リーバイス501は伝統的に未加工の生デニムを使用しています。生デニムは洗濯すると大幅に縮みます。
生デニムの特性である縮みを利用して着用者の体にフィットさせることを、リーバイスはシュリンクトゥフィットと呼んでいます。
1960年代の後半頃から501のフラッシャーにはSHRINK-TO-FITの表記があります。
現行USモデルの501は大きく分けて、501 Shrink-to-FitとOriginalに分かれます。前者は伝統ある生デニム仕様のモデル。後者は防縮加工が施されたデニムを使用しています。
リーバイスジャパンの取り扱う501では、ここしばらくLVCを除いて生デニムの501はラインナップにありませんでした。
しかし、2014年の秋冬のラインナップには伝統の生デニムを使用したモデルが久しぶりに登場しました。
品番は00501-1931、色名はリジッドカラー、またはロングデイです。
リーバイスジャパン公式オンラインストア:
501 レギュラーストレート/リジッドカラー/CONE MILLS 12oz
本品は米国でも取り扱っていることを知り、入手しました。
フラッシャーには、生デニムを使用していることの表れである”SHRINK-TO-FIT”表示があります。
私は当初、シュリンクトゥフィットについて知った時、縮んでしまうデニムの欠点をあたかも長所の様に表現しているだけではないか?との先入観がありました。
しかし、実際にシュリンクトゥフィットを体験してみると、それが本当に利点であることを実感しました。
生デニム使用の501は、糊落としや初期の洗濯時に大幅に縮みます。乾燥後、穿いているうちに縮んだ部分は部分的に戻ってきます。
この洗濯して縮んで、その後穿くことにより部分的に縮みが戻ることで着用者の体型にフィットしていきます。
洗濯で縮んだ後、穿くと戻ることは、少し穿いただけでも起こります。今回、着用一日後の各部のサイズを計って、 糊落とし後着用前と新品時の実寸値と比べて見ました。
一日穿いただけでも、意外と各部の数値に変化が見られます。ウエストとヒップは各2cm大きくなっています。興味深いことにヒップは新品時よりも大きくなっています。
着用して立ったり座ったりする際に、ジーンズの各部は引っ張られます。この引っぱりは主に横方向です。ウエスト、ヒップ、太ももの周辺は大なり小なり引っぱりが発生します。
数値を見てもウエストとヒップが2cmと大きく、渡り幅は1cm、膝部の幅は0.5cmと引っ張りの度合いに応じた変化をしています。引っ張りが余り生じない裾幅は変わっていません。
股上は前と後ろそれぞれ少し穿き戻しが見られます。考えてみると、座ったりしている時に縦方向である股上部も引っ張られたりするなと思いました。
レングスについては、細かい補足をつけ加えると少しだけ短くなった様な気がします。しかし、これは皺によるものが含まれるので皺を伸ばすと変わらない様な結果でした。
ある程度は納得できる結果ですが、この様にサイズの数字を見ると改めて面白いなと思いました。
尚、各部を計った数字では表せない、分からない部分が着用していると感じられます。
例えば、ヒップ部は数字では大きくなっていますが、糊落とし前と比べるとヒップ周りは少しタイトになった気がします。
実際に穿いた時のウエストの位置も多少上がったと思います。縮み前はウエストは3インチ位余裕がある感じでした。(実際はそこまでではないと思います。)
私はベルトをしないので、ウエストが緩いとウエストバンドの位置が下にきます。今回の縮みでウエスト位置が少し上がったことによる着用感の変化も大きく感じます。
次回はロングデイの初期の時点での感想等について投稿する予定です。
注)シュリンクトゥフィットは性質上、ジャストに近い方が体験できます。ウエストが緩くなればなるほど、体感上の変化は小さくなります。
また、ジーンズはサイズや縮み等で個体差がかなりあります。それに加えて、洗濯や乾燥の方法等でも差が生じる可能性があります。
生デニムの特性である縮みを利用して着用者の体にフィットさせることを、リーバイスはシュリンクトゥフィットと呼んでいます。
1960年代の後半頃から501のフラッシャーにはSHRINK-TO-FITの表記があります。
現行USモデルの501は大きく分けて、501 Shrink-to-FitとOriginalに分かれます。前者は伝統ある生デニム仕様のモデル。後者は防縮加工が施されたデニムを使用しています。
リーバイスジャパンの取り扱う501では、ここしばらくLVCを除いて生デニムの501はラインナップにありませんでした。
しかし、2014年の秋冬のラインナップには伝統の生デニムを使用したモデルが久しぶりに登場しました。
品番は00501-1931、色名はリジッドカラー、またはロングデイです。
リーバイスジャパン公式オンラインストア:
501 レギュラーストレート/リジッドカラー/CONE MILLS 12oz
本品は米国でも取り扱っていることを知り、入手しました。
フラッシャーには、生デニムを使用していることの表れである”SHRINK-TO-FIT”表示があります。
私は当初、シュリンクトゥフィットについて知った時、縮んでしまうデニムの欠点をあたかも長所の様に表現しているだけではないか?との先入観がありました。
しかし、実際にシュリンクトゥフィットを体験してみると、それが本当に利点であることを実感しました。
生デニム使用の501は、糊落としや初期の洗濯時に大幅に縮みます。乾燥後、穿いているうちに縮んだ部分は部分的に戻ってきます。
この洗濯して縮んで、その後穿くことにより部分的に縮みが戻ることで着用者の体型にフィットしていきます。
洗濯で縮んだ後、穿くと戻ることは、少し穿いただけでも起こります。今回、着用一日後の各部のサイズを計って、 糊落とし後着用前と新品時の実寸値と比べて見ました。
一日穿いただけでも、意外と各部の数値に変化が見られます。ウエストとヒップは各2cm大きくなっています。興味深いことにヒップは新品時よりも大きくなっています。
着用して立ったり座ったりする際に、ジーンズの各部は引っ張られます。この引っぱりは主に横方向です。ウエスト、ヒップ、太ももの周辺は大なり小なり引っぱりが発生します。
数値を見てもウエストとヒップが2cmと大きく、渡り幅は1cm、膝部の幅は0.5cmと引っ張りの度合いに応じた変化をしています。引っ張りが余り生じない裾幅は変わっていません。
股上は前と後ろそれぞれ少し穿き戻しが見られます。考えてみると、座ったりしている時に縦方向である股上部も引っ張られたりするなと思いました。
レングスについては、細かい補足をつけ加えると少しだけ短くなった様な気がします。しかし、これは皺によるものが含まれるので皺を伸ばすと変わらない様な結果でした。
ある程度は納得できる結果ですが、この様にサイズの数字を見ると改めて面白いなと思いました。
尚、各部を計った数字では表せない、分からない部分が着用していると感じられます。
例えば、ヒップ部は数字では大きくなっていますが、糊落とし前と比べるとヒップ周りは少しタイトになった気がします。
実際に穿いた時のウエストの位置も多少上がったと思います。縮み前はウエストは3インチ位余裕がある感じでした。(実際はそこまでではないと思います。)
私はベルトをしないので、ウエストが緩いとウエストバンドの位置が下にきます。今回の縮みでウエスト位置が少し上がったことによる着用感の変化も大きく感じます。
次回はロングデイの初期の時点での感想等について投稿する予定です。
注)シュリンクトゥフィットは性質上、ジャストに近い方が体験できます。ウエストが緩くなればなるほど、体感上の変化は小さくなります。
また、ジーンズはサイズや縮み等で個体差がかなりあります。それに加えて、洗濯や乾燥の方法等でも差が生じる可能性があります。
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