ここ数年流行中のボーイフレンドジーンズ、レディースジーンズブランド各社が様々なモデルを提供していますが、元は文字通り女性が彼のジーンズを穿くことに端を発しています。
実際のところ、彼のジーンズや服を借りて着ることは以前から比較的一般的だったと思います。
元祖ボーイフレンドジーンズは?と考えると、候補はやはり米3大ブランドのリーバイス、Lee、ラングラーになると思います。
その中でもやはりリーバイス501が代表的な存在となると思います。実際に80年代や90年代のリーバイスのコマーシャルでもボーイフレンドジーンズの使われ方が登場しています。
こちらは1990年のコマーシャルです。
サーフィンをしている彼氏のジーンズを彼女が穿いて待つ話に、健気な犬が演出を高めています。ジーンズは縦落ちではなく、細かいまだら状の色落ちをしています。
ストーンウォッシュかもしれません。この当時の501のデニムの色落ちの傾向を表しています。
ヴィンテージのデニムの縦落ちが注目されるようになったのは、90年代に入ってからです。ブームになって縦落ちが好まれるようになったのは90年代の後半からだと思います。
もう一つ、別のボーイフレンドジーンズが登場するコマーシャルです。こちらは、上とはかなり異なる内容、展開です。個人的にとても好きです。
Percy Sledgeの"When A Man Loves A Woman"がバックに流れ、バスのステーションで舞台は始まります。旅立つミリタリーのユニフォームを着た若者と彼を見送りに来た彼女がいます。
出発の時間になりました。バスに乗り込む時に彼は茶色の封筒を彼女に渡します。部屋に戻って、封筒を開けると中にはボタンフライのジーンズ、501が入っていました。
彼のジーンズを穿く彼女。バックポケットに入っていた手紙を取り出して読む彼女でストーリーは幕を閉じます。
ここまでは物悲しい感しさや哀愁、いい感じでまとまっています。そして表示される501。
501の下に"OCCASIONALLY AVAILABLE FOR WOMEN"と表示されています。
「女性用も時々、提供しています。」的な意味なのですが、結構ウィットに富んだコピーで笑わせてくれます。80年代から90年代のリーバイスのコマーシャルでは、エンディングのテロップで笑いを誘うようなものが結構あります。
これは2006年のリーバイスのコマーシャルです。
オープンニングもなんか良い感じの雰囲気で始まります。2000年代に入るとジーンズを育てたり、自分でオリジナルのダメージ加工などをすることも流行ったりしました。
途中からの展開は上で紹介したコマーシャルと似ています。リメイク・バージョンとも言えます。バスターミナルで彼女にジーンズを渡し、彼はバスに乗ります。
このコマシャールでは、別れた後のスポットは彼女でなく彼の方です。バスに乗った後で、早速、ジャージを脱ぎます。その下には、ジーンズが!
こうやって見比べると、その年代、時代の感性や特徴などの違いが伺えて楽しめます。
例えば一番目や二番目のコマーシャルを2000年代にTVで流したとしたら、その時に観ると古いなと思うでしょうし、違和感があると思います。
しかし、三番目のコマーシャルも今見るとすでに過去の感性に思います。
皆さんはどちらのコマーシャルがお好きですか?できましたら、以下のアンケートにご参加、よろしくお願いいたします。複数選択可能です。
実際のところ、彼のジーンズや服を借りて着ることは以前から比較的一般的だったと思います。
元祖ボーイフレンドジーンズは?と考えると、候補はやはり米3大ブランドのリーバイス、Lee、ラングラーになると思います。
その中でもやはりリーバイス501が代表的な存在となると思います。実際に80年代や90年代のリーバイスのコマーシャルでもボーイフレンドジーンズの使われ方が登場しています。
こちらは1990年のコマーシャルです。
ストーンウォッシュかもしれません。この当時の501のデニムの色落ちの傾向を表しています。
ヴィンテージのデニムの縦落ちが注目されるようになったのは、90年代に入ってからです。ブームになって縦落ちが好まれるようになったのは90年代の後半からだと思います。
もう一つ、別のボーイフレンドジーンズが登場するコマーシャルです。こちらは、上とはかなり異なる内容、展開です。個人的にとても好きです。
出発の時間になりました。バスに乗り込む時に彼は茶色の封筒を彼女に渡します。部屋に戻って、封筒を開けると中にはボタンフライのジーンズ、501が入っていました。
彼のジーンズを穿く彼女。バックポケットに入っていた手紙を取り出して読む彼女でストーリーは幕を閉じます。
ここまでは物悲しい感しさや哀愁、いい感じでまとまっています。そして表示される501。
501の下に"OCCASIONALLY AVAILABLE FOR WOMEN"と表示されています。
「女性用も時々、提供しています。」的な意味なのですが、結構ウィットに富んだコピーで笑わせてくれます。80年代から90年代のリーバイスのコマーシャルでは、エンディングのテロップで笑いを誘うようなものが結構あります。
これは2006年のリーバイスのコマーシャルです。
途中からの展開は上で紹介したコマーシャルと似ています。リメイク・バージョンとも言えます。バスターミナルで彼女にジーンズを渡し、彼はバスに乗ります。
このコマシャールでは、別れた後のスポットは彼女でなく彼の方です。バスに乗った後で、早速、ジャージを脱ぎます。その下には、ジーンズが!
こうやって見比べると、その年代、時代の感性や特徴などの違いが伺えて楽しめます。
例えば一番目や二番目のコマーシャルを2000年代にTVで流したとしたら、その時に観ると古いなと思うでしょうし、違和感があると思います。
しかし、三番目のコマーシャルも今見るとすでに過去の感性に思います。
皆さんはどちらのコマーシャルがお好きですか?できましたら、以下のアンケートにご参加、よろしくお願いいたします。複数選択可能です。
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