先週、手持ちの501 Big-Eの紹介の記事を投稿しました。その記事の中でその501のパッチが柔らかいことについて書いたところ、marus58さんとJazz Raill Roadさんからコメントを頂きました。お二人のコメントはとても参考になるものでした。
marus58さん、Jazz Raill Roadさん、コメント本当にありがとうございます!改めて御礼申し上げます。以下にお二人から頂いたコメントから抜粋し、引用している箇所があります。引用される事をお望みにならない場合、大変恐縮ですが、お知らせ下さい。即刻、該当箇所を修正なり削除する等の対応を致します。
お二人からコメントを頂いた事でさらに疑問と興味が深まりました。それらに関連した事について、詳しく書かせていただきます。
まず、元の記事で載せたパッチの写真とその記事の一部を抜粋します。
このパッチに関連して、marus58さんから以下のコメントを頂きました。
「2枚合わせ」と書かれていたので、もう一度、パッチを良く見てみました。横から見ると確かに2枚合わせになっていました!!
また、正面から見てパッチにひびが入っている割れ目の下(奥)に次の層(もう1枚)が少し覗き見られます。
そして、Made in USAの表記が無いものに関連して、Jazz Rail Roadさんから、以下の様なコメントを頂きました。
このJazz Rail Roadさんのお言葉は色々示唆するところもあり、自分なりの解釈や考えさせられるところが多々ありました。コメントの返信と一部重複するところもありますが、整理して書かせていただきます。
557/559のギャラ無しの初期のパッチにはMade in USAの表記はありません。左は、私の手持ちの559XX(557のブランケット付きバージョン)のパッチです。この後のモデルでは、Made in USAの表記が追加されています。
話は少し戻りますが、このパッチも割れていてぼろぼろです。このジャケットが私の最初に手にしたサードモデルです。このパッチを見て、ほとんどのサードモデルでパッチがとれてなくなっている理由が分かった気がしました。
同時期のジーンズは501XXです。501XXのギャラ無しでMade in USA表記無しがあったのでしょうか?どなたかご存知の方教えていただければ幸いです。
Jazz Rail Roadさんがおっしゃるように、60年代はリーバイスを筆頭にジーンズが若者を中心に爆発的に普及し、その勢いは世界中に広がっていった時代です。この急激な需要の増加に対応すべく、リーバイスも生産拠点を急速に拡大します。英語版Wikipediaによると、64年から74年の間に米国内16工場から63工場に増設稼働、海外の生産拠点も25も設けられたとの事です。
パッチの表記を簡略化する意味でも、ギャラ表記を無くした時点では今後の海外生産も行う事をふまえ、Made in USAの表記もしない事にしたのではないでしょうか?(そこまで考えていたか不明ではあります。)
そして、おっしゃる様に競合ブランドや海外製品との差別化のため、米国製を強調し、Made in USAを表記するようにしたのではと思います。
尚、私が持っているMade in USA表記無しパッチの501は60年代後半のものです。気にしてみて見るとこの時期のジーンズでMade in USA表記無しもそれなりの数を古着屋さんのネット販売やオークションでも見かけました。
60年代前半にMade in USA表記を追加したにも関わらず、なぜ、60年代後半に再び、Made in USA無しが再登場したのでしょうか? それとも、60年代前半の表記有無の話はジャケットだけで、主力のジーンズでは全て表記ありで、何かの理由で60年代後半にMade in USA表記の有無があるのかもしれません。Big-Eの70505は海外生産もされていました。501も一部、海外で生産されていたのかもしれません。
何かご存知の方いらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。
marus58さん、Jazz Raill Roadさん、コメント本当にありがとうございます!改めて御礼申し上げます。以下にお二人から頂いたコメントから抜粋し、引用している箇所があります。引用される事をお望みにならない場合、大変恐縮ですが、お知らせ下さい。即刻、該当箇所を修正なり削除する等の対応を致します。
お二人からコメントを頂いた事でさらに疑問と興味が深まりました。それらに関連した事について、詳しく書かせていただきます。
まず、元の記事で載せたパッチの写真とその記事の一部を抜粋します。

”パッチは残っていますが、こちらもかなり色あせています。Lot番号とサイズがかろうじて読み取れるレベルです。
大きい印字の501の表記、ウエストは31、レングスも31です。
この時代の紙パッチは、使われていくうちにポテトチップス状にパリパリになって割れて欠けだす傾向がありますが、このパッチはなぜか結構柔らかいです。
私の持っている他の501 Big-E、507XXや557XX、全てパリパリでかなりやばい状況なのですが、このパッチは柔らかく、とても不思議です。このパッチの状態の方が持ちが良さそうに思います。どうしたら、こんな感じに柔らかくなるんだろう?”
このパッチに関連して、marus58さんから以下のコメントを頂きました。
”こちらのパッチの501Eたまたま私も持っています。ボロボロにならないこのパッチは何故かロットの上にMade in USAの表記が無く見分けがつきます。以降の紙が2枚合わせのものを試しに使っていたのかわかりませんが、はきこんでもパッチが残るのでお得感があります。”
また、正面から見てパッチにひびが入っている割れ目の下(奥)に次の層(もう1枚)が少し覗き見られます。
そして、Made in USAの表記が無いものに関連して、Jazz Rail Roadさんから、以下の様なコメントを頂きました。
"ギャラ表記が無くなった後のパッチは、made in USA 表記「有り」の物と「無し」の物が存在し、「無し」の方が古い仕様だったかと思います。
made in USA とわざわざ表記が入るようになったのは、この時期、全世界的にアメリカのカジュアル・ウェア作りを真似た服が爆発的に増えたからで、その他多くのメーカーもこの頃「made in USA」表記をいれるようになったと記憶しています。”
このJazz Rail Roadさんのお言葉は色々示唆するところもあり、自分なりの解釈や考えさせられるところが多々ありました。コメントの返信と一部重複するところもありますが、整理して書かせていただきます。

557/559のギャラ無しの初期のパッチにはMade in USAの表記はありません。左は、私の手持ちの559XX(557のブランケット付きバージョン)のパッチです。この後のモデルでは、Made in USAの表記が追加されています。
話は少し戻りますが、このパッチも割れていてぼろぼろです。このジャケットが私の最初に手にしたサードモデルです。このパッチを見て、ほとんどのサードモデルでパッチがとれてなくなっている理由が分かった気がしました。
同時期のジーンズは501XXです。501XXのギャラ無しでMade in USA表記無しがあったのでしょうか?どなたかご存知の方教えていただければ幸いです。
Jazz Rail Roadさんがおっしゃるように、60年代はリーバイスを筆頭にジーンズが若者を中心に爆発的に普及し、その勢いは世界中に広がっていった時代です。この急激な需要の増加に対応すべく、リーバイスも生産拠点を急速に拡大します。英語版Wikipediaによると、64年から74年の間に米国内16工場から63工場に増設稼働、海外の生産拠点も25も設けられたとの事です。
パッチの表記を簡略化する意味でも、ギャラ表記を無くした時点では今後の海外生産も行う事をふまえ、Made in USAの表記もしない事にしたのではないでしょうか?(そこまで考えていたか不明ではあります。)
そして、おっしゃる様に競合ブランドや海外製品との差別化のため、米国製を強調し、Made in USAを表記するようにしたのではと思います。
60年代前半にMade in USA表記を追加したにも関わらず、なぜ、60年代後半に再び、Made in USA無しが再登場したのでしょうか? それとも、60年代前半の表記有無の話はジャケットだけで、主力のジーンズでは全て表記ありで、何かの理由で60年代後半にMade in USA表記の有無があるのかもしれません。Big-Eの70505は海外生産もされていました。501も一部、海外で生産されていたのかもしれません。
何かご存知の方いらっしゃいましたら、教えていただければ幸いです。
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