2017年秋冬シーズン米リーバイスのラインナップで特筆すべき点は、ここ数年定番的な位置づけとなっていたハイエンドとミドルエンドのシュリンクトゥフィット・モデルが姿を消し、代替として洗い加工のモデルが登場していることです。
シュリンクトゥフィットは501の伝統的な特徴なのですが、馴染みのないユーザーには、サイズ選択が分かりづらいところもあるため、モデル数を絞る方向性を強めているように感じます。レギュラーラインの501STFでも、色揃えを大幅に絞っています。
以下は、2017年7月第4週の時点での米リーバイスオンラインストアの501 Shrink-To-Fitのページです。

4モデルが表示されていますが、一番右のモデルはストレッチデニムのため、誤って表示されているものです。現在、オンラインストアで取り扱う501シュリンクトゥフィットは、リジッドとブラックの2色とビッグ&トールの3モデルのみになります。
米国で長年販売されている501 Shrink-To-Fitは色揃えも豊富なのが特徴でした。しかし、少なくとも公式オンラインストアを見る限りは、色も完全に絞り込んでいます。
関連記事: 2012年5月時点での501 STFの色揃えは9色でした。
[501 Shrink-to-Fitの色揃え ##link##]
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米国製501としては、セルビッジではなく脇割りで、価格を大幅に下げた501-2453がオンラインストアで取り扱われています。501-1995は未洗いの生デニムを使用したシュリンクトゥフィットでしたが、501-2453は洗い加工のモデルです。
関連記事:
[2017年秋冬米国ライン501の製品ラインナップ更新情報:新しい位置付けのMade in the USA 登場 ##link##]
ロングデイは、日本では短期間の取り扱いでしたが、アメリカでは継続して販売されていました。2017年7月前半までは、オンラインストアに掲載されていましたが、現在、姿を消しています。
2017年7月後半から、501の代わり、後継モデルと思われる501-2504がオンラインストアに加わりました。
プレミアムのセルビッジデニムを使用していると商品説明にあります。ロングデイと同レベルのミッドエンドの価格帯です。米国製の記載はないため、ロングデイと同様にメキシコ製ではないかと推測しています。
特徴、ニューデイの名前などから、ロングデイの後継と思われます。ニューデイはシュリンクトゥフィットの表示がないため、洗い加工、または防縮加工が施されている可能性が高いです。(ほぼ確実だと思います。)
これまで、付加価値の高いミッドエンドからハイエンドは、セルビッジデニム、シュリンクトゥフィットが特徴的な仕様となっていましたが、ミッドエンドはセルビッジでも、洗い加工モデルを持ってきたことが2017年の製品ラインの特徴です。
2015年から2017年の春夏までは、レギュラーは501STF、ミッドエンドはロングデイ、ハイエンドは501-1995とシュリンクトゥフィットのモデルが揃っていましたが、2017年秋冬からは501STFのみになってしまいました。
2017年の秋冬ラインは、中長期の製品戦略、展開の方向性を占う試金石となるのでは思っています。
お知らせ・追記:
ロングホーンインポートでは、501-1995 表記サイズW29-L34とW30-L34が在庫のみ特別価格で販売中です。
[米国製 セルビッジ生デニム使用 501-1995 / ロングホーンインポート ##external-link##]
シュリンクトゥフィットは501の伝統的な特徴なのですが、馴染みのないユーザーには、サイズ選択が分かりづらいところもあるため、モデル数を絞る方向性を強めているように感じます。レギュラーラインの501STFでも、色揃えを大幅に絞っています。
大幅に減少した501STFの色揃え・モデル数
以下は、2017年7月第4週の時点での米リーバイスオンラインストアの501 Shrink-To-Fitのページです。

4モデルが表示されていますが、一番右のモデルはストレッチデニムのため、誤って表示されているものです。現在、オンラインストアで取り扱う501シュリンクトゥフィットは、リジッドとブラックの2色とビッグ&トールの3モデルのみになります。
米国で長年販売されている501 Shrink-To-Fitは色揃えも豊富なのが特徴でした。しかし、少なくとも公式オンラインストアを見る限りは、色も完全に絞り込んでいます。
関連記事: 2012年5月時点での501 STFの色揃えは9色でした。
[501 Shrink-to-Fitの色揃え ##link##]
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- ##hand-o-right## 備考
- リーバイスの販売代理店では、リジッドとブラック以外の色のシュリンクトゥフィットを取り扱っているところもあります。しかし、これから減少していく可能性があります。
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501-1995は生産中止!?
コーンミルズ・ホワイトオーク工場製のセルビッジ付き生デニムを使用したプレミアムモデル、501-1995がオンラインストアのラインナップから姿を消しました。- [message]
- 更新情報:
- 2017年8月3日から米リーバイスオンラインストアに501-1995が再び登場しました。
米国製501としては、セルビッジではなく脇割りで、価格を大幅に下げた501-2453がオンラインストアで取り扱われています。501-1995は未洗いの生デニムを使用したシュリンクトゥフィットでしたが、501-2453は洗い加工のモデルです。
関連記事:
[2017年秋冬米国ライン501の製品ラインナップ更新情報:新しい位置付けのMade in the USA 登場 ##link##]
501-1931 ロングデイも姿を消す!
2014年の秋冬シーズンに初登場した501-1931は、セルビッジの生デニムを使用し、メキシコで生産されるミッドエンドの位置付けの501 シュリンクトゥフィットのモデルです。生地の色味、ステッチの色や仕様にちょっとした変化があるユニークな製品でした。
関連記事:
ロングデイに代わって、501 ニューデイ登場
2017年7月後半から、501の代わり、後継モデルと思われる501-2504がオンラインストアに加わりました。
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501-2504 New Day |
特徴、ニューデイの名前などから、ロングデイの後継と思われます。ニューデイはシュリンクトゥフィットの表示がないため、洗い加工、または防縮加工が施されている可能性が高いです。(ほぼ確実だと思います。)
これまで、付加価値の高いミッドエンドからハイエンドは、セルビッジデニム、シュリンクトゥフィットが特徴的な仕様となっていましたが、ミッドエンドはセルビッジでも、洗い加工モデルを持ってきたことが2017年の製品ラインの特徴です。
2015年から2017年の春夏までは、レギュラーは501STF、ミッドエンドはロングデイ、ハイエンドは501-1995とシュリンクトゥフィットのモデルが揃っていましたが、2017年秋冬からは501STFのみになってしまいました。
2017年の秋冬ラインは、中長期の製品戦略、展開の方向性を占う試金石となるのでは思っています。
お知らせ・追記:
ロングホーンインポートでは、501-1995 表記サイズW29-L34とW30-L34が在庫のみ特別価格で販売中です。
[米国製 セルビッジ生デニム使用 501-1995 / ロングホーンインポート ##external-link##]
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