USラインの501 Shrink-to-Fitに、セルビッジデニム使用、米国製(Made in USA)のモデル501-1995が加わりました。
今回は、ロングホーンインポートのお客様からのご依頼で取り寄せした501-1995を紹介します。
K様、ブログでの紹介をご快諾頂き、ありがとうございます。
まず、目を引くのが、白いフラッシャーです。通常のピンクがかったオレンジ色ではないことに驚きました。
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さらに驚いたのが、表記です。表記もこれまでとは異なり、なんと"TAPERED LEG BUTTON-FLY"(テーパード・レッグ ボタンフライ)と印刷されています!
下は昨年作成されたユーズドベースの限定501本の501CTです。白いフラッシャーが付いています。
上の501も白いフラッシャーなので、一瞬、もしかして間違って501CTが届いたのか!?と思いました。
しかし、品番のペーパータグには、00501-1995となっているので、注文通りのモデルでした。
フラッシャーにテーパード・レッグと書かれていたので、まさかこれもテーパードなのか!?と思い、取り急ぎ裾幅を計ってみました。
裾幅は約20.5cmでした。通常の501の裾幅の範囲内です。ストレートのジーンズは、実際にはゆるいテーパードが入っているのが通例です。
50年代のヴィンテージの501は、テーパードがかかっていない純粋なストレートシルエットをしています。テーパードがかかっていないと、実際に穿いた時、裾が広がっているように見えます。
本品501-1995の脚の部分全体の写真です。脚のラインから、おそらく2013 モデルと同様のシルエットと思います。
膝付近の幅は、約21.5cmです。テーパードが緩めであることが数値からも分かります。
フロントのベルトループに紐で小冊子が二つ付属しています。一つは米国製であること、もう一つはセルビッジデニムについてです。
ウエストバンド内側の下にも、白い布の米国製タグが取り付けられています。
501-1995は12オンスのセルビッジ付きデニムを使用しています。セルビッジには赤いラインが入る伝統の赤耳です。
裾裏のステッチはチェーンステッチ。裾の折り返しの幅は狭めです。裾の折り返しが狭いのはヴィンテージによく見られます。
コインポケットの入り口裏も耳付きです。
本品のステッチディテールは、ヴィンテージを模倣しています。
クロッチ部は、通常のバータックではなく、ヴィンテージの501XXを模倣した、太めのステッチによるU字状のターンになっています。
トップボタン脇はVステッチ。ウエストバンド裏の上のステッチはシングルです。これらのステッチディテールは、501XXの特徴を模倣していると思われます。
トップボタン裏刻印は、4420です。
501-1995は、米国製、セルビッジデニム使用、ステッチディテール等、ヴィンテージの501XXを模倣した伝統的な仕様を備えているのが特徴です。
その一方で、リベットは伝統的な銅褐色ではなく、クロームがかった特徴ある色です。リベットの色で新しさ・アクセントを演出するようにしているのかと思います。
501 ロングデイも12オンスのセルビッジデニムを使用しています。そのため、501-1995は生地はロングデイと同じものだと思っていました。
ところが、実際に手にして見てみると、生地の色、染め方、雰囲気と風合いなどがロングデイとは随分異なっていることが分かりました。
501-1995とロングデイを並べて撮った写真です。ロングデイは既に糊落としをした状態ですが、色味が異なることが写真からお判りいただけるかと思います。
ロングデイは黒味がかった特徴的な色をしています。501-1995は、落ち着いた自然な感じのインディゴ・ブルーです。
下は、現行レギュラーの501シュリンクトゥフィットと並べて撮った写真です。
1995の生地は高級感が感じられます。12オンスですが、結構厚みを感じさせるしっかりした生地感があります。
落ち着きのあるクラッシックなデザイン、レギュラーに比べて高級感が感じられます。現行ラインにも米国製の501があるとラインナップ、バリエーションに厚みができるなと改めて思いました。
コストパフォーマンスに優れたレギュラーに加えて、上のラインに米国製の501があることで、商品構成に厚みがでると思います。
個人的に腑に落ちないのはフラッシャーです。なぜ、フラッシャーの色と表記をテーパードとしたのか、理解に苦しみます。
しかし、中身はクラッシックで奇をてらったところがないのが救いです。(笑)日本でもこの501-1995を取り扱うのか、興味深いところです。欲しいと思う人は結構いると思います。
追記:
501-1995は、現状、日本では取り扱われていません。米国内、501-1995を含むMade in the USAの製品ラインは、数量限定販売のようです。501-1995は、当初はウエスト29インチから36インチまで販売されていましたが、現在、29インチと32インチのみとなっています。
ロングホーンインポートWebストアの取り寄せ対象品として、追加しました。
米国製 セルビッジ生デニム使用 501-1995 数量限定モデル!
今回は、ロングホーンインポートのお客様からのご依頼で取り寄せした501-1995を紹介します。
K様、ブログでの紹介をご快諾頂き、ありがとうございます。
まず、目を引くのが、白いフラッシャーです。通常のピンクがかったオレンジ色ではないことに驚きました。
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さらに驚いたのが、表記です。表記もこれまでとは異なり、なんと"TAPERED LEG BUTTON-FLY"(テーパード・レッグ ボタンフライ)と印刷されています!
下は昨年作成されたユーズドベースの限定501本の501CTです。白いフラッシャーが付いています。
上の501も白いフラッシャーなので、一瞬、もしかして間違って501CTが届いたのか!?と思いました。
しかし、品番のペーパータグには、00501-1995となっているので、注文通りのモデルでした。
フラッシャーにテーパード・レッグと書かれていたので、まさかこれもテーパードなのか!?と思い、取り急ぎ裾幅を計ってみました。
裾幅は約20.5cmでした。通常の501の裾幅の範囲内です。ストレートのジーンズは、実際にはゆるいテーパードが入っているのが通例です。
50年代のヴィンテージの501は、テーパードがかかっていない純粋なストレートシルエットをしています。テーパードがかかっていないと、実際に穿いた時、裾が広がっているように見えます。
本品501-1995の脚の部分全体の写真です。脚のラインから、おそらく2013 モデルと同様のシルエットと思います。
膝付近の幅は、約21.5cmです。テーパードが緩めであることが数値からも分かります。
フロントのベルトループに紐で小冊子が二つ付属しています。一つは米国製であること、もう一つはセルビッジデニムについてです。
ウエストバンド内側の下にも、白い布の米国製タグが取り付けられています。
501-1995は12オンスのセルビッジ付きデニムを使用しています。セルビッジには赤いラインが入る伝統の赤耳です。
裾裏のステッチはチェーンステッチ。裾の折り返しの幅は狭めです。裾の折り返しが狭いのはヴィンテージによく見られます。
コインポケットの入り口裏も耳付きです。
本品のステッチディテールは、ヴィンテージを模倣しています。
クロッチ部は、通常のバータックではなく、ヴィンテージの501XXを模倣した、太めのステッチによるU字状のターンになっています。
トップボタン脇はVステッチ。ウエストバンド裏の上のステッチはシングルです。これらのステッチディテールは、501XXの特徴を模倣していると思われます。
トップボタン裏刻印は、4420です。
501-1995は、米国製、セルビッジデニム使用、ステッチディテール等、ヴィンテージの501XXを模倣した伝統的な仕様を備えているのが特徴です。
その一方で、リベットは伝統的な銅褐色ではなく、クロームがかった特徴ある色です。リベットの色で新しさ・アクセントを演出するようにしているのかと思います。
501 ロングデイも12オンスのセルビッジデニムを使用しています。そのため、501-1995は生地はロングデイと同じものだと思っていました。
ところが、実際に手にして見てみると、生地の色、染め方、雰囲気と風合いなどがロングデイとは随分異なっていることが分かりました。
501-1995とロングデイを並べて撮った写真です。ロングデイは既に糊落としをした状態ですが、色味が異なることが写真からお判りいただけるかと思います。
ロングデイは黒味がかった特徴的な色をしています。501-1995は、落ち着いた自然な感じのインディゴ・ブルーです。
下は、現行レギュラーの501シュリンクトゥフィットと並べて撮った写真です。
1995の生地は高級感が感じられます。12オンスですが、結構厚みを感じさせるしっかりした生地感があります。
落ち着きのあるクラッシックなデザイン、レギュラーに比べて高級感が感じられます。現行ラインにも米国製の501があるとラインナップ、バリエーションに厚みができるなと改めて思いました。
コストパフォーマンスに優れたレギュラーに加えて、上のラインに米国製の501があることで、商品構成に厚みがでると思います。
個人的に腑に落ちないのはフラッシャーです。なぜ、フラッシャーの色と表記をテーパードとしたのか、理解に苦しみます。
しかし、中身はクラッシックで奇をてらったところがないのが救いです。(笑)日本でもこの501-1995を取り扱うのか、興味深いところです。欲しいと思う人は結構いると思います。
追記:
501-1995は、現状、日本では取り扱われていません。米国内、501-1995を含むMade in the USAの製品ラインは、数量限定販売のようです。501-1995は、当初はウエスト29インチから36インチまで販売されていましたが、現在、29インチと32インチのみとなっています。
ロングホーンインポートWebストアの取り寄せ対象品として、追加しました。
米国製 セルビッジ生デニム使用 501-1995 数量限定モデル!
こんにちは!
返信削除いつも楽しく読ませて頂いております。
セルビッチ付きの米国製501が発売になるのは本当に嬉しい事ですね!
現行のレギュラー501と比べてどれくらい価格帯が上がるのでしょうか?
私も機会があれば購入したいと思いました!
こんにちは!コメントありがとうございます。 やっぱり501は米国製であってほしいと言う心情的なニーズはかなりあると思います。私もその一人です。多分、私だけではないと思っています。(笑)アメリカ国内での価格は、レギュラーの約3倍です。 リーバイス・ジャパンの2015年スプリングコレクションには、セルビッジ付き生デニムの501 ロングデイが入っています。ロングデイはアメリカ製ではないですが、セルビッジ付き生デニムの製品です。価格は16,200円です。米国製の方は、日本で販売するのであれば、2万円代前半から中くらいだと思います。尚、ロングホーンインポートで取り寄せる場合は、米国内の税金、送料、日本への航空便送料等を含めて、25800円になります。
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