80年代前半の米国製501のデッドストックを入手したので、紹介します。
フラッシャー、ギャランティーチケット付き。全体的に凄くきれいです。
フラッシャーもギャランティーチケットも凄く良いコンディションです。
フラッシャーに価格シールが付いています。フラッシャーのコピーライトの年は1982年です。ギャランティーチケットは"FOR OVER 130 YEARS"の表示です。
パッチは、ロット番号の501の上に"CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT"と小さく表示されています。
この表記形式は、66から80年代中頃までの501のパッチ表記の特徴です。
個人的には、自分が501を穿きだした頃の表記なので、このCARE INSTRUCTIONS表記されているパッチはなんとなく思い入れと言うか感慨深いものがあって好きです。
内側にある取り扱い説明タグ(ケアタグ)です。表側に取り扱い(洗濯表示)説明があります。タグの大きさと内容は基本的に66期から同じです。
異なる点は、最後の文言の"SHRINKS ABOUT 10%"(約10%縮みます)が66の場合8%、赤耳を含む80年代の501は10%になります。
取り扱い説明タグの裏側です。一番下の行の最初の数字が月、その次の数字が年を意味します。この製品は83年6月製です。
日本語のWikipediaのリーバイスの説明によると、83年にコーンミルズは29インチ狭幅のデニム、つまり赤耳のデニムの製造を中止。バックポケットの取り付け補強も黒カンからオレンジ糸のバータックに変更になるとあります。
このモデルは83年製なので、まさにその変更直後のものと思われます。
一番下の行の最後の3桁の数字は、ボタン裏の刻印と同じになります。一般に、製造工場とラインを意味すると言われています。
フロントボタンの裏の刻印は525です。上の取り扱い説明タグの表示と一致します。
フロント全体の写真です。
このモデルから、アウトシームの処理は脇割り、インシームはダブルステッチに変更になっています。
赤耳の生産が完全終了になる83年までは、赤耳とこの脇割りのモデルの両方が生産されていました。
生地は14オンスのデニムを使用。毛羽立ちが目立つのがこの生地の特徴です。個人的にはこの生地は好きです。
オールドのレギュラーであれば、自分のサイズに出会える場合もまだあります。しかし、80年代以降2003年までの米国製のデッドストックの数もどんどん減ってきている様なので、デッドストックで気楽に楽しめる機会もだんだん限られてきている様にも思います。
フラッシャー、ギャランティーチケット付き。全体的に凄くきれいです。
フラッシャーもギャランティーチケットも凄く良いコンディションです。
フラッシャーに価格シールが付いています。フラッシャーのコピーライトの年は1982年です。ギャランティーチケットは"FOR OVER 130 YEARS"の表示です。
パッチは、ロット番号の501の上に"CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT"と小さく表示されています。
この表記形式は、66から80年代中頃までの501のパッチ表記の特徴です。
個人的には、自分が501を穿きだした頃の表記なので、このCARE INSTRUCTIONS表記されているパッチはなんとなく思い入れと言うか感慨深いものがあって好きです。
内側にある取り扱い説明タグ(ケアタグ)です。表側に取り扱い(洗濯表示)説明があります。タグの大きさと内容は基本的に66期から同じです。
異なる点は、最後の文言の"SHRINKS ABOUT 10%"(約10%縮みます)が66の場合8%、赤耳を含む80年代の501は10%になります。
取り扱い説明タグの裏側です。一番下の行の最初の数字が月、その次の数字が年を意味します。この製品は83年6月製です。
日本語のWikipediaのリーバイスの説明によると、83年にコーンミルズは29インチ狭幅のデニム、つまり赤耳のデニムの製造を中止。バックポケットの取り付け補強も黒カンからオレンジ糸のバータックに変更になるとあります。
このモデルは83年製なので、まさにその変更直後のものと思われます。
一番下の行の最後の3桁の数字は、ボタン裏の刻印と同じになります。一般に、製造工場とラインを意味すると言われています。
フロントボタンの裏の刻印は525です。上の取り扱い説明タグの表示と一致します。
フロント全体の写真です。
このモデルから、アウトシームの処理は脇割り、インシームはダブルステッチに変更になっています。
赤耳の生産が完全終了になる83年までは、赤耳とこの脇割りのモデルの両方が生産されていました。
生地は14オンスのデニムを使用。毛羽立ちが目立つのがこの生地の特徴です。個人的にはこの生地は好きです。
色も結構濃い色で、多少なりとも縦落ちしそうな雰囲気があります。とは言え、66後期以降の色落ちの評判は一般には芳しくありません。
それ以前のモデルが明確な縦落ちをする生地なので、評判が芳しくないのも致し方ないとも言えます。
米国製501のデッドストックはやはり魅力を感じます。
個人的にはヴィンテージ程気を使わずに、デッドストックから気軽に穿けて、14オンスの生デニムのシュリンクトゥフィットを体験できるのは大きな魅力だと思います。
値段も比較的求めやすい値段なのも大きな魅力です。赤耳、66等、Big-Eそれ以前のデッドストックとなると値段が大幅に高くなっていきます。数も非常に限られているので、自分にあったサイズに出会える可能性も高くありません。
オールドのレギュラーであれば、自分のサイズに出会える場合もまだあります。しかし、80年代以降2003年までの米国製のデッドストックの数もどんどん減ってきている様なので、デッドストックで気楽に楽しめる機会もだんだん限られてきている様にも思います。
後で振り返ると今はまだ良い時期なのかも知れません。
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