2012年を振り返って

今年もいよいよ最後となりました。私にとって2012年は大きな変化の年でした。生活面、経済面、仕事面、全てに行き詰まっている状態の時、あまり深く考える事なく長年穿いてきたリーバイス501についてのブログを始めました。

ブログを始めた当初は、今まで穿いてきた501について書いたり、ジーンズ（＝リーバイス）と自分の思い出や自分の考えるジーンズ観等を書いくことを考えていました。きっとすぐに書く事がなくなりそうなので、そうなったら、リーバイスの歴史でも調べて分かった事でも書こうかとぼんやりと考えていました。

ブログを書く上で501について調べてみると、今まで知らなかった事がたくさんあることが分かりました。501は伝統的に生デニムを使用していて、洗うと縮む事についてもその頃に初めて知りました。30年以上も501を穿き続きけていて知らなかったと言うことは、自分にとっては新鮮で衝撃的なことでした。

そして、シュリンクトゥフィットを実際に自分で体験してみて、私のリーバイス観は大きく変わりました。現行に加えて、ヴィンテージのデニムジャケットとの出会いも衝撃的でした。知れば知る程深まるリーバイスへの興味と経験、知った事をこのブログに書いていきました。リーバイスに特化した話でここまで書く事があるとは、ブログを始めた頃には想像もしていませんでした。

さらには、リーバイスへの興味の深まりから、オンラインストアを開業することにまで発展してしまいました。まだ開業して間がないですが、オンラインストアを始めて、ご注文をくださったお客さんからブログやストアについてのご感想を頂いたり、メッセージを頂いたりして、とても嬉しい思いもしました。

また、ブログを通じて少ないながらもコメントのやり取りをさせていただいたり、ヴィンテージのコレクターの方々ともメール等でご助言を頂き、とても勉強になりました。この様な今までにない人との出会いや交流を、リーバイスを通じて体験することができました。

2012年は、経済状況、その他生活面等も含め良くない事が多くある中、リーバイスをきっかけとしたこれらの体験は自分にとって力づけられたり、落ち込んだ気分を救ってくれる出来事でした。

本年は色々とお世話になり、ありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。