前回のエントリーで、日米のリーバイス•オンラインストアで、日本で(LVCの501を除いて)13種類、米国で25種類の501が現在販売されていると書きました。
501の種類での主な違いは、色味と加工等、そして米国販売品の場合はデニムの厚みも多少異なります。しかし、これら多種類の501の中からユーザーが選ぶ上で、まず第一に最も重要なのは、生デニムか否かだと思います。
生デニムは防縮加工を施していないため、洗うと大幅に縮みます。1954年頃からボタンでなくジッパーを使用した501ZXX, 503ZXX, 504ZXXが販売されましたが、デニムの縮みによって、ジッパーにゆがみが生ずるトラブルが発生したりすることなどから、ジッパー付きの501はその後生産が取りやめられることとなりました。
一方で、リーバイスはジップフライで防縮加工のデニムを使用した551ZXXを市場に投入、その後製品名を変更し505となり、501と並ぶリーバイスを代表する製品となりました。また、ジップフライを世界で最初にジーンズに採用したLeeは、防縮加工技術をいち早く採用し、防縮加工の名称のサフォライズドをタグにも記載しています。
一方で、リーバイスはジップフライで防縮加工のデニムを使用した551ZXXを市場に投入、その後製品名を変更し505となり、501と並ぶリーバイスを代表する製品となりました。また、ジップフライを世界で最初にジーンズに採用したLeeは、防縮加工技術をいち早く採用し、防縮加工の名称のサフォライズドをタグにも記載しています。
ジップフライのジーンズは生デニムではなく、防縮加工のデニムが使われます。ボタンフライは、501を象徴するデザインです。同時にボタンフライであるからこそ、生デニムを使う事ができるのです。
つまり、ボタンフライと生デニムの組み合わせは、501の原点とも言える大きな特徴を持つ組み合わせなのです。ヴィンテージの501は、表示サイズに比べ実寸は小さくなって(縮んで)いるのはヴィンテージ501は全て生デニムを使用しているためです。
つまり、ボタンフライと生デニムの組み合わせは、501の原点とも言える大きな特徴を持つ組み合わせなのです。ヴィンテージの501は、表示サイズに比べ実寸は小さくなって(縮んで)いるのはヴィンテージ501は全て生デニムを使用しているためです。
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