一昨日に投稿したブログ記事の501CTについてのアンケートの現時点での集計結果を取りまとめました。
質問は3種類、このブログを書いている時点で順に51, 51, 49の投票を頂いています。
アンケート調査にご参加して下さった皆様、ご協力ありがとうございます!!
アンケートは多くの参加を得られると、投票結果の意味が深まります。積極的なご参加、大変感謝しております。
以下、各アンケートの質問ごとの現時点での投票結果と考察です。
投票数は51、内、良いと思う・欲しいが14票で、全体の4分の1強でした。好きではない・欲しくないは、半数を超える29票でした。また、どちらでもない・興味ないが8票ありました。
501CTについては、好き嫌いの好みが分かれるモデルだと思います。また、伝統ある501のシルエットを変更した製品をメーカーが行うことについての是非も意見が分かれるところだと思います。
ジーンズが好きな人、リーバイス501の愛好家は、501CTに対して中立的か否定的な立場の人が多いと推測します。
一方で、ジーンズ好きの中でも501のテーパードを望んでいた(いる)人もいると思います。それらの人にとっては、501CTはまさに歓迎すべき製品だと思います。
現時点で、大まかなところで、前者が全体の約4分の3、後者が約4分の1となっています。
当ブログをお読みになられている方はジーンズが好きな方が多く、501を穿かれてる比率も高いと思われるため、否定と中立が多数になっていると思います。
501CT リンスカラーの生地についての質問です。
日本で販売されている501CT リンスカラーは、米国モデルの同色の12オンスではなく、薄い10.5オンスのデニムを使用しています。
生地の厚みも人による好みが分かれるところです。現在生産、販売されているジーンズのデニム生地は、以前に比べると少し薄手の生地が主流のようです。
現行の日本で発売されている501は12オンスが主流です。一般的にジーンズが好きな人は、最低でも12オンス、基本的には14オンス程度の厚手の生地を好みます。
かつて、デニムは14オンスが事実上の標準的存在(デファクト・スタンダード)でした。幅広い大衆層を対象としていると思われるユニクロの現行ジーンズは、13.5オンスです。
(注:ユニクロさんは13.5オンスと商品ページにも明記されていますが、実際に手にとってご覧になられた方の印象としては、生地は薄いと感じたとのご連絡をいただいています。)
10.5オンスはデニム生地としては、最も薄い部類の厚さだと思います。
デニムでも薄い生地が好きな人、逆に言えば厚いデニムが嫌いな人もいると思います。好みは人それぞれ異なります。
投票結果では、10.5オンスで良いは4票でした。一つ前のアンケートでの501CTに肯定的な投票数14を大きく下回っています。
また、中立的な回答(どちらでも良い)への投票数が8から11に増えています。
このことは、501CTに肯定的な人でも、リンスの10.5オンス生地を賛成する人は少ないこと。501CT肯定派でも、中立よりも反対の意見を持っている人が(圧倒的に)多いことを示しています。
質問: 米国では501CTは、8色あり、内4色が日本で発売されています。日本発売、未発売の色の中でお好きな色、欲しいと思う色を選んでください。複数選択可能です。
回答結果は以下のようになりました。
米国ラインでは、ジーンズの基本色であるインディゴ・リジッドがあります。インディゴ・リジッドへの得票数が22票で、圧倒的多数の第1位でした。
第2位はブリストルです。ブリストルは日本での色名はリンスで、2番目のアンケートで質問した10.5オンスの生地を使用しています。
この結果から、ブリストルが良いと投票した人の半分以上は、日本で発売されているブリストルの生地の厚さに対しては賛成していないことを示しています。
得票第3位は日本未発売のBELGRAVIAで7票、第4位は日本色名ライトカラーと日本未発売のSHEPARDS BUSHが同点の4票でした。
501CTのリーバイスストアの展示などをみると、メインの色はライトカラー(SHORDICH)であると思われます。
ライトカラーの得票数は4位タイで、ブリストルの方が圧倒的に多い得票でした。
一般的にジーンズが好きな人は、濃い色のジーンズを穿いて色落ちを楽しむ場合が多いです。今回の投票でも、濃い色に人気が集中しています。
ジーンズは人により好みが比較的明確に分かれます。色落ち、シルエット、生地の厚み、ディテール等、ジーンズの特徴・特性のある部分に、こだわりを持っている人も多いと思います。
501は衣料品の中でも類稀な歴史を持つ超定番の製品です。米国ではいまだにリーバイスの看板商品であり、ベストセラーです。
501を日頃から愛用している人もいると思います。501に対して、大なり小なりこだわりや愛着を持っている人もいると思います。
一方で、501のテーパードを望んでいた人も少なからずいると思います。
アンケートを実施する前から、501CTについては意見が分かれるだろうなと予想していたのですが、予想以上に肯定的な投票の比率が少なかったです。
501CT支持への得票が少なかった理由として、日本で取り扱う色の選択、ブリストルの生地の厚み等も影響があったのではと思います。
少なくとも、日頃からジーンズを穿いている人にとっては、日本で販売される501CTの品揃え、色・特徴は、アピール度が低くなってしまっていると思います。
ブログ記事へのアクセスの動向やツイッターなどでのやりとりをみると、501CTへの関心は非常に高いと感じています。
501CTに興味を持って期待していた人でも、発売開始後、実物を見たり、発表となったリンスカラーのオンス数を見て、残念に思った人もいたのではないかと推測しています。
尚、今回のアンケートの2と3は、メンズのラインに限定した質問です。
501CTのターゲットは女性層がメインだと思います。レディースの501CTでは、基本的に米国モデルと同様に12オンス以上の生地を使用しています。
レディースの501CTの場合は、今回のアンケート結果とは全く異なる市場での評価を得る可能性は十分にあります。
また、本アンケートは実際に購入していない人の投票が多いと思います。実際に購入した人々の評価も異なると思います。
さらに広いユーザー層を対象にした場合、アンケートの結果は大きく異なると予想しています。
好みは人それぞれ異なり、考え方も違います。多数意見が良いと言うことでは、決してありません。ジーンズの好み、楽しみ方は人それぞれです。
質問は3種類、このブログを書いている時点で順に51, 51, 49の投票を頂いています。
アンケート調査にご参加して下さった皆様、ご協力ありがとうございます!!
アンケートは多くの参加を得られると、投票結果の意味が深まります。積極的なご参加、大変感謝しております。
以下、各アンケートの質問ごとの現時点での投票結果と考察です。
1. 501CTについて
投票数は51、内、良いと思う・欲しいが14票で、全体の4分の1強でした。好きではない・欲しくないは、半数を超える29票でした。また、どちらでもない・興味ないが8票ありました。
501CTについては、好き嫌いの好みが分かれるモデルだと思います。また、伝統ある501のシルエットを変更した製品をメーカーが行うことについての是非も意見が分かれるところだと思います。
ジーンズが好きな人、リーバイス501の愛好家は、501CTに対して中立的か否定的な立場の人が多いと推測します。
一方で、ジーンズ好きの中でも501のテーパードを望んでいた(いる)人もいると思います。それらの人にとっては、501CTはまさに歓迎すべき製品だと思います。
現時点で、大まかなところで、前者が全体の約4分の3、後者が約4分の1となっています。
当ブログをお読みになられている方はジーンズが好きな方が多く、501を穿かれてる比率も高いと思われるため、否定と中立が多数になっていると思います。
2. 日本モデル 501CT リンスカラーの生地について
501CT リンスカラーの生地についての質問です。
日本で販売されている501CT リンスカラーは、米国モデルの同色の12オンスではなく、薄い10.5オンスのデニムを使用しています。
生地の厚みも人による好みが分かれるところです。現在生産、販売されているジーンズのデニム生地は、以前に比べると少し薄手の生地が主流のようです。
現行の日本で発売されている501は12オンスが主流です。一般的にジーンズが好きな人は、最低でも12オンス、基本的には14オンス程度の厚手の生地を好みます。
かつて、デニムは14オンスが事実上の標準的存在(デファクト・スタンダード)でした。幅広い大衆層を対象としていると思われるユニクロの現行ジーンズは、13.5オンスです。
(注:ユニクロさんは13.5オンスと商品ページにも明記されていますが、実際に手にとってご覧になられた方の印象としては、生地は薄いと感じたとのご連絡をいただいています。)
10.5オンスはデニム生地としては、最も薄い部類の厚さだと思います。
デニムでも薄い生地が好きな人、逆に言えば厚いデニムが嫌いな人もいると思います。好みは人それぞれ異なります。
投票結果では、10.5オンスで良いは4票でした。一つ前のアンケートでの501CTに肯定的な投票数14を大きく下回っています。
また、中立的な回答(どちらでも良い)への投票数が8から11に増えています。
このことは、501CTに肯定的な人でも、リンスの10.5オンス生地を賛成する人は少ないこと。501CT肯定派でも、中立よりも反対の意見を持っている人が(圧倒的に)多いことを示しています。
3. 501CTの色について
質問: 米国では501CTは、8色あり、内4色が日本で発売されています。日本発売、未発売の色の中でお好きな色、欲しいと思う色を選んでください。複数選択可能です。
回答結果は以下のようになりました。
米国ラインでは、ジーンズの基本色であるインディゴ・リジッドがあります。インディゴ・リジッドへの得票数が22票で、圧倒的多数の第1位でした。
第2位はブリストルです。ブリストルは日本での色名はリンスで、2番目のアンケートで質問した10.5オンスの生地を使用しています。
この結果から、ブリストルが良いと投票した人の半分以上は、日本で発売されているブリストルの生地の厚さに対しては賛成していないことを示しています。
得票第3位は日本未発売のBELGRAVIAで7票、第4位は日本色名ライトカラーと日本未発売のSHEPARDS BUSHが同点の4票でした。
501CTのリーバイスストアの展示などをみると、メインの色はライトカラー(SHORDICH)であると思われます。
ライトカラーの得票数は4位タイで、ブリストルの方が圧倒的に多い得票でした。
一般的にジーンズが好きな人は、濃い色のジーンズを穿いて色落ちを楽しむ場合が多いです。今回の投票でも、濃い色に人気が集中しています。
まとめ
ジーンズは人により好みが比較的明確に分かれます。色落ち、シルエット、生地の厚み、ディテール等、ジーンズの特徴・特性のある部分に、こだわりを持っている人も多いと思います。
501は衣料品の中でも類稀な歴史を持つ超定番の製品です。米国ではいまだにリーバイスの看板商品であり、ベストセラーです。
501を日頃から愛用している人もいると思います。501に対して、大なり小なりこだわりや愛着を持っている人もいると思います。
一方で、501のテーパードを望んでいた人も少なからずいると思います。
アンケートを実施する前から、501CTについては意見が分かれるだろうなと予想していたのですが、予想以上に肯定的な投票の比率が少なかったです。
501CT支持への得票が少なかった理由として、日本で取り扱う色の選択、ブリストルの生地の厚み等も影響があったのではと思います。
少なくとも、日頃からジーンズを穿いている人にとっては、日本で販売される501CTの品揃え、色・特徴は、アピール度が低くなってしまっていると思います。
ブログ記事へのアクセスの動向やツイッターなどでのやりとりをみると、501CTへの関心は非常に高いと感じています。
501CTに興味を持って期待していた人でも、発売開始後、実物を見たり、発表となったリンスカラーのオンス数を見て、残念に思った人もいたのではないかと推測しています。
尚、今回のアンケートの2と3は、メンズのラインに限定した質問です。
501CTのターゲットは女性層がメインだと思います。レディースの501CTでは、基本的に米国モデルと同様に12オンス以上の生地を使用しています。
レディースの501CTの場合は、今回のアンケート結果とは全く異なる市場での評価を得る可能性は十分にあります。
また、本アンケートは実際に購入していない人の投票が多いと思います。実際に購入した人々の評価も異なると思います。
さらに広いユーザー層を対象にした場合、アンケートの結果は大きく異なると予想しています。
好みは人それぞれ異なり、考え方も違います。多数意見が良いと言うことでは、決してありません。ジーンズの好み、楽しみ方は人それぞれです。
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