LIVE IN LEVI'Sキャンペーンから感じるリーバイスの原点回帰

この夏、リーバイス社はLIVE IN LEVI'Sと言うキャンペーンを行っています。日本語的な表現を使うと、「リーバイスのある生活」「リーバイスと生きる」「リーバイスと共に過ごす人生」的な感じのイメージのコピーです。



リーバイスのユーザーから、リーバイスとの関わり、生活についてのエピソードを募集、応募の中から選ばれたものを公開し、インタビューを行ってビデオを作成しています。

世界中の国の様々な人々のリーバイスとの生活のエピソードをまとめて編集したのが以下のビデオです。

このビデオは良くできていると思います。リーバイスのブランドのイメージ向上、認知を高めていると思いました。

これ以外にもLIVE IN LEVI"S関連のビデオは色々とあります。代表的なものをいくつか紹介します。かなり良くできているので、是非、ご覧下さい。リーバイスへのイメージが変わるかもしれません！？

8月4日に行われたLIVE IN LEVI'SのLAUNCH（発足）パーティーの模様です。パーティーの参加資格は、リーバイスを穿いていること。コンサートやその他のイベントが行われ、参加者は2000人とのことで、随分、盛り上がった様です。

（上のLIVE IN LEVI'SのパーティーのビデオはGoogle+ で添付していますが、+1ボタン（良いね）を押して下さる方が通常より圧倒的に数が多く、驚いています。読んで下さっている方の反応が分かるので、参考になります。このビデオは（も）良いです。）

このパーティーについては、ウォールストリートジャーナルも報道しています。

このビデオを観ると、やっぱりリーバイスはアメリカを象徴する一つのファッション文化、ジーンズの元祖だなと思いました。

更にリーバイスは、お茶の間のゴールデンタイムに以下のコマーシャルを放送し、物議を醸し出しています。
子供への悪影響があるとした批判も多くある様ですが、それ位インパクトがあると思います。

このコマーシャルを見て、私はリーバイスが以前の若者の文化の象徴であったリーバイスに戻ってきつつあるなと思いました。

リーバイスは80年代に非常にインパクトのある優れたコマーシャルをたくさん作成し放送しました。代表的な物をフォーラムの方にまとめておりますので、ご興味のある方、是非ご覧になってみて下さい。一見の価値はあると思います。

リーバイス USコマーシャルビデオ

この80年代のコマーシャルは、501の特徴であるボタンフライやその他のリーバイスの伝統的な特徴を、さりげなく上手にアピールしているものが多いです。

当時のコマーシャルの一つを紹介します。これは古い時代設定、起承転結あり、笑えるシーンもあり秀作だと思います。シュリンクトゥフィットの501をクリーク（湖、池）で縮ませているシーンが入っています。
上で紹介したLIVE IN LEVI'Sのコマーシャルの中でUNBUTTONと言う501の関連ワードが登場します。

ニューヨークのオープニングパーティーのビデオの中では、参加者にお気に入りのリーバイスのモデルは何か？の質問に対して501と答える人が多く登場しています。

90年代以降、米国工場閉鎖等の暗いニュースやその後も迷走しているイメージが強かったリーバイスですが、やっと原点に帰って勢いを取り戻しつつある様にあります。

これらはリーバイス復活の兆しなのか、今後の動向を含めて注目しています。