もしも、”ヴィンテージ ジージャンは買いですか?”と聞かれたら、”絶対に買いだと思います!”と答えます。
ヴィンテージデニム衣料品の素晴らしさ、魅力を存分に手軽に味わえるからです。
ヴィンテージデニム特有の色味、風合い、生地から醸し出されるオーラは、本当に魅力的です。
感じ方は人それぞれ異なりますが、一旦、本物のヴィンテージの魅力を知ってしまうと、その魅力の虜になってしまう人は少なくないと思います。
私もその一人です。LIのお客様から頂いた文面の一部を引用させていただきます。
『復刻で満足していた時は良かったのですが、ヴィンテージを知ってしまうとオリジナルを追及してしまいます。』
この様に思われる方は少なくないと思います。
(復刻がダメだということではないです。復刻には復刻の魅力、良さがあります。ヴィンテージとは異なるということです。また、考え方、デニムとの付き合い方は、様々で人によって異なります。)
古い年代のヴィンテージ、特に501XXは高額です。コンディションの良いものであれば、最低で数十万円、百万円を軽く超えるものも珍しくありません。
現在は、将来値上がりすることを期待した投資目的の理由で買われる人は、まずいないと思います。
購入される方は、それだけの価格を支払うだけの魅力があると考えているということになります。
ヴィンテージデニムと言うと、ヴィンテージ ジーンズを連想される方も多いと思います。
ヴィンテージジーンズは、とても魅力的です。
しかし、サイズ、色味・色落ち具合、コンディション、価格、入手性などの条件を総合的に満たすものは少ないです。
ジーンズは、サイズを選択する上で、ウエストとレングスがあります。自分に合うサイズのものが見つかるか?
多少、ウエストが大きくても、オーバーサイズで穿いたり、レングスが長くてもロールアップしたりして穿くオプションはあります。
ある程度サイズ選択の幅を広げても、中々希望条件に合うものは見つかりづらいです。
そして、サイズが条件に合うものを見つけたとして、色、コンディション、価格など他の条件があります。
色が濃いものは残存数が少なく、見つかりにくいです。
着用感のあるヴィンテージ・ジーンズは、濃い色と比べると価格を含めて入手性が良くなりますが、コンディション等に難があるものも多いです。
ヴィンテージはモデルによっても諸条件が異なります。
ヴィンテージ 501(XXを含む)の場合は、人気も高く、価格も総じて高くなります。
見つかりづらいもの、入手が困難なもので、人気がある・買いたいと思う人がいると、値段が高くなります。
501XXは、今年に入ってから、デッドストック(実際は、ほとんど流通していません)やユーズドでも色が濃く・コンディションの良いものは、価格が急激に上昇していると聞いています。
率直に言って、ヴィンテージ・ジーンズ、特にヴィンテージ501は、これから気に入ったものを入手して楽しむには、かなり敷居が高くなっているのが現状です。
一方で、ヴィンテージのジージャンはジーンズと比較すると、敷居がかなり低いです。
ヴィンテージジージャンとジーンズについての、上に挙げた様な購入にあたっての条件面などを中心に比較してみます。
ジージャンのサイズは、ジーンズと比べると相対的に少ないです。ヴィンテージジージャンのサイズは、胸囲が基準となっています。
当時のオリジナルの通常のサイズ展開は、インチ表記で2インチ刻みに用意されています。当時のレギュラー品で、34から46位までのサイズが標準で用意されたと認識しています。
ヴィンテージで残存数が多いのは、40と42です。(数も多く作られた。)40は一般的な日本人のサイズでML、42はL程度に相当します。
組み合わせるインナーなどによっても、サイズ選択は変わってきます。また、タイトに着るか普通に着るかなどによってもサイズ選択は異なります。
また、モデルによってもシルエット・サイズなどで特徴があります。
以下、参考事例です。
70505をタイト目に着ています。ジーンズは90年代初めの米国製501です。70505は、着丈が少し長めのシルエットです。
私は手が短いです。557(サード)や70505はアームホールが大きめなので、袖が長いと上腕部分がふくらみ気味になります。
それを避けたい場合は、小さめのサイズの方が良いと思います。
下の記事での507はサイズ38です。ボタンを留めると胸回りはタイト、袖はちょうどくらいだと思います。
関連記事: ウールシャツとヴィンテージGジャンのモデル・サイズ組み合わせ比較
サイズ40は、日本人の標準体型の方がシャツやスウェットなどをインナーに組み合わせて程良い程度のサイズです。
注). ヴィンテージは、現行品のサイズと同表記の場合、ワンサイズ小さいくらいの造りです。例えば、現行品でサイズ表記40は、ヴィンテージ品のサイズ表記42に相当します。
気になる方は、身幅の実寸を比較していただければと思います。(将来、記事を投稿するかもしれません。)
やせ気味の方では、サイズ40は大きすぎますが、標準体型の方であれば、サイズ40は選択肢に入ります。
がっちりした体型の方には、サイズ42が程良い場合が多いです。
ヴィンテージ・ジージャンで、比較的残存数が多く、入手性が良いサイズ40や42は、サイズ選択の対象となる人も多いです。
ジーンズの場合、一般的な日本人の体型で選択肢として多いウエスト30から36インチのサイズのヴィンテージの残存数、流通数が非常に少ないのとは対象的です。
ジージャンは、色が濃く、コンディションが良いものも意外とあります。
絶対数が多いわけではないのですが、ジーンズと比べた場合、コンディションの良いものが見つかる可能性はジージャンの方が高いです。
しかし、良いコンディションのものは年々見つからなくなってきています。
復刻やレプリカは、現在、生産している製品です。需要が上がれば、生産数を増やすこともできます。生産数が増えなくても、生産を続ける限り、累計の絶対数は増え続けています。
オリジナル・ヴィンテージの場合は、生産はすでに終了しています。残存する絶対数は非常に少なく、減る一方です。流通数量は限られており、減少傾向をたどっています。
言い換えると、ヴィンテージのジージャンは、コンディションが良い品が、今はまだ、比較的入手可能であるということになると思います。
ヴィンテージ ジージャンは、同年代のジーンズと比べて、価格が大幅に安いです。
現時点での一般的な市場価格として、70505のビッグEはコンディション良好なもので、1万円台の後半、非常に良いものでも2万円台前半位です。
注)ヴィンテージの価格は、取り扱う店によって差があります。また、モデル、年代、色残り、コンディション、希少性、ディテール他等、様々な要素で価格は異なります。
上の価格はあくまでも一般的な目安です。また、市場価格は変動します。
復刻やレプリカの新品の方が、良好コンディションのビッグEの70505よりも高いくらいです。
考え方にもよりますが、現在のヴィンテージデニムジャケットの価格は、その魅力を考慮すると考えられないくらい破格な値段だと思います。
ヴィンテージのデニム生地の色や風合いは、決して再現できるものではありません。
古い絵画や歴史ある木造建築を似せて再現して描いたり、建築しても、全く異なって見えるのと同じだと思います。
ヴィンテージデニムの魅力は実際に手にとって見たり、所有すれば、分かると思います。(感じ方は人によって異なるので、すべての人が絶対そう思うということではありません。)
ファーストやセカンドは、同年代のジーンズと比べて大幅に安いとは言え、絶対的な価格はそれなりにします。
しかし、70505とサード(557、含むXX)は絶対的な価格としても、入手しやすい価格帯にあると思います。
ヴィンテージデニムは色落ちしたものも魅力的ですが、濃紺でもとても魅力的です。何とも言えない色、雰囲気をしています。
70505や557であれば、濃紺のヴィンテージデニムの色や風合いを比較的、手軽に味わうことができます。
(70505と557は、生地の色味や雰囲気が異なります。また、557は希少性がかなり高く、残存数は多くありません。ヴィンテージリーバイスのデニムジャケットは、どれも人気が高いです。)
ここ数年、ジージャンは再び人気がでてきているように思います。特に今年になってから、その傾向は明らかに感じられます。
数年前は、ジーンズにジージャンは上下の色味が同じでないと変に思うとの意見が強かったように思います。しかし、最近はあまりその様な意見を聞かなくなりました。
個人的には、上下デニムで色味が違うのは、全くおかしくないと思います。むしろ同じより違う方が自然に見えると思います。
また、上はヴィンテージデニムで、下は現行やオールドでも組み合わせ的に違和感はあまりないと思っています。
私の場合、普段はその組み合わせが多いです。
関連記事:
組み合わせが柔軟なヴィンテージ品
ヴィンテージのジージャンは、他のヴィンテージと組み合わせても、もちろん良いですし、ジージャン以外は全て現行品のインナーとボトムス、靴と組み合わせても合うと思います。
ヴィンテージにご興味を持たれた方の入門用、ヴィンテージデニムがどんなものなのかご興味がある方は、まずはジージャンを入手されることを個人的にお勧めします。
ご参考までに、ロングホーンインポートのジージャンのページのリンクを添付します。
ロングホーンインポートWebストア
ヴィンテージ デニム ジャケット
現在、70505はほぼ完売ですが、何着か近日中に追加する予定です。商品入荷のお知らせは、ロングホーンインポートTwitter, Facebook, Google+で行っています。
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ヴィンテージ・リーバイス507(セカンド)と501 |
ヴィンテージデニム特有の色味、風合い、生地から醸し出されるオーラは、本当に魅力的です。
感じ方は人それぞれ異なりますが、一旦、本物のヴィンテージの魅力を知ってしまうと、その魅力の虜になってしまう人は少なくないと思います。
私もその一人です。LIのお客様から頂いた文面の一部を引用させていただきます。
『復刻で満足していた時は良かったのですが、ヴィンテージを知ってしまうとオリジナルを追及してしまいます。』
この様に思われる方は少なくないと思います。
(復刻がダメだということではないです。復刻には復刻の魅力、良さがあります。ヴィンテージとは異なるということです。また、考え方、デニムとの付き合い方は、様々で人によって異なります。)
古い年代のヴィンテージ、特に501XXは高額です。コンディションの良いものであれば、最低で数十万円、百万円を軽く超えるものも珍しくありません。
現在は、将来値上がりすることを期待した投資目的の理由で買われる人は、まずいないと思います。
購入される方は、それだけの価格を支払うだけの魅力があると考えているということになります。
ヴィンテージデニムと言うと、ヴィンテージ ジーンズを連想される方も多いと思います。
ヴィンテージジーンズは、とても魅力的です。
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ヴィンテージ501XX/ビッグE/66前期 (上のジャケットは557XX) |
ジーンズは、サイズを選択する上で、ウエストとレングスがあります。自分に合うサイズのものが見つかるか?
多少、ウエストが大きくても、オーバーサイズで穿いたり、レングスが長くてもロールアップしたりして穿くオプションはあります。
ある程度サイズ選択の幅を広げても、中々希望条件に合うものは見つかりづらいです。
そして、サイズが条件に合うものを見つけたとして、色、コンディション、価格など他の条件があります。
色が濃いものは残存数が少なく、見つかりにくいです。
着用感のあるヴィンテージ・ジーンズは、濃い色と比べると価格を含めて入手性が良くなりますが、コンディション等に難があるものも多いです。
ヴィンテージはモデルによっても諸条件が異なります。
ヴィンテージ 501(XXを含む)の場合は、人気も高く、価格も総じて高くなります。
見つかりづらいもの、入手が困難なもので、人気がある・買いたいと思う人がいると、値段が高くなります。
501XXは、今年に入ってから、デッドストック(実際は、ほとんど流通していません)やユーズドでも色が濃く・コンディションの良いものは、価格が急激に上昇していると聞いています。
率直に言って、ヴィンテージ・ジーンズ、特にヴィンテージ501は、これから気に入ったものを入手して楽しむには、かなり敷居が高くなっているのが現状です。
一方で、ヴィンテージのジージャンはジーンズと比較すると、敷居がかなり低いです。
ヴィンテージジージャンとジーンズについての、上に挙げた様な購入にあたっての条件面などを中心に比較してみます。
サイズ
ジージャンのサイズは、ジーンズと比べると相対的に少ないです。ヴィンテージジージャンのサイズは、胸囲が基準となっています。
当時のオリジナルの通常のサイズ展開は、インチ表記で2インチ刻みに用意されています。当時のレギュラー品で、34から46位までのサイズが標準で用意されたと認識しています。
ヴィンテージで残存数が多いのは、40と42です。(数も多く作られた。)40は一般的な日本人のサイズでML、42はL程度に相当します。
組み合わせるインナーなどによっても、サイズ選択は変わってきます。また、タイトに着るか普通に着るかなどによってもサイズ選択は異なります。
また、モデルによってもシルエット・サイズなどで特徴があります。
以下、参考事例です。
70505をタイト目に着ています。ジーンズは90年代初めの米国製501です。70505は、着丈が少し長めのシルエットです。
私は手が短いです。557(サード)や70505はアームホールが大きめなので、袖が長いと上腕部分がふくらみ気味になります。
それを避けたい場合は、小さめのサイズの方が良いと思います。
下の記事での507はサイズ38です。ボタンを留めると胸回りはタイト、袖はちょうどくらいだと思います。
関連記事: ウールシャツとヴィンテージGジャンのモデル・サイズ組み合わせ比較
サイズ40は、日本人の標準体型の方がシャツやスウェットなどをインナーに組み合わせて程良い程度のサイズです。
注). ヴィンテージは、現行品のサイズと同表記の場合、ワンサイズ小さいくらいの造りです。例えば、現行品でサイズ表記40は、ヴィンテージ品のサイズ表記42に相当します。
気になる方は、身幅の実寸を比較していただければと思います。(将来、記事を投稿するかもしれません。)
やせ気味の方では、サイズ40は大きすぎますが、標準体型の方であれば、サイズ40は選択肢に入ります。
がっちりした体型の方には、サイズ42が程良い場合が多いです。
ヴィンテージ・ジージャンで、比較的残存数が多く、入手性が良いサイズ40や42は、サイズ選択の対象となる人も多いです。
ジーンズの場合、一般的な日本人の体型で選択肢として多いウエスト30から36インチのサイズのヴィンテージの残存数、流通数が非常に少ないのとは対象的です。
色・コンディション
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ヴィンテージリーバイス サードモデル |
しかし、良いコンディションのものは年々見つからなくなってきています。
復刻やレプリカは、現在、生産している製品です。需要が上がれば、生産数を増やすこともできます。生産数が増えなくても、生産を続ける限り、累計の絶対数は増え続けています。
オリジナル・ヴィンテージの場合は、生産はすでに終了しています。残存する絶対数は非常に少なく、減る一方です。流通数量は限られており、減少傾向をたどっています。
言い換えると、ヴィンテージのジージャンは、コンディションが良い品が、今はまだ、比較的入手可能であるということになると思います。
価格
ヴィンテージ ジージャンは、同年代のジーンズと比べて、価格が大幅に安いです。
現時点での一般的な市場価格として、70505のビッグEはコンディション良好なもので、1万円台の後半、非常に良いものでも2万円台前半位です。
注)ヴィンテージの価格は、取り扱う店によって差があります。また、モデル、年代、色残り、コンディション、希少性、ディテール他等、様々な要素で価格は異なります。
上の価格はあくまでも一般的な目安です。また、市場価格は変動します。
復刻やレプリカの新品の方が、良好コンディションのビッグEの70505よりも高いくらいです。
考え方にもよりますが、現在のヴィンテージデニムジャケットの価格は、その魅力を考慮すると考えられないくらい破格な値段だと思います。
ヴィンテージのデニム生地の色や風合いは、決して再現できるものではありません。
古い絵画や歴史ある木造建築を似せて再現して描いたり、建築しても、全く異なって見えるのと同じだと思います。
ヴィンテージデニムの魅力は実際に手にとって見たり、所有すれば、分かると思います。(感じ方は人によって異なるので、すべての人が絶対そう思うということではありません。)
ファーストやセカンドは、同年代のジーンズと比べて大幅に安いとは言え、絶対的な価格はそれなりにします。
しかし、70505とサード(557、含むXX)は絶対的な価格としても、入手しやすい価格帯にあると思います。
ヴィンテージデニムは色落ちしたものも魅力的ですが、濃紺でもとても魅力的です。何とも言えない色、雰囲気をしています。
70505や557であれば、濃紺のヴィンテージデニムの色や風合いを比較的、手軽に味わうことができます。
(70505と557は、生地の色味や雰囲気が異なります。また、557は希少性がかなり高く、残存数は多くありません。ヴィンテージリーバイスのデニムジャケットは、どれも人気が高いです。)
プラスαの魅力
ここ数年、ジージャンは再び人気がでてきているように思います。特に今年になってから、その傾向は明らかに感じられます。
数年前は、ジーンズにジージャンは上下の色味が同じでないと変に思うとの意見が強かったように思います。しかし、最近はあまりその様な意見を聞かなくなりました。
個人的には、上下デニムで色味が違うのは、全くおかしくないと思います。むしろ同じより違う方が自然に見えると思います。
また、上はヴィンテージデニムで、下は現行やオールドでも組み合わせ的に違和感はあまりないと思っています。
私の場合、普段はその組み合わせが多いです。
関連記事:
組み合わせが柔軟なヴィンテージ品
ヴィンテージのジージャンは、他のヴィンテージと組み合わせても、もちろん良いですし、ジージャン以外は全て現行品のインナーとボトムス、靴と組み合わせても合うと思います。
ヴィンテージにご興味を持たれた方の入門用、ヴィンテージデニムがどんなものなのかご興味がある方は、まずはジージャンを入手されることを個人的にお勧めします。
ご参考までに、ロングホーンインポートのジージャンのページのリンクを添付します。
ロングホーンインポートWebストア
ヴィンテージ デニム ジャケット
現在、70505はほぼ完売ですが、何着か近日中に追加する予定です。商品入荷のお知らせは、ロングホーンインポートTwitter, Facebook, Google+で行っています。
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