手持ちのデッドストックの80年代初期505と復刻505(1967年モデル)を並べて、比べてみました。
(追記:この記事のタイトルと冒頭の記述で復刻505 1955年モデルとなっておりましたが、正しくは1967年モデルです。訂正とお詫び申し上げます。)
ウエストのサイズは両方とも28インチです。右の505はデッドストックでフラッシャーとギャランティーチケットが付いています。
フラッシャーのコピーライトの年は1966年になっています。内側の洗濯タグの表示は、66後期のものと一緒です。製造年月は、どれなのか良く分からないのですが、恐らく80年代前半の製品だと想像しています。
左が復刻、右がデッドストックのパッチです。デッドストックの方は、"care instructions inside garment"がLOT番号の上に表示されています。
中央左側に少し汚れがあります。復刻はパッチも良くできていると思います。比べてみると、復刻のパッチは光沢があります。パッチのプリント色は、復刻の方は赤っぽい色でデッドストックの方は暗めの赤、または赤茶の色です。
80年代から90年前半の頃の501のパッチの印刷も似た茶系の色でした。私の持っているヴィンテージのオリジナルのBig-Eの501のパッチも赤系の色です。
復刻は一回穿いています。まだ、糊落としはしていません。写真からでも分かると思いますが、生地の色味は、復刻の方が濃いです。
復刻は赤耳付き、80年初期デッドストックの方は、脇割りです。復刻の生地は結構高級感を感じさせ、いかにも縦落ちしそうな生地です。デッドストックの生地も悪くありません。
バックポケット部の付近を並べて撮った写真です。バックヨークからウエスト上部までの長さはどちらも約12cmでほぼ同じでした。
ポケットの形状は似ています。アーキュエット•ステッチのデザインも割と似ていますが、左右のバランスが若干異なります。
最初比べて見て、バックポケットの取り付け位置が80年代505の方が上についているのがまず気がついたところだったのですが、バックヨーク下からインシーム上部までの長さを計ってみると、復刻の方がかなり長いことが分かりました。
つまり股上が復刻の方が深くなっています。恐らくバックポケットの位置は穿いた状態だと同じ様なところになるのではと思います。
今回比べて見て、ディテールだけではなく、股上等、シルエットでも年代ごとに特徴があるのだと改めて思いました。
(追記:この記事のタイトルと冒頭の記述で復刻505 1955年モデルとなっておりましたが、正しくは1967年モデルです。訂正とお詫び申し上げます。)
![]() |
LVC505 vs 80s Deadstock 505 |
フラッシャーのコピーライトの年は1966年になっています。内側の洗濯タグの表示は、66後期のものと一緒です。製造年月は、どれなのか良く分からないのですが、恐らく80年代前半の製品だと想像しています。

中央左側に少し汚れがあります。復刻はパッチも良くできていると思います。比べてみると、復刻のパッチは光沢があります。パッチのプリント色は、復刻の方は赤っぽい色でデッドストックの方は暗めの赤、または赤茶の色です。
80年代から90年前半の頃の501のパッチの印刷も似た茶系の色でした。私の持っているヴィンテージのオリジナルのBig-Eの501のパッチも赤系の色です。

復刻は赤耳付き、80年初期デッドストックの方は、脇割りです。復刻の生地は結構高級感を感じさせ、いかにも縦落ちしそうな生地です。デッドストックの生地も悪くありません。

ポケットの形状は似ています。アーキュエット•ステッチのデザインも割と似ていますが、左右のバランスが若干異なります。
最初比べて見て、バックポケットの取り付け位置が80年代505の方が上についているのがまず気がついたところだったのですが、バックヨーク下からインシーム上部までの長さを計ってみると、復刻の方がかなり長いことが分かりました。
つまり股上が復刻の方が深くなっています。恐らくバックポケットの位置は穿いた状態だと同じ様なところになるのではと思います。
今回比べて見て、ディテールだけではなく、股上等、シルエットでも年代ごとに特徴があるのだと改めて思いました。
COMMENTS