現在、66後期2本と80年代中頃のデッドストック501が2本、手元にあります。表記ウエストは全て28インチです。これら4本の各部実寸を計測して、比較を行います。
今回、比較する4本を簡単に紹介します。
左は78年製、表記レングスは34インチです。66後期ですが、前記のような縦落ちをしています。右は、80年製。66後期の最終期と思われます。
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左は86年製、表記レングスは34インチ、右は85年製、レングスは36インチです。2本とも未使用のデッドストック、未防縮加工の生デニムを使用したシュリンクトゥフィットです。
この2本のディテール比較記事:
[##check## 年代の近い80年代中頃の501ディテール比較]
以下は、各部の実寸測定値を表にまとめたものです。

80年代中頃の501は、未洗いデッドストックのため、選択すると大幅に縮みます。測定は縮み前の実寸値です。
縮みの目安としては、ウエストが1インチ強。レングスは長めなので4インチ程度か、さらに縮むと見込んでいます。
80年代中頃の501は、実寸は両方とも73cmです。縮むと70cm程度になると予想しています。縮み後、ウエストは今回測定した66後期とほぼ同レベルになると思います。
ヒップは85年製501が、未使用の状態で89cmと小さめです。洗濯すると66後期より小さくなると思います。
86年製の方は、ヒップ実寸が91cmです。洗濯で縮むと今回比較した66後期とほぼ同レベルになると推測します。
66後期2本の前股上は、少し差があります。80年代中頃の2本は、現時点での股上は28cm程度です。縮むと66後期2本間程度の股上になると予想しています。
ワタリ幅と裾幅は、80年代半ばのデッドストックが縮み前の状態で66後期とほぼ同レベルです。洗濯すると少し細くなると思います。
まとめると今回の比較では、66後期と80年代中頃の501は、ウエストはほぼ同レベル、ヒップは同じか80年代中の501の方が縮むと少し小さめです。
ワタリ幅と裾幅も、80年代中頃の501の方が66後期より少し細めです。
ここまでの比較だけだと、シルエット、各部などの特徴はあまり明確な差はないように思いますが、現行品と比べると非常に顕著な差があります。
以下は、60年代後半のヴィンテージ501と505の各部サイズを、現行モデルの501と505Cと比較したときの各部実寸サイズです。

上の表は以下の記事からの引用です。
[##check## 60年代後半ヴィンテージと現行 501/505の各部サイズ比較]
501の方は、ウエスト29インチなのでワンサイズ大きいですが、505は28インチです。
ヒップの実寸サイズにご注目ください。細めのシルエットが特徴である505Cでもヒップは94cmです。なお、505Cは(伸びる)ストレッチデニムを使用しています。
80年代中頃以前の501(や505)のヒップは、現行品と比べるとかなり小さいです。
逆に言うと、現行品の501や505は、80年代中頃以前の同モデルと比べて、ヒップがかなり大きく作られていると言えると思います。
関連ブログ記事:
[##check## リーバイス 501 66後期とは?]
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501 66後期
左は78年製、表記レングスは34インチです。66後期ですが、前記のような縦落ちをしています。右は、80年製。66後期の最終期と思われます。
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80年代中頃 デッドストック 501
左は86年製、表記レングスは34インチ、右は85年製、レングスは36インチです。2本とも未使用のデッドストック、未防縮加工の生デニムを使用したシュリンクトゥフィットです。
この2本のディテール比較記事:
[##check## 年代の近い80年代中頃の501ディテール比較]
各部実寸サイズ比較
以下は、各部の実寸測定値を表にまとめたものです。

80年代中頃の501は、未洗いデッドストックのため、選択すると大幅に縮みます。測定は縮み前の実寸値です。
縮みの目安としては、ウエストが1インチ強。レングスは長めなので4インチ程度か、さらに縮むと見込んでいます。
80年代中頃の501は、実寸は両方とも73cmです。縮むと70cm程度になると予想しています。縮み後、ウエストは今回測定した66後期とほぼ同レベルになると思います。
ヒップは85年製501が、未使用の状態で89cmと小さめです。洗濯すると66後期より小さくなると思います。
86年製の方は、ヒップ実寸が91cmです。洗濯で縮むと今回比較した66後期とほぼ同レベルになると推測します。
66後期2本の前股上は、少し差があります。80年代中頃の2本は、現時点での股上は28cm程度です。縮むと66後期2本間程度の股上になると予想しています。
ワタリ幅と裾幅は、80年代半ばのデッドストックが縮み前の状態で66後期とほぼ同レベルです。洗濯すると少し細くなると思います。
まとめると今回の比較では、66後期と80年代中頃の501は、ウエストはほぼ同レベル、ヒップは同じか80年代中の501の方が縮むと少し小さめです。
ワタリ幅と裾幅も、80年代中頃の501の方が66後期より少し細めです。
ここまでの比較だけだと、シルエット、各部などの特徴はあまり明確な差はないように思いますが、現行品と比べると非常に顕著な差があります。
以下は、60年代後半のヴィンテージ501と505の各部サイズを、現行モデルの501と505Cと比較したときの各部実寸サイズです。

上の表は以下の記事からの引用です。
[##check## 60年代後半ヴィンテージと現行 501/505の各部サイズ比較]
501の方は、ウエスト29インチなのでワンサイズ大きいですが、505は28インチです。
ヒップの実寸サイズにご注目ください。細めのシルエットが特徴である505Cでもヒップは94cmです。なお、505Cは(伸びる)ストレッチデニムを使用しています。
80年代中頃以前の501(や505)のヒップは、現行品と比べるとかなり小さいです。
逆に言うと、現行品の501や505は、80年代中頃以前の同モデルと比べて、ヒップがかなり大きく作られていると言えると思います。
関連ブログ記事:
[##check## リーバイス 501 66後期とは?]
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