ジーンズの色落ち具合について、手持ちのレギュラーとヴィンテージの501を比較してみました。
-->
レギュラーは2003年フィリピン製、ヴィンテージは色落ちで定評のある66前期です。
どちらも良い感じで縦落ちしています。また、ヒゲもできています。
まずは、上の写真をクリックして拡大して見比べてみて下さい!
どちらがレギュラーでどちらが66前期か、上の写真で分かりますでしょうか?
ディテールで分かってしまう人もいるとは思いますが、生地の見た感じや色落ちの方も見比べていただければと思います。
まずは、上の写真をクリックして拡大して見比べてみて下さい!
どちらがレギュラーでどちらが66前期か、上の写真で分かりますでしょうか?
ディテールで分かってしまう人もいるとは思いますが、生地の見た感じや色落ちの方も見比べていただければと思います。
正解は後でお知らせします。
どちらも結構明確な縦落ちをしています。
ヒントはアウトシーム(耳)のアタリと裾のステッチのアタリの違いを見ると分かるかと思います。
また、インシームがシングルステッチかダブルステッチかでも容易に区別がつきます。(一番上の写真でもそれが分かってしまいす。)
また、インシームがシングルステッチかダブルステッチかでも容易に区別がつきます。(一番上の写真でもそれが分かってしまいす。)
ねじれの度合いも異なります。2003年のフィリピン製はプリシュランクです。
私は色落ちはリジッドとプリシュランクでの差はあまりないと思っています。しかし、ねじれについては、リジッドの方が発生しやすく、度合いも大きいと思います。
また、リジッドは洗濯や乾燥の仕方でもねじれや縮みに大きな差が生じると思います。
上下逆にしてみました。
2003年フィリピン製は脇割りが閉じてしまっているのがアウトシームのアタリからも分かります。
この66の左足の腿部で耳が一旦閉じてしまっていますが、それ以外は耳も開いてアタリもできています。
セルビッジでもそうですが、何も気にしないと脇割りは閉じてしまっている箇所があったり、穿いている時に閉じてしまったりしてしまいます。少し気をつければ、脇割りでもアタリはできます。現在穿いている501STFのブラックとリジッドは両方とも脇割りですが、アタリは結構明確にできています。
お詳しい方はポケットの形やアーキュエットからもすぐに分かるんだろうなと想像しています。
フロント側の色落ちは比較的似ていましたが、バック側の色落ちはハチノスの出来具合に差があります。
ハチノスのできは穿き方によると思います。
上下逆にしてみました。
左のパッチ付きがレギュラーの2003年フィリピン製です。
アウトシームのアタリができていない等残念な所もありますが、色落ち自体は結構悪くないと思っています。
今穿いている現行の501がここまで明確な縦落ちになるとまでは期待していませんが、どの様な、そしてどの程度の色落ちになるか楽しみです。
尚、この様に比較すると66とレギュラーで色落ち具合はたいして差がないのではないか?!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
色落ちとしては、縦落ちやアタリの出来具合は比較的同程度ですが、生地の色味や雰囲気はかなり異なります。この様な差は実際に見てみないと分からないところですが、ヴィンテージのデニムの色には特有のオーラの様なものを感じます。
尚、この様に比較すると66とレギュラーで色落ち具合はたいして差がないのではないか?!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
色落ちとしては、縦落ちやアタリの出来具合は比較的同程度ですが、生地の色味や雰囲気はかなり異なります。この様な差は実際に見てみないと分からないところですが、ヴィンテージのデニムの色には特有のオーラの様なものを感じます。
このレギュラー対ビンテージ色落ち比較は、もう一組行う予定です。
COMMENTS