先日、ロングホーンインポートで501-1995をご購入くださったお客様から、Sugar CaneのSC41470とシルエットを比べるため並べて撮った写真を紹介しました。
ジーンズを並べて撮影すると、似たところや異なるところなどがサイド・バイ・サイドで比較できるので、とても良いと思いました。今回、501-1995と501-1931 ロングデイをシルエットなどを含めて比較します。
ジーンズを並べて撮影すると、似たところや異なるところなどがサイド・バイ・サイドで比較できるので、とても良いと思いました。今回、501-1995と501-1931 ロングデイをシルエットなどを含めて比較します。
501-1995と501-1931の比較
501−1995(左)と501-1931(右)を並べた写真です。1931は、普段穿くジーンズの1つです。501-1995は将来穿く予定でストックしているものです。表記サイズは、両方共、ウエスト28インチ、レングス32インチです。
501−1931のレングスは並べるとかなり縮んでいるように見えます。全体的なシルエット、アウトラインは似ています。基本的には、同じシルエットと思います。
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ウエスト部の比較
501-1995を下、501−1931を上にして、ウエスト部を比較してみました。表記ウエストサイズは同じですが、大きさはかなり異なります。
大雑把なところで、ここで比較している501-1995はウエスト約76cm、501−1931はウエスト70cm強です。差は6cm程度あります。
ジーンズは、現行品でも実寸の大きさに個体差があります。大抵はそれほど大きな差はないのですが、この501-1931のウエストは小さめの方でした。本品は新品時のウエストは、約74cmでした。501-1995は、表記に対する実寸が大きめの傾向があります。(1サイズ位実寸が大きいです。)
関連記事: この501-1931の糊落とし前と後のサイズ変化について記事を投稿しています。
501−1931、501-1995共に、生デニムを使用したシュリンクトゥフィットのモデルです。洗濯すると大きく縮みます。生地や洗濯・感想の仕方などにもよりますが、一般的に生デニムのジーンズは、洗濯・乾燥直後で2インチ程度縮み、穿くと直ぐに1インチ程度戻ります。
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- ##hand-o-right## 備考
- 防縮加工が施された糊付き未洗いのデニムもあります。ラングラーの13MWZや936などでも、未洗い、防縮加工デニムを使用したモデルがあります。厳密には、生デニムは加工を施していないもののことですが、未洗いの防縮加工デニムを生デニムと呼ぶ場合がありますが、それらは防縮加工が施されているので縮んでも1cm強程度です。
裾幅の比較
上が501-1931、下が501-1995です。裾幅は、ほぼ同じでした。ロングデイのほうが微妙に大きいですが、1995は新品で、洗うと縮むため裾幅はほぼ同じ程度です。
上の写真は両者の生地の色味の違いもイメージしやすいと思います。
レッグ部の比較
501-1995の左脚部の上に501-1931を乗せて写真を撮ってみました。アウトラインはほぼ同じです。シルエットは同じと思われます。
下は、501-1931を半分にたたんで、501-1995の上に乗せて撮った写真です。
後ろ上部の比較
501-1995のウエストからヒップ周辺の後ろ上部に、501-1931を半分にたたんで乗せてみました。
上の写真は、あまり良い比較ではないと思いますが、生地とステッチの色味の差などもある程度、感じがつかめるかと思います。バックポケットは、501-1931の方が若干小ぶりで少し上に取付けられています。501-1995のポケットは少し縦に長い形状です。
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- ##exclamation-triangle## 注意
- 上の写真の様にジーンズを重ねた写真は、ジーンズの置き方、わずかな配置の違いでも印象が大きく変わります。ちょっと斜めに置くだけでもかなり違って見えます。そのため、あまり適切な比較ではないことをご了解下さい。
下は左バックポケット部周辺の比較写真になります。少し明るめに写っていますが、生地やステッチの色味のイメージが掴みやすいかと思います。左が501-1995、右が501-1931です。
ポケットの大きさ、形状の違いなどが分かるかと思います。ポケットの取り付け位置は、501-1931は少し上に付いています。501-1995のポケットは1931よりも縦に長いので両者を並べて、ポケット部を見比べるとかなり異なる印象を受けると思います。
501-1995の生地は、オーセンティックなインディゴ色のデニムです。501-1931は、少し光沢のある特徴ある染色がされた生地です。501-1995のステッチは落ち着いた色味のオレンジ、501-1931のステッチは明るめのイエローが中心です。
シルエットは(ほぼ)同じで、ステッチの仕様なども基本的なところは共通ですが、生地とステッチの色味の差、ポケットの形状、取り付け位置が少し異なることが組み合わさると、かなり異なった持ち味を両者共、見事に主張していると思います。
501-1995は、クラシック、オーセンティックな雰囲気が見事に演出されているジーンズです。501-1931は、新しさを随所に感じます。
両品ともとても魅力なモデルだと思っています。2017年秋冬の製品ラインでは、両モデルとも姿を消してしまいましたが、再び、製品ラインに戻ってくることを望んでいます。
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