2012年の春から普段着として着用してきたUS流通モデルの501シュリンクトゥフィットの穿き込み開始から3年3ヶ月が経過しました。
3年3ヶ月の間の着用の頻度としては、頻繁に穿いたりする期間としばらく穿かない期間がありました。平均すると週に2回以上のペースで穿いていたと思います。
リーバイスのレギュラーの501の色落ちの進行は遅いです。しかし、写真ではあまり分かりづらいですが、さすがに3年目に入って色落ちはかなり進行してきました。
一般的な良い色落ちとされる縦落ちやヒゲが明確にできているわけではないのですが、穿いた状態で鏡で見ると結構良い感じです。
下の写真の方が色落ちや雰囲気は伝わりやすいかと思います。自分としては、明確な縦落ちよりこの程度の色落ちで満足しています。(私は色落ちはあまりこだわりません。)
下は左足の膝付近の拡大写真です。
膝の下に白いスポットができています。風呂場の掃除中に、多分、漂白剤が何らかの理由で付着してしまったためできたのではないかと想像しています。
白いスポットの少し上、膝の部分の生地が薄くなって表面にダメージができているのが分かります。後少し穿き込むと、穴となると思います。
私のジーンズは、穿き込んでいくと左の膝が破れることが多いです。今回もそのパターンとなりそうです。
右膝の方も穿き込みの影響がかなり顕著に見られます。こちらは、左程ではないですが、後少しすると表面のダメージが顕著になってきそうです。
続いて、左足の裾付近の前部の写真です。
2012年製の501の裾は、シングルステッチなので、ヴィンテージのオリジナルの裾に見られるようなチェーンステッチによるうねりのアタリは見られません。
右足の裾の前部も似たような状態です。
クロッチ付近は擦れが発生しています。私の場合、クロッチ部はそれほど擦れないことが多いのですが、この501はそれなりに擦れがあります。サイズが大きく、腰の下付近で穿いていることも影響があると思います。
下は後ろ側の全体写真です。
膝裏のハチノスのアタリがそれなりに目立つようになっています。
個人的な意見として、床に置いて写真で見た場合は、ハチノスは結構目立つので気になるところですが、実際に穿いた時には、色落ちとしてあまり重視するポイントでもない様な気がしています。
裾の踵部は、以前からすでにかなりダメージが発生して生地が破れています。
普段、家で穿く時は裾はロールアップして穿いています。
左足の膝裏のアップです。
続いて右足の膝裏のアップです。
続いて、左右の裾部の拡大写真です。
裾の損傷・穴が拡大し、解れてきています。ジーンズの裾は、穿いていると損傷を受けやすい箇所です。
3年以上穿いているので仕方ないところだと思っています。
この501はブログを始めた頃に穿き始めたので、思い入れもあります。ここ数ヶ月はかなりの頻度で穿いています。
左膝が破けたら、次のジーンズと交代する予定です。
米国ラインの501 シュリンクトゥフィットは、色落ちの進行も遅く、縦落ちはしないので、色落ちを重視する人にはあまり向かないと思いますが、総合的には結構良いレベルにあると思います。
生地は12.5オンスで、数字のスペック的には薄い様な印象がありますが、実際に穿いている分には特に気になりません。
3年以上穿いてもまだ穿けるので耐久性もそれなりに良いと思います。
501ロングデイ、米国製501、70年代のLee 200と一緒に普段穿くジーンズの一つですが、着用回数、頻度はこの501が一番多いです。
3年以上穿いた時点での感想として、私にとっては、十分に満足出来るジーンズ=501だと思っています。
関連記事:
[##check## USモデル 501STF 穿き込み4年2ヶ月後の状態と感想]
3年3ヶ月の間の着用の頻度としては、頻繁に穿いたりする期間としばらく穿かない期間がありました。平均すると週に2回以上のペースで穿いていたと思います。
リーバイスのレギュラーの501の色落ちの進行は遅いです。しかし、写真ではあまり分かりづらいですが、さすがに3年目に入って色落ちはかなり進行してきました。
一般的な良い色落ちとされる縦落ちやヒゲが明確にできているわけではないのですが、穿いた状態で鏡で見ると結構良い感じです。
下の写真の方が色落ちや雰囲気は伝わりやすいかと思います。自分としては、明確な縦落ちよりこの程度の色落ちで満足しています。(私は色落ちはあまりこだわりません。)
下は左足の膝付近の拡大写真です。
膝の下に白いスポットができています。風呂場の掃除中に、多分、漂白剤が何らかの理由で付着してしまったためできたのではないかと想像しています。
白いスポットの少し上、膝の部分の生地が薄くなって表面にダメージができているのが分かります。後少し穿き込むと、穴となると思います。
私のジーンズは、穿き込んでいくと左の膝が破れることが多いです。今回もそのパターンとなりそうです。
右膝の方も穿き込みの影響がかなり顕著に見られます。こちらは、左程ではないですが、後少しすると表面のダメージが顕著になってきそうです。
続いて、左足の裾付近の前部の写真です。
2012年製の501の裾は、シングルステッチなので、ヴィンテージのオリジナルの裾に見られるようなチェーンステッチによるうねりのアタリは見られません。
クロッチ付近は擦れが発生しています。私の場合、クロッチ部はそれほど擦れないことが多いのですが、この501はそれなりに擦れがあります。サイズが大きく、腰の下付近で穿いていることも影響があると思います。
下は後ろ側の全体写真です。
膝裏のハチノスのアタリがそれなりに目立つようになっています。
個人的な意見として、床に置いて写真で見た場合は、ハチノスは結構目立つので気になるところですが、実際に穿いた時には、色落ちとしてあまり重視するポイントでもない様な気がしています。
裾の踵部は、以前からすでにかなりダメージが発生して生地が破れています。
普段、家で穿く時は裾はロールアップして穿いています。
左足の膝裏のアップです。
続いて右足の膝裏のアップです。
続いて、左右の裾部の拡大写真です。
裾の損傷・穴が拡大し、解れてきています。ジーンズの裾は、穿いていると損傷を受けやすい箇所です。
3年以上穿いているので仕方ないところだと思っています。
この501はブログを始めた頃に穿き始めたので、思い入れもあります。ここ数ヶ月はかなりの頻度で穿いています。
左膝が破けたら、次のジーンズと交代する予定です。
米国ラインの501 シュリンクトゥフィットは、色落ちの進行も遅く、縦落ちはしないので、色落ちを重視する人にはあまり向かないと思いますが、総合的には結構良いレベルにあると思います。
生地は12.5オンスで、数字のスペック的には薄い様な印象がありますが、実際に穿いている分には特に気になりません。
3年以上穿いてもまだ穿けるので耐久性もそれなりに良いと思います。
501ロングデイ、米国製501、70年代のLee 200と一緒に普段穿くジーンズの一つですが、着用回数、頻度はこの501が一番多いです。
3年以上穿いた時点での感想として、私にとっては、十分に満足出来るジーンズ=501だと思っています。
関連記事:
[##check## USモデル 501STF 穿き込み4年2ヶ月後の状態と感想]
いい感じの色落ちですよ😃
返信削除次回は、ブラック501のレポートもお願いします❗
こんにちは。コメントありがとうございます!また、FBの方でもいつもありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。
返信削除この501 STFの色落ちは、自分的には気に入っています。予想していたより良い(雰囲気のある)感じの色落ちをしています。
ブラック501は、実は最近、殆ど穿いていないので、アップデートできる時にします。このリジッドが引退したら、ブラックもメインのジーンズに復活するかもしれません。
今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちは。
返信削除昨日、コメントを投稿したのですが、投稿されていなかったようなので再度投稿いたします。コメント重複していたらごめんなさい;;
いつも更新楽しみにしています。
501らしい良い色落ちですね!
別の501のレポートも期待しています!
話は変わりますが、
私は今、新しい一本を買おうと思っています。
MyLevis501さんが今回アップロードされたものと同じUS流通モデル501か、
90年代の米国製501の状態の良い古着を見つけて
どちらを買おうか迷っています。
そこで、MyLevis501さんに質問させてください。
シルエット的には細身の方が好きなのですが、
MyLevis501さんが今回アップロードされたモデルと、
90年代の米国製の501(米国製後期の太字501xxでトップボタン裏が552のもの)だと、どちらが細いですか?
また、MyLevis501さんは、もし、ジーンズを1本だけ買うことになって、
今回アップロードされたものと同じ501、米国製後期の太字501xx
のいずれも糊・タグ付きの新品の好きなサイズをどちらも同じ値段で
買えるとしたら、どちらを購入されますか?
なんか、一方的に質問してるコメントになってしまい申し訳ございませんm(_ _)m
お忙しいとは存じますが、ご意見をいただければ、と思います!
こんにちは。コメントありがとうございます!
返信削除ここしばらくメインで頻繁に穿いているのは、この501と70年代のLee200です。90年代初めの米国製501はお気に入りなのですが、フライボタンのボタンホールがほつれてきてしまい、フライボタンが簡単に外れるので、最近は穿いていません。非常に残念に思っています。多分、素人の簡単な手作業の補修でも実用上は使えるようになるかもしれないレベルなので、折を見てやろうと思っています。
他の501のレポートもなんらかの形で投稿するようにします。
以下、ご質問に対しての回答です。
私の印象としては、90年代の米国製501と現行のUSラインの501のシルエットは、かなり似たレベルだと思います。どちらも、特に細くも、太くもない、標準的なストレートシルエットだと思っています。
シルエットというのは、サイズとも関わりがあります。自分の適正より大きいサイズのものを穿くと、細いシルエットのジーンズでも細いとはあまり感じないと思います。
逆に適正か少し小さめくらい(何を持って適正と判断するかにもよります。(笑))のサイズを選べば、どちらの501も細く感じると思います。
二番目のご質問ですが、米国製後期の太字501xxのデッドストックで自分の好きなサイズがあれば、そちらを選びます。現行品はいつでも欲しい時に買えますが、生産中止になってしまった米国製は本当に貴重です。また、私は米国製501の生地が大好きなので、製品としてもとても魅力を感じます。
価格は2倍程度の差であれば、許容範囲です。欲しいと思っても、簡単に見つからなくなってきているので、自分サイズであれば、多少高くても買います。
MyLevis501さん、
返信削除ご丁寧な返答ありがとうございます。
ボタンホールほつれは残念ですね・・・。
とても大事に穿かれているんですね。
アメリカ製って結構タマ数あると思ってたんですが、
いま改めてネット上で探してみたら、色が濃いものや
デッドってもうほとんどないんですね……。
この際、両方ゲットすることにしました笑
たしかにサイジングは、同じモデルでもワンサイズでかなり印象変わりますね。
それは最近かなり実感しています。
現在では、ジャストから1サイズ落として、むしろトップボタン閉まらないくらいピタピタで穿こうかと考え中です笑
MyLevis501さんは米国製を選ばれるのですね。やっぱり501といえば、アメリカ産ですよね。
私は、米国製後期はあまり青くならない(グレーっぽく色落ちしていく)印象なので、US流通の501のほうが青くなる気がして好きです。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。特に大切にしている意識はないです。普通に穿いているだけです。
返信削除米国製は、ユーズドは結構タマ数はあると思いますが、おっしゃるようにデッドストックは(非常に)少なくなっていると思います。デッドを下ろしたけど、好みではないので穿かずに持っている(残っている)潜在数はそれなりにありそうですが、高値で売れないので手元に置いている人もいるのではないかと想像しています。
501はモデル、年代などでも特徴があるので、複数持っていると、穿き比べて楽しんだりできると思います。
サイズ感は人によって異なりますが、おっしゃる通り、同じモデルでもワンサイズ違うとかなり印象が異なります。
細い501がお好きでしたら、80年代以前のものでジャスト気味のウエストであれば、かなり細く感じると思います。または、ジャパンラインの現行501も、表記は実寸に対して大きめですが、小さいサイズを選べば細く感じるのではと思います。後者は、実際に試してみたわけではなく私の認識です。
ジーンズは、単なるファッションアイテムとしてだけでなく、様々な意味で文化的なものが含まれていると考えます。個人的には、501はやはり米国製がしっくりきます。しかし、現行の海外生産の501も穿きますし、悪くないと思っています。
染料や染め方、素材、生産工程も時代とともに変わってきているので、色落ちの傾向や色味も年代によって特徴があります。
色や色落ちは特に好みが分かれたりするところでもあると思います。
MyLevis501さん
返信削除返信ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。たしかに、米国製レギュラーのデッドやワンウォッシュは弾数自体少ないですけど、高いお金出して買う人がいるかっていうといないですから、持ってる人がいたとしても売りには出ないですね・・・。
詳細なアドバイスありがとうございます。いわゆるハチマルというやつですかね?90s米国製レギュラーと合わせて探しているのですが、これも色濃いものは弾数が少ないですよね・・・(TT)
ジャパンラインは考えてなかったです。ありがとうございます。
今、リーバイスの公式で501チェックしたのですが、今はレギュラーにもセルビッジが付いているんですか?シルエットは悪くなさそうです。
ただ、バックポケットの形ですとか、革パッチ、耳の幅、いかにもタテ落ちしそうな生地感、などがいただけないなぁと私は思いました・・・。この501に全く魅力を感じられません。
ジャパンラインを最後に買ったのは、(LVCを除けば)モデルチェンジがあった2003年だったと記憶しているのですが、この感じですと、リーバイスジャパンはいまだに迷走を続けているのですね・・・。
こちらこそご返信ありがとうございます。コメントの承認と返信が遅れてしまい、申し訳ございません。
返信削除米国製のレギュラーのデッドの価格は上昇傾向にあります。とは言っても、それほど高くはないので、持っている人は余程売りたくなければ、売り急ぐ必要性は感じないと思います。数自体も減ってきていると思います。
ワンウォッシュ、少しでも使用感があれば、デッドストックほどのプレミアムは付きません。特に90年代以降の米国製の場合は、絶対的な価格が高くないので、ワンウォッシュになると売るのはもったいないと思う人が多い様に思います。
いつか近い将来、ブログに80年代の501の種類や特徴について投稿する予定です。80年代の501は仕様が結構変わってきています。
”ハチマル”の呼称は、私も以前は使っていましたが、80年代のどのモデルを指すのかが明確ではないことなどの理由:定義が明確に定められて、広く認知されているわけではなく、人によって解釈も違うと思うので、今は使っていません。
80年代の501は、細めの傾向があります。ただし、その一つの理由は、表記に対する実寸が現在よりも小さめであることもあると思います。しかし、シルエット的にも細めになっていると思います。
ジャパンラインは、細めでテーパードも強めのようです。通常の米国ラインの501は、裾幅は20cm以上はありますが、現行のジャパンラインの裾幅は20cmを切るのが多いようです。
セルビッジ付きのモデルは、恐らく501-1931 ロングデイだと思います。ロングデイは日米共通のラインです。私も持っています。
ロングデイは良くも悪くも新しい501という感じです。
米国製の501など伝統的な501がお好きな方にとっては、最近の501は受け入れ難い人も少なくないと思います。生地も仕様も随分違う感じがします。
リーバイスジャパンは米国ラインの501シュリンクトゥフィットを取り扱うべきだというのが個人的な意見です。
ただ、社内外のいろいろなしがらみなどがあるのだろうなと思います。
MyLevis501さん
返信削除返信ありがとうございます。
いつかはアメリカ製のデッドがなくなるということですね・・・・。
とても悲しいです。
80年代の501の種類や特徴ですか!
インターネット上では情報が少ない分野ですよね。
楽しみにしております。
私自身もずっと501はテーパードシルエットと思い込んでいたのですが、
本国で流通している501は、割とストレートなシルエットですよね。
なるほど、あれはロングデイというモデルなのですね。
確かに、アメリカンな野暮ったい501と比べると、別物ですね。
現代的でセレクトショップに置いてありそうな感じで。
私はちょっと受け入れられないですねえー・・・・。
コメントありがとうございます。
返信削除米国製のデッドストックは、2003年以降は生産されていません。最も新しいものでも生産終了後12年以上経過しています。90年代のものは、ざっくりしたところで15年以上から25年経過していることになります。
すでに数はかなり減ってきており、年々、減少していることを感じています。米国内では人気が高いので、32インチ以上はすでに全く見ないような状態になっています。
現代のジーンズはストレートでも大なり小なりテーパードがかかっているので、ストレートであることを、どこで区切るかは難しいところです。501は基本的には伝統的にテーパードはそれほどきつくはないと思います。
ジャパンモデルのことは、私は良く分かりませんが、サイズ表で見る限り現行の裾幅は結構細いなと思います。それでもストレートの範疇には入っていると思います。
ジーンズは、人それぞれ好みが異なるのも面白いところだと思います。どこを重視するかは人によって、本当に違ったりします。そこがまた面白いところでもあるのではと思います。