今回洗濯を行った506XXの洗濯前と後の状態とサイズについて比較を行います。
上の写真では洗濯後の方が少し色が明るくなっていますが、写真の背景の色も明るいため、写真の写り方によるところの差が主だと思います。
乾燥後、乾燥前と比べると、ある程度シワが取れています。アイロンがけをすれば、さらにシワが取れると思います。今回は、アイロンがけは行っておりません。
506は未加工の生デニムを使用しています。この506はワンウォッシュ程度のコンディションです。下は洗濯前と洗濯後の各部のサイズとその差です。
今回の洗濯では、洗濯前と洗濯後で大きなサイズ変化はありませんでした。身幅が少し縮んだ程度です。
今回はパッチについても洗濯前と洗濯後のサイズを計って比較しました。パッチもサイズで特に大きな変化はありませんでした。
興味深いことに着丈は洗濯後の方が長く(大きく)なっています。これは主にウエストバンド部付近のしわがとれたことによるものではないかと推測しています。
今回の洗濯は水を使用しました。洗濯時間は20-30分程度の比較的短い時間、水に浸し、入念に押し洗いを行った後、濯いで、そのままハンガーにかけて自然乾燥させました。
洗濯前と洗濯後で、色味やサイズは大きな変化はありませんでした。生地は活力が戻っりパリッとした感じです。
パッチも特に顕著な収縮や硬化など起こりませんでした。
全体として、今回の洗濯は概ねうまくいったと思います。
生地の色味、風合い
上の写真では洗濯後の方が少し色が明るくなっていますが、写真の背景の色も明るいため、写真の写り方によるところの差が主だと思います。
実際に見た色味に関しては、洗濯前後で大きな差は感じられません。ウエストバンドの色が少し薄くなった様な気が少しする程度です。
生地は、洗濯前は糊が残っているのが感じられながらも、柔らかさがある風合いがありました。洗濯後は残っている糊で硬くなっています。着用すれば、柔らかくなってくると思います。
パッチ
洗濯前のパッチの状態は、表面が劣化が見られるものの、ツーホースマークのロゴなどの表記、ロット番号、サイズも読み取れる状態でした。また、革自体は非常に柔らかい状態です。
洗濯後も目立った変化は感じられません。パッチも柔らかい状態を維持しています。
ポケット
506のポケットのフラップは、裏の生地がライトオンスのデニムを使用しています。 オリジナルの506や507ではフラップが反り返る傾向があるのが特長です。
反り返る理由は表と裏の生地の収縮率の違いの差によるものではないかと推測しています。
濯いだ後、ハンガーに干した時点で、シワなどを伸ばしたりすると乾燥時にある程度、シワが取れたりします。フラップの反り返りも同様に補正できます。
フラップの反り返りはオリジナルの特徴でもあるので、味とも考えられます。あえて補正せずに、オリジナルならでは味を楽しむ上で、反り返った状態のままにするのも良いと思います。
前合わせ付近のウエストバンド部
洗濯前、ウエストバンドに数箇所、シワが入っていました。濯ぎ後、ハンガーに掛けた際、ウエストバンド部のシワを伸ばして干しました。乾燥後、乾燥前と比べると、ある程度シワが取れています。アイロンがけをすれば、さらにシワが取れると思います。今回は、アイロンがけは行っておりません。
洗濯前と洗濯後のサイズ比較
506は未加工の生デニムを使用しています。この506はワンウォッシュ程度のコンディションです。下は洗濯前と洗濯後の各部のサイズとその差です。
今回の洗濯では、洗濯前と洗濯後で大きなサイズ変化はありませんでした。身幅が少し縮んだ程度です。
今回はパッチについても洗濯前と洗濯後のサイズを計って比較しました。パッチもサイズで特に大きな変化はありませんでした。
興味深いことに着丈は洗濯後の方が長く(大きく)なっています。これは主にウエストバンド部付近のしわがとれたことによるものではないかと推測しています。
まとめ
今回の洗濯は水を使用しました。洗濯時間は20-30分程度の比較的短い時間、水に浸し、入念に押し洗いを行った後、濯いで、そのままハンガーにかけて自然乾燥させました。
洗濯前と洗濯後で、色味やサイズは大きな変化はありませんでした。生地は活力が戻っりパリッとした感じです。
パッチも特に顕著な収縮や硬化など起こりませんでした。
全体として、今回の洗濯は概ねうまくいったと思います。
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