リーバイスのヴィンテージのGジャンは、それぞれのモデルにブランケット付きのバージョンがあります。下の表は各モデルごとのロット番号です。ブランケット付きバージョンのロット番号の付け方が、モデルごとに異なり統一性がないのが面白いところです。
色はまだかなり残っています。少し色落ちが始まっているところがあり、生地の色味と相まって、独特の雰囲気とオーラを感じます。
このブランケットのストライプに魅力を感じてしまいます。ブランケットが破れてしまっている517XXを比較的多く見かけます。これは、昔の洗濯機で洗うとどうしてもブランケットにダメージを与えてしまう可能性が高いためだと思います。
このジャケットは、ブランケットの状態もとても良いです。
ちなみに70505スモールeの横縞ブランケットを持っているのですが、そのブランケットは、洗濯機を使用しても簡単にダメージが受けない様な生地と縫い付け方になっています。
裾付近の裏側の写真です。裾裏の下のステッチはシングルです。507で、ここがシングルなのは、革パッチの特徴とされています。この517XXはパッチがありませんが、革パッチの可能性があります。
裾の部分の生地、ステッチの状態も良好です。ボタン裏の刻印はポツポツのタイプです。裾•ウエスト部のステッチの色は、上がオレンジ、下がイエローです。
ヴィンテージでも比較的古めの方は、ステッチがオレンジとイエローの2色使いが多く、人気もあります。
フロントポケットのステッチは、内側がオレンジ、外側がイエローです。
私が持つ他の507XXはポケット部のステッチの色は全てオレンジです。
2色使いはイメージが異なります。このジャケットの場合、全体的にはすごみ、渋い独特の雰囲気を感じさせますが、この部分のステッチが柔らかさを醸し出して、バランスがとれていると思います。
タブは、均等V。両面です。
ファーストとセカンドの場合、フロントプリーツをとめているステッチが飛んでいたり、切れていたり、ほつれていたりすることが多いです。
このジャケットは全てのプリーツが問題なくしっかりと残っています。
カフス部は少し色落ちが始まっています。袖先の生地の状態、ステッチとも良好です。
袖先の写真です。ブランケット付きでは、ここが解れたりしているものが多くあります。

右側のカフス部の脇が少し解れて穴が空いている箇所があります。これ以外は目立った問題は特にありません。
後ろから見ても、色は濃いものの、独特の雰囲気を醸し出しています。
この後ろからの写真でも、ブランケット付きの独特のすごみとオーラを感じます。
現在メインで穿いている現行501STF(穿き込み約7ヶ月)と一緒に撮ってみました。ヴィンテージデニム、しかも50年代前半の501XXと同じ生地の迫力はかなりあります。
でも、組み合わせてみても、それ程違和感はなく悪くはないように思います。実際のところ、私はこのジーンズに507XXや70505 Big-Eを合わせたりしています。現行501STFも結構良い感じになってきています。
尚、今回紹介した517XXは、オンラインストアで販売する事を予定しております。少し高めの値段になると思いますが、状態、2色のステッチのポケット部の色使い、色と醸し出す雰囲気等等を考慮すると決して高くはないと思います。
サイズは42位です。
(追記)この517XXはWebストアにて販売中です。
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ヴィンテージのジャケットのブランケットは、ストライプが横に入るのが共通の特徴です。70年代中頃以降からブランケットは縦縞に変更となります。私は、ヴィンテージのジャケットに興味を持ち始めた時、横縞のブランケットの柄にとても惹かれるものを感じました。
ブランケットの柄はサードとフォースは基本的に一緒です。私はセカンドのデザインはは昔から好きでしたが、セカンドのブランケットの柄と色使いにもとても魅力を覚えました。
フォースのブランケット付きは比較的コンディションが多いものが残っています。しかし、セカンドやサードではコンディションの良いものはそれ程見かけた事がありません。絶対数が少ない事もあると思うのですが、ブランケット付きの方が丈夫で持ちが良いと思うので、少し不思議に思っています。
ブランケット付きはブランケット無しとは異なる特有の色落ちをします。内側が見えなくても色落ち具合が違うのでブランケット付きと分かります。また、外観は基本的におなじですが、シルエットも異なります。私はブランケット付きが好きです。
前置きが長くなってしまいました。それでは、手持ちの517XXを紹介させていただきます。
このブランケットのストライプに魅力を感じてしまいます。ブランケットが破れてしまっている517XXを比較的多く見かけます。これは、昔の洗濯機で洗うとどうしてもブランケットにダメージを与えてしまう可能性が高いためだと思います。
このジャケットは、ブランケットの状態もとても良いです。
ちなみに70505スモールeの横縞ブランケットを持っているのですが、そのブランケットは、洗濯機を使用しても簡単にダメージが受けない様な生地と縫い付け方になっています。
裾付近の裏側の写真です。裾裏の下のステッチはシングルです。507で、ここがシングルなのは、革パッチの特徴とされています。この517XXはパッチがありませんが、革パッチの可能性があります。
裾の部分の生地、ステッチの状態も良好です。ボタン裏の刻印はポツポツのタイプです。裾•ウエスト部のステッチの色は、上がオレンジ、下がイエローです。
ヴィンテージでも比較的古めの方は、ステッチがオレンジとイエローの2色使いが多く、人気もあります。
フロントポケットのステッチは、内側がオレンジ、外側がイエローです。
私が持つ他の507XXはポケット部のステッチの色は全てオレンジです。
2色使いはイメージが異なります。このジャケットの場合、全体的にはすごみ、渋い独特の雰囲気を感じさせますが、この部分のステッチが柔らかさを醸し出して、バランスがとれていると思います。
タブは、均等V。両面です。
ファーストとセカンドの場合、フロントプリーツをとめているステッチが飛んでいたり、切れていたり、ほつれていたりすることが多いです。
このジャケットは全てのプリーツが問題なくしっかりと残っています。
カフス部は少し色落ちが始まっています。袖先の生地の状態、ステッチとも良好です。
袖先の写真です。ブランケット付きでは、ここが解れたりしているものが多くあります。

右側のカフス部の脇が少し解れて穴が空いている箇所があります。これ以外は目立った問題は特にありません。
後ろから見ても、色は濃いものの、独特の雰囲気を醸し出しています。
この後ろからの写真でも、ブランケット付きの独特のすごみとオーラを感じます。
現在メインで穿いている現行501STF(穿き込み約7ヶ月)と一緒に撮ってみました。ヴィンテージデニム、しかも50年代前半の501XXと同じ生地の迫力はかなりあります。
でも、組み合わせてみても、それ程違和感はなく悪くはないように思います。実際のところ、私はこのジーンズに507XXや70505 Big-Eを合わせたりしています。現行501STFも結構良い感じになってきています。
尚、今回紹介した517XXは、オンラインストアで販売する事を予定しております。少し高めの値段になると思いますが、状態、2色のステッチのポケット部の色使い、色と醸し出す雰囲気等等を考慮すると決して高くはないと思います。
サイズは42位です。
(追記)この517XXはWebストアにて販売中です。
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