現行の501シュリンクトゥフィットの色落ちがどうなのか、ご興味がある方もいっらしゃるかと思うので、私の穿いている501STFの初期段階での色落ちの経過についてレポートします。
下の写真右の501は、着用頻度は週2回程度のペースで数ヶ月経過したところです。糊落としと1回洗濯を行っています。
正直なところ、色落ちについて検証、レポートするのにはその程度の着用期間ではあまりにも短いと思っています。しかし、色落ちがどのように進行して行くのかを経過を記録しながら見て行くのも参考になるかと思い記事にする事にしました。
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未使用の同サイズ、同じカラーのリジッドの501と並べてみました。写真ではあまり分かりづらいかもしれませんが、現在穿いている方は色が新品時と比べると青っぽくなってきています。
未使用の方は比較的黒に近い紺色なのですが、織り目の間の白っぽい糸の部分が目立ちます。これは、生デニムの色味の特徴です。洗うと生地が縮み目が詰まるため、折り目の間(下糸)の白は目立たなくなります。外観は、白が混ざらなることから、色味も変化します。
2着を重ねて少し近い距離から撮った写真です。生地の色や風合いが、随分変わってきているのがお分かりいただけるかと思います。
こうやって改めて観察してみると、現行のモデルの生地は多少は縦落ちしそうな雰囲気のある生地だと思います。しかし、実際に縦落ちするか、それがどの程度なのかは今の時点では分かりません。

既にハチノスのアタリ(となるしわ)は形成されています。この部分に関しては、あと数回洗うだけでも目立ってくるかもしれません。
今までの経験で言うと、私の穿き方では、ハチノスはあまりできたことはありません。(例外はブラック)このハチノスのアタリの形成は、501STFの生デニムで糊付きであることが起因していると思います。
糊落とし後1ヶ月位穿いた程度でもアタリの元になるしわが出来てきて、その後に洗濯してもクセが残っていたためアタリの形成が進行しつつあります。
フロント部の写真です。ヒゲの元となるアタリが出来つつあります。私のジーンズの場合、穿きこんでいくとヒゲは通常できます。
ただしこの501はアタリの元となるしわの形成は早いと思います。実は今まではこの様に色落ちやアタリについて意識していた事はないので、感覚的なものです。
尚、今回は写真は掲載しておりませんが、脇割り(耳)のアタリもできつつあります。ハチノスと脇割りのアタリの色落ちはそれなりにでると予想しています。
今回の色落ち経過のため改めて501STFの状態を見て思ったのですが、今まで自分が穿いてきた501の中でも色落ちが早く起こりそうな気がします。これは現行STF使用生地の特徴かもしれません。また、12.5オンスと以前(米国製)に比べ軽いデニムである事も関係している様に思います。
そろそろ2回目の洗濯をしようと思っているところです。洗濯後目立った経過があれば記事にします。
備考、2017年5月追記
本記事で紹介した501STFは、2012年の製品です。現行の501STFの生地とは色味が異なります。本記事内で、これまでの501と違って色落ちの進行が早いのではと書きましたが、結果的には色落ちの進行はこれまでの米国ラインの501と同様に時間がかかりました。
4年以上穿いた後の状態を以下の記事で紹介しています。
[USモデル 501STF 穿き込み4年2ヶ月後の状態と感想 ##link##]
備考、2017年5月追記
本記事で紹介した501STFは、2012年の製品です。現行の501STFの生地とは色味が異なります。本記事内で、これまでの501と違って色落ちの進行が早いのではと書きましたが、結果的には色落ちの進行はこれまでの米国ラインの501と同様に時間がかかりました。
4年以上穿いた後の状態を以下の記事で紹介しています。
[USモデル 501STF 穿き込み4年2ヶ月後の状態と感想 ##link##]
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