ジーンズの色落ち、特に縦落ちを求める市場、ユーザーのニーズはとても大きいと思います。私の認識として、この縦落ちの色落ちの志向は過去20年くらい続いていて、特にここ10年程の間はさらに強まっている様に思います。
90年代(だけではありませんが)の501の色落ちについて、”のっぺりした”と言う表現がよく使われます。正確な意味は分かりませんが、何となく雰囲気はつかめます。
90年代(だけではありませんが)の501の色落ちについて、”のっぺりした”と言う表現がよく使われます。正確な意味は分かりませんが、何となく雰囲気はつかめます。
90年代、80年代、そして66後期の501は穿きこんでいくと、明確な縦落ちではなく、まだら状の色落ちをする傾向があります。
これらは、14オンスのデニムを使用しています。501を穿いてきた経験上、80年代から90年代のものは、色落ちしだすまでにかなり時間がかかった気がします。
ただし、それ程定かな記憶ではありません。尚、写真の後の2本は私が穿き込んだ物ではありません。
ただし、それ程定かな記憶ではありません。尚、写真の後の2本は私が穿き込んだ物ではありません。
良くも悪くも生地は現行より厚みがあって丈夫です。この丈夫で硬い生地が穿きこんでいくと、柔らかくなり体になじんできます。
私は色落ちだけでなく、フィット感やシルエットを重視します。また、濃い色の状態も別にきらいではなく、どちらかと言うと好きです。
今週、eBayのオークションで見かけた90年代の501とネットで販売していた米国製501(タグの写真から2000年8月製造と思われます)のリンクを添付します。特に後者は一見の価値があります。
両方とも販売済みですが、色落ち具合、傾向の参考になるかと思います。どちらも結構良い感じの雰囲気があるかと思います。しかし、近年好まれる明確な縦落ちではありません。
皆さんはどのように思われますか?
できましたら、ご意見を頂けると幸いです。こちらの記事かフォーラム(トピックを作ります)の方にコメントよろしくお願いします!!
COMMENTS