時差のため半日以上遅れてアメリカも5月20日、ジーンズの誕生日となりました。
本年3月にリーバイスが公開した3部作ドキュメンタリーThe 501® Jean: Stories of an Originalに続く、エピソード4が本日公開になりました。
テーマは、"JAPAN"です。
このビデオは、本当に良くできていると思います。とても興味深いシーンがたくさんあり、見所満載です。
オープニングは、桜並木の中を走るライダー達で始まります。
そして、バイクを停めて、全員集合。
リーダーと思われる人の話となります。
「オリジナルのアメリカンスタイル」との言葉が開口一番に出たので、
『これは、アメリカではなく日本ならではだと思うけど』と即座に思ったのですが、
「オリジナルのアメリカンスタイルと言うか、ぼくらならではの、東京ならではのアメリカのスタイルの解釈の仕方というか」
と話が続いたので、『そうだよな。』と納得しました。
そして、この人が登場。
"This new culture based on the original American style have become very Japanese."
(オリジナルのアメリカのスタイルを元にした、この新しいカルチャーはとても日本的なもの(日本特有のもの)になりました。)
とコメントします。(話が合致します。合わせたのかもしれません。)
Ametora(アメトラ)と言う本の著者David Marxさんです。
そして、ファッション業界、古着業界の日米の著名な人が登場します。
そして、コレクターの紹介に突入します。この辺から、驚愕のシーンの連続となりました。
しかし、なんかものすごい数のヴィンテージが収容されているみたいだけど、この人のいる場所は一体なんなんだろう・・・
古着屋の倉庫にしては、随分きれいに整えて収納されているし・・・と言う方に頭がいっぱいになっていました。
1950年代前半にリーバイスがBing Crosbyに贈ったデニムのタキシードもあります。
この辺で、既にここはどこなんだ。なんなんだ?と言うことでパニック状態になっていました。
続いて多量に丸められたデニムを抱えているこのシーンを見た時、まさか、これらは・・・
と思ったら、やっぱり戦前から50年代にかけてリーバイスが販売店用に配布したデニムバナーでした。
「これがカッコイイすよ。一番好きかも。」とのこと。30年代後半の隠しリベット登場時に作成されたものです。本当に希少性が物凄く高いです。その前にちらりと登場したデニムバナーも戦前の非常に希少性の高いものです。
(ロングホーンインポートのお客さんから、戦前のコンディションの良いバナーを探して欲しいと依頼を頂いています。戦前のものは一枚、軽く100万円を超えます。(価格は店や状態による差が大きいです。))
「死んだら寄贈しよう。リーバイスに。」と語って、周囲から笑い声。
と言うことは、この人が全て所有しているってことなのか?
この倉庫の様な不思議な空間には、ものすごい数のヴィンテージが保管されていることは明らかです。この人は一体誰なのかと思いました。
後で調べたところ、NIGO®さんと言う非常に有名なファッションデザイナー、クリエイティブディレクター、音楽プロデューサーで実業家でもある人だということを知りました。
Wikipediaによると、億万長者で、2003年度の納税額約1億8600万円・推定年収約5億1000万円。
愛車はロールス・ロイス・ファントム、ポルシェ・カイエンターボ、AMG・300SL GULLWING V8-6.0。そのほか多数所有し、アメリカの有名車雑誌DUB MAGAZINEで2度表紙に抜擢。
とのことで、あの想像を絶するヴィンテージが収納された謎の空間の存在も納得できました。
その後も、様々な業界の人が登場して、日本のファッション文化についての話が登場します。
結構、興味深い話が聞けてとても良かったです。共感できるコメントも多かったです。
特に印象に残ったのは、「ジーンズとTシャツがあったら、何もいらないですね」とのNIGOさんの言葉でした。
英語の字幕では、後半の日本人の人たちの話をかなり簡略に訳しています。
日本人的な考え、想いが絡む様な説明をしているのですが、それらの多くは英語では省かれています。
その辺も日本とアメリカの文化の違いを端的に表していて、とても面白く思いました。
ジーンズの日に公開されるだけのことはある凄く良くできたドキュメンタリーだと思います。
本年3月にリーバイスが公開した3部作ドキュメンタリーThe 501® Jean: Stories of an Originalに続く、エピソード4が本日公開になりました。
テーマは、"JAPAN"です。
このビデオは、本当に良くできていると思います。とても興味深いシーンがたくさんあり、見所満載です。
オープニングは、桜並木の中を走るライダー達で始まります。
そして、バイクを停めて、全員集合。
リーダーと思われる人の話となります。
「オリジナルのアメリカンスタイル」との言葉が開口一番に出たので、
『これは、アメリカではなく日本ならではだと思うけど』と即座に思ったのですが、
「オリジナルのアメリカンスタイルと言うか、ぼくらならではの、東京ならではのアメリカのスタイルの解釈の仕方というか」
と話が続いたので、『そうだよな。』と納得しました。
そして、この人が登場。
"This new culture based on the original American style have become very Japanese."
(オリジナルのアメリカのスタイルを元にした、この新しいカルチャーはとても日本的なもの(日本特有のもの)になりました。)
とコメントします。(話が合致します。合わせたのかもしれません。)
Ametora(アメトラ)と言う本の著者David Marxさんです。
そして、ファッション業界、古着業界の日米の著名な人が登場します。
そして、コレクターの紹介に突入します。この辺から、驚愕のシーンの連続となりました。
この人は誰、ここはどこ?
「これは僕が高一の時、最初に買ったセカンド。これ当時3万8千円で、母親になんでこんなの買ってきたの。いくらだったのと言われたから、三千八百円って言ったんですよ。三千八百円って言ったらめっちゃ怒られた。三千八百円でなんでこんな汚いの買ってきたのよ!」と言う様な思い出話をしていました。しかし、なんかものすごい数のヴィンテージが収容されているみたいだけど、この人のいる場所は一体なんなんだろう・・・
古着屋の倉庫にしては、随分きれいに整えて収納されているし・・・と言う方に頭がいっぱいになっていました。
1950年代前半にリーバイスがBing Crosbyに贈ったデニムのタキシードもあります。
この辺で、既にここはどこなんだ。なんなんだ?と言うことでパニック状態になっていました。
続いて多量に丸められたデニムを抱えているこのシーンを見た時、まさか、これらは・・・
と思ったら、やっぱり戦前から50年代にかけてリーバイスが販売店用に配布したデニムバナーでした。
「これがカッコイイすよ。一番好きかも。」とのこと。30年代後半の隠しリベット登場時に作成されたものです。本当に希少性が物凄く高いです。その前にちらりと登場したデニムバナーも戦前の非常に希少性の高いものです。
(ロングホーンインポートのお客さんから、戦前のコンディションの良いバナーを探して欲しいと依頼を頂いています。戦前のものは一枚、軽く100万円を超えます。(価格は店や状態による差が大きいです。))
「死んだら寄贈しよう。リーバイスに。」と語って、周囲から笑い声。
と言うことは、この人が全て所有しているってことなのか?
この倉庫の様な不思議な空間には、ものすごい数のヴィンテージが保管されていることは明らかです。この人は一体誰なのかと思いました。
後で調べたところ、NIGO®さんと言う非常に有名なファッションデザイナー、クリエイティブディレクター、音楽プロデューサーで実業家でもある人だということを知りました。
Wikipediaによると、億万長者で、2003年度の納税額約1億8600万円・推定年収約5億1000万円。
愛車はロールス・ロイス・ファントム、ポルシェ・カイエンターボ、AMG・300SL GULLWING V8-6.0。そのほか多数所有し、アメリカの有名車雑誌DUB MAGAZINEで2度表紙に抜擢。
とのことで、あの想像を絶するヴィンテージが収納された謎の空間の存在も納得できました。
その後も、様々な業界の人が登場して、日本のファッション文化についての話が登場します。
結構、興味深い話が聞けてとても良かったです。共感できるコメントも多かったです。
特に印象に残ったのは、「ジーンズとTシャツがあったら、何もいらないですね」とのNIGOさんの言葉でした。
英語の字幕では、後半の日本人の人たちの話をかなり簡略に訳しています。
日本人的な考え、想いが絡む様な説明をしているのですが、それらの多くは英語では省かれています。
その辺も日本とアメリカの文化の違いを端的に表していて、とても面白く思いました。
ジーンズの日に公開されるだけのことはある凄く良くできたドキュメンタリーだと思います。
COMMENTS