リーバイス製品の色の種類にリジッドがあります。リジッドは、英語での表記はrigidになります。英和辞典でのrigidの訳は、「<物が>堅い、硬直した、こわばった」です。
直接の意味としては色ではないのですが慣用的に、糊付きのインディゴカラー(濃い藍色)の生地を風合いを意味するリジッドと呼ぶことが多いです。
直接の意味としては色ではないのですが慣用的に、糊付きのインディゴカラー(濃い藍色)の生地を風合いを意味するリジッドと呼ぶことが多いです。

米国のリーバイスオンラインストアでは、つい最近までRigidではなくIndigo/インディゴの色表記を使っていました。
意味としては、合っていると思うのですが、正規販売店の方では以前からRigidとなっていました。リーバイスの製品の色の表現は比較的頻繁に変わります。
リジッドはまた、生デニムの表現としても良く使用されます。生デニムは、英語ではRaw Denimなのですが、RigidイコールRawと言った様に使われたりもします。
ネット等で501について、日本語でよくリジッドではなくリジットが使われていることを良く目にします。もしかすると、慣用的にリジッドではなくリジットが定着しているのかなと思っていました。
確認するためリーバイスジャパンのオンラインストアで製品の情報を見ると、リジッド、またはリジッドカラーの表記が使われていました。これも細かい英語の見方としては、リジッドカラーと言うのも変なのですが、既にリジッドがインディゴの色を示す事が広く定着しているからなのだろうと解釈しています。
確認するためリーバイスジャパンのオンラインストアで製品の情報を見ると、リジッド、またはリジッドカラーの表記が使われていました。これも細かい英語の見方としては、リジッドカラーと言うのも変なのですが、既にリジッドがインディゴの色を示す事が広く定着しているからなのだろうと解釈しています。
しかし、前回投稿した501STFと復刻505の比較をするために、リーバイスジャパンのオンラインストアで復刻505の商品説明を読んでいる時、リジットと書かれているのを発見してしまいました!。
商品のタイトルところには、505 1967モデル リジッドカラーとなっています。それ以外の該当する商品も全てリジッドになっています。
商品のタイトルところには、505 1967モデル リジッドカラーとなっています。それ以外の該当する商品も全てリジッドになっています。

恐らく何かの手違いでリジッドではなくリジットになってしまったのだろうと思いますが、リーバイスジャパンのサイトですら、リジットとなる場合がある位、リジットの表現が普及している事を示していると思います。
英語の単語をカタカナで表現する時に限界があったり、慣用的にあえて原語と異なるカナ表記となっている事は良くあります。
ヴィンテージではなくビンテージ、実は私はビンテージの方がしっくりきます。vをカタカナで表記する時、最近はブではなくヴ使う事が多くなってきていますが、それでも昔からなじんでいる言葉ではブが使われています。
ヴィンテージではなくビンテージ、実は私はビンテージの方がしっくりきます。vをカタカナで表記する時、最近はブではなくヴ使う事が多くなってきていますが、それでも昔からなじんでいる言葉ではブが使われています。
この一つの代表的な例として、リーヴァイスではなくリーバイスもあります。日本での社名登記もそうなっているので、これは当面変わる事はないと思います。
リーバイスの表現でもっと細かい事を言えば、リーヴァイズの方がより元の英語の名前には近いです。
リーバイスの表現でもっと細かい事を言えば、リーヴァイズの方がより元の英語の名前には近いです。
そのようなわけで、リジットも慣用的に普及しているのかもしれませんが、比較的最近リーバイスの製品に嵌ってしまった私には、リジットの表現を見るたびに気になってしまいます。
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