昨日投稿した記事”501の赤耳の特徴とアウトシーム部の幅について”の最後に現行501のセルビッジデニムのアウトシームの幅についてのアンケートの中間報告を致します。
現時点でアンケートに39名の方がご参加下さいました。ご協力頂き、誠にありがとうございました。
以下に今回のアンケートを添付致します。
このアンケートは引き続き投票可能となっております。さらなるアンケートへのご参加も大歓迎しております。
日本時間10月1日昼の時点での結果です。
アンケートの投票数は合計39でした。”幅が広過ぎる。ヴィンテージの様に細くするべきだ。”への投票が33、全体の85%の得票となっています。
以下に、このアンケートを行うことにしたきっかけと個人的な考え、現時点までの結果に対する考察を書きます。
先週、日米共通取り扱いモデル、501 セルビッジ付きデニムのリジッド(00501-1931, 色名ロングデイ)を入手しました。ディテール等を見てみたところ、セルビッジの幅がオリジナルのヴィンテージと比べてかなり広いことに気づきました。
私はヴィンテージの501の耳の部分の色落ちにとても強い魅力を感じます。色落ちしたヴィンテージジーンズの大きな魅力の一つだと思っています。自分にとって耳のアタリはもの凄くこだわる箇所です。
今回の501 ロングデイの様にアウトシームの幅が広くては、アタリも同様に太くなってしまうので、せっかくのセルビッジ付きが台無しだと思いました。
しかし、その後、お客様が送って下さったユーズド加工が施されたセルビッジ付き501 2013 モデルの写真でも同様のアウトシームの幅が太いことを知りました。
自分が考える程、アウトシームの幅を気にする人は多くないのではないか?そして、別に太い方が良いと思う人も逆に結構いるのではないか?と考え直しました。
また、ユーザーニーズの多様化から、オリジナルを求める人はLVC(通称復刻)、レギュラーラインのセルビッジは新しさを提供すると言ったメーカー側の考えが反映されている可能性もあるかと思いました。
ご参考までに、LVCの67505と501 ロングデイの裾を折り返して、並べた写真を貼付します。
上がLVC 67505、下が501 ロングデイです。
一般に広く普及しているジーンズの色落ち加工は、基本的にヴィンテージジーンズの色落ちを模倣しています。
しかし、これだけジーンズが普及してくると、ユーザーの好みも多様化してきます。また、必ずしも忠実にヴィンテージの色落ちを模倣する必要はないとの考えがあっても不思議はないと思っています。
ヴィンテージと現行はそれぞれ異なる魅力、持ち味があると私は考えています。そのため、現行にヴィンテージと同じ物を多くは求めません。
例えば、現行であればアウトシームは脇割りでも良いと思っています。ステッチのディテール等もヴィンテージを模倣しなくても構わないと考えています。
インシームはシングルステッチの方が好きですが、バックポケット裏のステッチは気にしません。
501ロングデイはリベットの色が、通常の銅ではなく紺のメタリックです。個人的には銅色の方が断然好みですが、現状でも許せます。
私はヴィンテージを知るまでは、ヴィンテージについて知識もなく、興味もありませんでした。ヴィンテージの色落ちがどんなものかも知りませんでした。
もしも、自分がヴィンテージを知らなかったら、今回の501 ロングデイのアウトシームの幅を見てもなんとも思わなかったと思います。
ジーンズについては、好みのブランドやモデル、こだわるポイント、穿き方、取り扱い方等も人によってかなり異なります。
”他の人達はこのことについてどう思うのだろう?”との疑問を持ちました。これが、今回アンケートを行うことにいきさつです。
現時点での投票数と結果を見て、アウトシームの幅に対して興味がある人、こだわる人がかなり多くいると思いました。
また、85%以上の人が幅が広過ぎると考えると言う結果は、ヴィンテージの様な耳のアタリを求める人が多いことを示していると思います。
元々、耳のアタリは基本的に501の色落ちを代表する501特有の特徴的なものです。
今回のアンケート結果は、復刻や限定的なプレミアム版を除けば、赤耳が廃止された1980年代の半ば以降30年も経過しているにも関わらず、セルビッジへの関心が強いこと、そして、501のヴィンテージと同じ様な耳のアタリにこだわる、求める人が多いことを示しています。
まとめると、今回のアンケート結果は以下の様なことを示していると考えます。
1. 人々、少なくとも私のブログを読んで下さっている方々の501への興味は 依然として強い。
2. かつての501の特徴であったセルビッジ付きデニムへの関心は高い。
3. 昔から持っている501の特徴、オリジナリティに対するこだわりも強い。
これだけ投票が集中した結果となることは珍しいと思います。通常、投票の結果が集中した場合、改めて新たに追加して投票しようと思う人は少ないのが一般的です。
今回の結果は、ジーンズに関心のあるユーザー層の声、考えが珍しい程、一致した事例だと思っています。
リーバイス社がこのことに気づいてくれることを祈っております。
最後になりましたが、アンケートにご参加下さった皆様に改めて御礼申し上げます。この度のご協力と貴重なご意見の投票、ありがとうございました。
現時点でアンケートに39名の方がご参加下さいました。ご協力頂き、誠にありがとうございました。
以下に今回のアンケートを添付致します。
online poll by Opinion Stage
このアンケートは引き続き投票可能となっております。さらなるアンケートへのご参加も大歓迎しております。
日本時間10月1日昼の時点での結果です。
アンケートの投票数は合計39でした。”幅が広過ぎる。ヴィンテージの様に細くするべきだ。”への投票が33、全体の85%の得票となっています。
以下に、このアンケートを行うことにしたきっかけと個人的な考え、現時点までの結果に対する考察を書きます。
先週、日米共通取り扱いモデル、501 セルビッジ付きデニムのリジッド(00501-1931, 色名ロングデイ)を入手しました。ディテール等を見てみたところ、セルビッジの幅がオリジナルのヴィンテージと比べてかなり広いことに気づきました。
私はヴィンテージの501の耳の部分の色落ちにとても強い魅力を感じます。色落ちしたヴィンテージジーンズの大きな魅力の一つだと思っています。自分にとって耳のアタリはもの凄くこだわる箇所です。
今回の501 ロングデイの様にアウトシームの幅が広くては、アタリも同様に太くなってしまうので、せっかくのセルビッジ付きが台無しだと思いました。
しかし、その後、お客様が送って下さったユーズド加工が施されたセルビッジ付き501 2013 モデルの写真でも同様のアウトシームの幅が太いことを知りました。
自分が考える程、アウトシームの幅を気にする人は多くないのではないか?そして、別に太い方が良いと思う人も逆に結構いるのではないか?と考え直しました。
また、ユーザーニーズの多様化から、オリジナルを求める人はLVC(通称復刻)、レギュラーラインのセルビッジは新しさを提供すると言ったメーカー側の考えが反映されている可能性もあるかと思いました。
ご参考までに、LVCの67505と501 ロングデイの裾を折り返して、並べた写真を貼付します。
上がLVC 67505、下が501 ロングデイです。
一般に広く普及しているジーンズの色落ち加工は、基本的にヴィンテージジーンズの色落ちを模倣しています。
しかし、これだけジーンズが普及してくると、ユーザーの好みも多様化してきます。また、必ずしも忠実にヴィンテージの色落ちを模倣する必要はないとの考えがあっても不思議はないと思っています。
ヴィンテージと現行はそれぞれ異なる魅力、持ち味があると私は考えています。そのため、現行にヴィンテージと同じ物を多くは求めません。
例えば、現行であればアウトシームは脇割りでも良いと思っています。ステッチのディテール等もヴィンテージを模倣しなくても構わないと考えています。
インシームはシングルステッチの方が好きですが、バックポケット裏のステッチは気にしません。
501ロングデイはリベットの色が、通常の銅ではなく紺のメタリックです。個人的には銅色の方が断然好みですが、現状でも許せます。
私はヴィンテージを知るまでは、ヴィンテージについて知識もなく、興味もありませんでした。ヴィンテージの色落ちがどんなものかも知りませんでした。
もしも、自分がヴィンテージを知らなかったら、今回の501 ロングデイのアウトシームの幅を見てもなんとも思わなかったと思います。
ジーンズについては、好みのブランドやモデル、こだわるポイント、穿き方、取り扱い方等も人によってかなり異なります。
”他の人達はこのことについてどう思うのだろう?”との疑問を持ちました。これが、今回アンケートを行うことにいきさつです。
現時点での投票数と結果を見て、アウトシームの幅に対して興味がある人、こだわる人がかなり多くいると思いました。
また、85%以上の人が幅が広過ぎると考えると言う結果は、ヴィンテージの様な耳のアタリを求める人が多いことを示していると思います。
元々、耳のアタリは基本的に501の色落ちを代表する501特有の特徴的なものです。
今回のアンケート結果は、復刻や限定的なプレミアム版を除けば、赤耳が廃止された1980年代の半ば以降30年も経過しているにも関わらず、セルビッジへの関心が強いこと、そして、501のヴィンテージと同じ様な耳のアタリにこだわる、求める人が多いことを示しています。
まとめると、今回のアンケート結果は以下の様なことを示していると考えます。
1. 人々、少なくとも私のブログを読んで下さっている方々の501への興味は 依然として強い。
2. かつての501の特徴であったセルビッジ付きデニムへの関心は高い。
3. 昔から持っている501の特徴、オリジナリティに対するこだわりも強い。
これだけ投票が集中した結果となることは珍しいと思います。通常、投票の結果が集中した場合、改めて新たに追加して投票しようと思う人は少ないのが一般的です。
今回の結果は、ジーンズに関心のあるユーザー層の声、考えが珍しい程、一致した事例だと思っています。
リーバイス社がこのことに気づいてくれることを祈っております。
最後になりましたが、アンケートにご参加下さった皆様に改めて御礼申し上げます。この度のご協力と貴重なご意見の投票、ありがとうございました。
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