現行のレディースの501には、リジッド・生デニムのモデルは存在しません。そのため、女性の方にとってリジッドの501はあまり馴染みがなく、どんなものなのか分からないという方がほとんどだと思います。
今回はデッドストックの生デニムの501を入手後の洗濯の仕方や目的に応じた初期の洗濯・糊落とし方法について紹介します。
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未加工の生デニムは、リジッドと一般的に呼ばれています。リジッドの名称がつけられているデニムでも防縮加工が施されているものもあります。
生デニムは厳密には、防縮加工も施されていないもののことです。501は元々は生デニムを使ったモデルしかありませんでしたが、60年代から生デニムと並行して、防縮加工が施されたデニムを使用したモデルが提供されてきました。
現在、リーバイスジャパンで販売している501の多くは、防縮加工を含む加工が施されたモデルがほとんどです。
501でリジッドの名称、または、シュリンクトゥフィットの名称が付けられているものは、生デニムを使用しています。
生デニムは、生デニムは未加工の綿100%のため最初に洗濯すると大きく縮むのが特徴です。
縮みの目安は、ウエストで約1〜2インチ(1インチは2.54cm)、レングスで約3インチです。
縮みは均一ではありません。また、一旦縮んでも、穿いているうちに部分的に伸びて戻ったりします。
洗って縮む、穿いて部分的に縮みが戻ることを繰り返すことで、着用者の体型や穿き方に合ったフィットになっていきます。
この生デニムは洗うと縮むと言う一見、欠点に思える特性を利用して、着用者に合ったジーンズになっていくことを、リーバイスはシュリンクトゥフィットと呼んでいます。”縮めてフィットさせる”を意味します。
シュリンクトゥフィットは、実際に体験してみないと、その効果・利点は実感できないものです。
この効果は、人によっても感じ方は異なったり、サイズ選びにもよると思います。
しかし、前近代的とも言える生デニムを使用した501のモデルがいまだに存在し、米国では変わらずリーバイスのベストセラーの旗艦商品として存在することは、多くの人がシュリンクトゥフィットの効用を理解し、愛用していることを証明しています。
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501 Fit Example from Pinterest |
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未加工の生デニムは、リジッドと一般的に呼ばれています。リジッドの名称がつけられているデニムでも防縮加工が施されているものもあります。
生デニムは厳密には、防縮加工も施されていないもののことです。501は元々は生デニムを使ったモデルしかありませんでしたが、60年代から生デニムと並行して、防縮加工が施されたデニムを使用したモデルが提供されてきました。
現在、リーバイスジャパンで販売している501の多くは、防縮加工を含む加工が施されたモデルがほとんどです。
501でリジッドの名称、または、シュリンクトゥフィットの名称が付けられているものは、生デニムを使用しています。
生デニムは、生デニムは未加工の綿100%のため最初に洗濯すると大きく縮むのが特徴です。
縮みの目安は、ウエストで約1〜2インチ(1インチは2.54cm)、レングスで約3インチです。
縮みは均一ではありません。また、一旦縮んでも、穿いているうちに部分的に伸びて戻ったりします。
洗って縮む、穿いて部分的に縮みが戻ることを繰り返すことで、着用者の体型や穿き方に合ったフィットになっていきます。
この生デニムは洗うと縮むと言う一見、欠点に思える特性を利用して、着用者に合ったジーンズになっていくことを、リーバイスはシュリンクトゥフィットと呼んでいます。”縮めてフィットさせる”を意味します。
シュリンクトゥフィットは、実際に体験してみないと、その効果・利点は実感できないものです。
この効果は、人によっても感じ方は異なったり、サイズ選びにもよると思います。
しかし、前近代的とも言える生デニムを使用した501のモデルがいまだに存在し、米国では変わらずリーバイスのベストセラーの旗艦商品として存在することは、多くの人がシュリンクトゥフィットの効用を理解し、愛用していることを証明しています。
女性がリジッドの501の購入を検討する時、知っておいた方が良いこと
- 新品未使用時、生地は糊がついたままの状態で硬いです。
- 洗濯すると大幅に縮みます。
- 米国製501の生地は厚みがあって、当初は固くごわごわした感じがします。
- 米国製501の生地は毛羽立ちが目立ちます。
- 穿き込んでいくにつれ、柔らかくなり体に馴染んでいきます。その変化には時間がかかります。
90年代の女性用501の取り扱い説明
上の写真は新品の80=90年代の501シュリンクトゥフィットに付属している取り扱い説明です。
使用開始前に3回洗濯してくださいと書いてあります。やり方はいろいろあるので、あくまでも一つの方法です。
この説明では、お湯や水に浸け込むことは勧めていません。一般的に、糊落としはお湯や水に一定時間浸け込みます。
それを推奨していないのは面白いところです。
また手洗いもしないで下さい。と書かれています。染料が染み出して手が汚れたり、荒れたりするリスクがあるからだと思います。
アメリカの消費者はちょっとしたことでも、メーカーを訴えたりするので、メーカー側の予防的な理由での記載の可能性も考えられます。
サイズが大きいか小さいか?目的などに応じても、取り扱い方は、異なります。
女性がリジッドの501を購入後の推奨手順
まず入手した時点、洗濯などをする前に、試着してみることを強くお勧めします。未使用時の段階で、サイズ的にどの位余裕があるのかをあらかじめ知っておいた方が良いです。
ゆとりが感じられるサイズが良いのか?フィットした感じが良いのかなど、お好み・目的も縮める度合いの目安になります。
ゆとりが感じられるサイズが良いのか?フィットした感じが良いのかなど、お好み・目的も縮める度合いの目安になります。
穿いてみて、明らかに大きい場合は、できるだけ縮める方法を選択します。
穿いてみて、それほど大きくない、大幅に縮むとかなりきつくなりそうだと思った場合は、大きく縮む方法の選択は避けた方が賢明です。
穿いてみて、それほど大きくない、大幅に縮むとかなりきつくなりそうだと思った場合は、大きく縮む方法の選択は避けた方が賢明です。
大幅に縮めたい場合は、熱いお湯を使って洗濯します。上で紹介した様に洗濯する際は裏返しにした状態をリーバイスは推奨しています。
乾燥機を使用すると大幅に縮む可能性が高いです。また、乾燥機の動作時の温度が高温だと、さらに大幅に縮む可能性が高いです。
一般的に家庭用の乾燥機より、コインランドリーの乾燥機の方が温度が高いです。大幅に縮めたい場合は、コインランドリーを使用するのも一考に値すると思います。
逆に縮めたくない場合は、乾燥機の使用は絶対に避けるべきです。多少縮む程度は大丈夫であれば、乾燥機で温度設定を高くしないで使用するのもオプションとしてあります。
また、縮めたくない場合は、洗濯時、お湯ではなく水を使用した方が、縮む可能性は多少なりとも抑えられます。
リジッドの501を最初に洗濯、乾燥した後、試着してみます。上記の縮めたくない方法をとっても、ある程度は確実に縮みます。
少しきつい程度でも穿けるようであれば、問題はありません。少し穿くだけでも縮みは戻ります。
試着して、まだゆとりがかなりある。もう少し縮めたいと思う場合は、洗濯と乾燥を繰り返してください。
一般的に、最初の3回までの洗濯がサイズの変化が大きいと認知されています。それ以降は、縮みの幅は比較的少なくなり、サイズ的には安定してきます。
尚、ジーンズはしばらく洗っていない場合、穿きこまれたものでも洗うと縮みます。
生地が硬い、ゴワゴワした感じがするのがあまり好きではない場合は、洗濯時に柔軟剤を使用するのもオプションとしてあります。
日本の洗濯洗剤は、柔軟剤が元から入っているものも多いように思います。
当初、洗濯後、生地が硬くゴワゴワした感じがするのもデニムの特徴です。それを楽しんでみるのも一考に値すると思います。
穿き込むにつれて、501は体に馴染んでいき、生地は柔らかくしなやかになっていきます。
この様な穿き心地の変化も501の魅力の一つです。
シュリンクトゥフィットの恩恵や利点は、女性でもかなり得られると思います。
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