの期間、粘り強く定期的にオークションを見ていると、状態の比較的良さそうなブランケット付きのサードモデル、559XXが出品されているのを見つけました。実は、その前に557XXとWネームも出品されていたのですが、落札できませんでした。どちらもそれなりに良いコンディションでサイズも自分のサイズに近かったため、とても悔しい思いをしていました。後で振り返っても、Wネームやコンディションの良い557に出会える機会は本当にまれなので、もったいなかったです。
これがその時のオークションの出品写真です。
サイズは36。袖先はほつれ気味なものの、全体的なコンディションはまずまずに思えました。
ポケット部のボタン裏刻印は17、それ以外はDとのことでした。
パッチの拡大写真です。割れているものの、LOT番号とサイズ表記は全く問題なく読み取れる状態です。
「これは絶対に手に入れたい!!」と思い、気合いを入れて、入札しました。そして、なんとか落札することができました!!
出品時に書かれている配送方法は、通常の郵送になっていましたが、その方法だと発送後届くまで1週間から10日もかかってしまうので(70505の時で懲りています)、速達に変えて欲しいと出品者にお願いしました。
出品者は快く承諾してくれました。落札後、3−4日して速達の箱が届きました。箱は、所定のサイズの最も大きいもので、ジャケット一着には大きすぎるタイプでした。「なんでこんな大きな箱に入れるんだろう?」と思いながら箱を開けてみると、中には、緩衝剤等まったくないすかすかの状態で、無造作にコンビニの袋に入れられたジャケットが入っていました。
この梱包の仕方はひどすぎるんじゃないか、と多少憤慨しながら、コンビニの袋の中から559を出した瞬間、タバコの強烈な匂いがしました。ものすごいショックを覚えながら、ジャケットを広げてみると、最初から割れてはいたパッチですが、輸送中、箱の中で上下左右にぶつかっていたようで、さらに割れており、一部は破片となってパッチの裏側に潜り込んでいる状態でした。
タバコの匂いだけでも想像を上回るショックだったのに、いい加減なパッキングでパッチがぼろぼろになってしまって、憤慨するとともに大きな落胆を受けました。暗い気持ちで、それでも、一応、着てみようと思い、一瞬、着てみました。サイズが合うか、着た感じがどうかか等、普段であれば、最初の一つの大きな楽しみが全く感じる事ができませんでした。そして、一瞬着ただけなのに、脱いでも自分の体にタバコの匂いがついてしまい、耐えられないので、シャワーを浴びました。
このままでは、耐えられない、しかも、置いておくだけでもタバコの匂いが漂ってくるので、匂いをなんとかしなければなりません。途方にくれながら、「洗濯するしかないよな」「でも、洗濯して匂いがとれるのだろうか?」「洗濯したら、パッチはさらにダメになりそうだ」「どうやって洗濯すれば良いのだろう?」「これって、しかもブランケット付きだし、普通に洗っていいのだろうか?」、と言った事が次々と頭をよぎりました。
実は、70505や507XXは届いた時点で、匂いも問題なく、すぐに洗う必要性も感じなかったので、そのまま、クローゼットにしまっていました。つまり、この時まで私はヴィンテージのデニムの洗濯の経験はなかったのです。
初めてのヴィンテージの洗濯は、タバコの匂いでいっぱい、パッチはぼろぼろ、しかもブランケット付きのジャケットとなってしまいました。
この話の続きは明日書きます。
これがその時のオークションの出品写真です。
サイズは36。袖先はほつれ気味なものの、全体的なコンディションはまずまずに思えました。
ポケット部のボタン裏刻印は17、それ以外はDとのことでした。
パッチの拡大写真です。割れているものの、LOT番号とサイズ表記は全く問題なく読み取れる状態です。
「これは絶対に手に入れたい!!」と思い、気合いを入れて、入札しました。そして、なんとか落札することができました!!
出品時に書かれている配送方法は、通常の郵送になっていましたが、その方法だと発送後届くまで1週間から10日もかかってしまうので(70505の時で懲りています)、速達に変えて欲しいと出品者にお願いしました。
出品者は快く承諾してくれました。落札後、3−4日して速達の箱が届きました。箱は、所定のサイズの最も大きいもので、ジャケット一着には大きすぎるタイプでした。「なんでこんな大きな箱に入れるんだろう?」と思いながら箱を開けてみると、中には、緩衝剤等まったくないすかすかの状態で、無造作にコンビニの袋に入れられたジャケットが入っていました。
この梱包の仕方はひどすぎるんじゃないか、と多少憤慨しながら、コンビニの袋の中から559を出した瞬間、タバコの強烈な匂いがしました。ものすごいショックを覚えながら、ジャケットを広げてみると、最初から割れてはいたパッチですが、輸送中、箱の中で上下左右にぶつかっていたようで、さらに割れており、一部は破片となってパッチの裏側に潜り込んでいる状態でした。
タバコの匂いだけでも想像を上回るショックだったのに、いい加減なパッキングでパッチがぼろぼろになってしまって、憤慨するとともに大きな落胆を受けました。暗い気持ちで、それでも、一応、着てみようと思い、一瞬、着てみました。サイズが合うか、着た感じがどうかか等、普段であれば、最初の一つの大きな楽しみが全く感じる事ができませんでした。そして、一瞬着ただけなのに、脱いでも自分の体にタバコの匂いがついてしまい、耐えられないので、シャワーを浴びました。
このままでは、耐えられない、しかも、置いておくだけでもタバコの匂いが漂ってくるので、匂いをなんとかしなければなりません。途方にくれながら、「洗濯するしかないよな」「でも、洗濯して匂いがとれるのだろうか?」「洗濯したら、パッチはさらにダメになりそうだ」「どうやって洗濯すれば良いのだろう?」「これって、しかもブランケット付きだし、普通に洗っていいのだろうか?」、と言った事が次々と頭をよぎりました。
実は、70505や507XXは届いた時点で、匂いも問題なく、すぐに洗う必要性も感じなかったので、そのまま、クローゼットにしまっていました。つまり、この時まで私はヴィンテージのデニムの洗濯の経験はなかったのです。
初めてのヴィンテージの洗濯は、タバコの匂いでいっぱい、パッチはぼろぼろ、しかもブランケット付きのジャケットとなってしまいました。
この話の続きは明日書きます。
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