ヴィンテージデニムの手入れは、基本的なところは一緒です。さらに、モデル固有の特徴、留意すべき点などもあります。
本記事では、一般的なヴィンテージジージャンについて、着用と手入れをする上での留意点を書きます。
後日、507(セカンド)や557(サード)などのモデル別の手入れと留意点を投稿する予定です。
まず先にお断りすると、ほとんどすべての事にもあてはまりますが、「手入れはこうしなければダメだ。」、「絶対にxxすべきである」と言うことではありません。
取り扱い方、手入れの仕方は、その人の考え方で、異なります。
一方で、どのように付き合って、手入れをするか判断する上で知っておいた方が良いこともあります。
衣類の着こなし、組み合わせ方は、多様です。これは、ヴィンテージにも該当します。
ヴィンテージ・ジージャンを着用する上で、まず考慮しておいた方がことは、首がジージャンの襟に直接触れる着方をする場合、生地に汚れが付着しやすくなることです。
(特に綿の)白いワイシャツを一番上までボタンを留めて、ネクタイをして、1日着用すると、襟の部分に驚くほど汚れが付きます。この汚れは汗や皮脂が付着してできるものです。
一番上のボタンを外した状態でも、首の後ろの部分に同様の汚れが付きます。
このことは、実際に体験して、良くご存知の方も多いと思います。学生の方でも、白いシャツが制服の場合は、体験されていると思います。
体質にもよるでしょうが、朝、シャワーを浴びて、首回りを入念に洗ってから着用しても、1日着用すれば、シャツの襟には見てわかる汚れが付くのが一般的です。(朝シャワーで洗って着るのとそうでないのでは程度は異なると思います。)
デニムジャケットを着た時、首が直接生地に触れる場合、同様の汚れが付着します。
通常のインディゴブルーのデニムは白と比べると、この様な汚れは目立ちませんが、目に見えない汗や皮脂が付着すると考えておくべきと思います。
(写真は507xxです。襟の汚れとは関係ありません。)
この汚れをしばらく洗わずにおくと、その次に洗濯した時に襟の部分だけが色落ちしたりします。
さらに、洗わずにいると、変色して茶色になって目立つ様になっていくこともあります。
濃紺でも首の部分だけ退色が目立つヴィンテージデニムジャケットがあります。
着用頻度は低くても、首が直接触れる着用をしてそのままにしていたことによって、そうなった可能性が高いです。
襟の擦れは、肌が直接触れる着用をした場合に起きる頻度が圧倒的に高いです。またどの程度、襟と首が密着するかにもよります。
首が襟に直接接触する着方は、Tシャツやラウンドネックのニット・カットソーなどの上に着る場合などが代表的な例です。
また、ジージャンの上にレザージャケットなどを着るような組み合わせも該当します。
また、ジージャンの一番上のボタンを留めて着用するのは、首と密着することになる場合が大きいです。(着用者とジージャンの首回りのサイズの関係に依存します。)
この様な着方をすべきではないと言うことではないです。しかし、認識しておいた方が良いことだと思います。
ジージャンの襟に首が触れる着こなしをする場合、部分的な退色を防止したり、進行を遅らせるために、ある程度着用したら(例えば20-30時間)洗濯する方が望ましいです。
私は、Tシャツの上に直接ジージャンを着るのが好きです。しかし、長時間着用する時は、ポロシャツを選ぶ場合が多いです。
ポロシャツなど襟がついたインナーの上に着る場合は、襟の汚れの付着は飛躍的に少ない・抑えられます。また、擦れの防止・制御にもなります。
ジージャンで、襟と並んで擦れが発生しやすい場所は、袖先です。
袖の長さが着用者にとって長い場合、袖先が手に当たる頻度が多くなります。歩いたりしている時等で、袖の先端が動きながら手に接触すると擦れが発生しやすいです。
ご自分にとって袖が(少し)長い場合、袖を折り返しておくと擦れを防止したり、進行を抑制できます。
常時、袖を折り返さなくても、必要に応じて、折り返すだけでも効果はあります。
袖の長さが適度であれば、擦れが発生する可能性は低いです。
しかし、もしも長年ご愛用しているジージャンの袖先が擦れているのであれば、袖先(カフス部)を折り返して着用することを試してみるのも一考に値すると思います。
ジージャンの袖先を折り返す(ロールアップ)する着方をする人は、比較的多いです。
尚、頻繁に折り返していると、折り目の部分が線に沿って退色したり擦れができたりすることもあります。
時折、折り目のコンディションを見て、擦れなどの傾向が見られる場合は、折り目を少しずらしたりするのも一案です。
デニム生地は洗濯する(水に浸ける)と活力が戻ります。袖をロールアップしてきている場合、定期的に洗濯すると折り目部分の生地の保護にもなると思います。
あまり細かいことは気にせず、自由に自分の着たいように着るのも良いと思います。
着用によって、痛んできた場合は、修理すれば良いと言う考えもあると思います。
擦れができたり、色落ちするのもアジの一つとも言えます。
どの様にヴィンテージ・ジージャンと付き合うかは、人それぞれです。
どの様な取り扱いをしても、着用すればするほど、ジージャンは、その人の着用の仕方や取り扱い方に関連した変化が生まれてきます。
ヴィンテージに限りませんが、着用による変化もデニムの魅力です。
ヴィンテージの場合、ユーズドのものが多いです。
着用感が少ない濃紺のものであれば、ほぼ一からの付き合いになります。
また、ある程度着用感のあるものであれば、これまでのオーナー(達)の着用の仕方や手入れによって生まれる個性的なところがあると思います。
ジーンズもそうですが、ユーズドで非常に格好良く・味わい深く色落ちしたヴィンテージも少なくありません。
色落ちや雰囲気に、これまで辿ってきた道のりを示していると思います。
そして、新たにオーナーとなった人が、その素晴らしい魅力的なヴィンテージを引き継いでいくことになります。
そんなところも様々なヴィンテージの良さ、魅力の一つだと思います。
本記事では、一般的なヴィンテージジージャンについて、着用と手入れをする上での留意点を書きます。
まず先にお断りすると、ほとんどすべての事にもあてはまりますが、「手入れはこうしなければダメだ。」、「絶対にxxすべきである」と言うことではありません。
取り扱い方、手入れの仕方は、その人の考え方で、異なります。
一方で、どのように付き合って、手入れをするか判断する上で知っておいた方が良いこともあります。
着用と手入れの留意点
衣類の着こなし、組み合わせ方は、多様です。これは、ヴィンテージにも該当します。
ヴィンテージ・ジージャンを着用する上で、まず考慮しておいた方がことは、首がジージャンの襟に直接触れる着方をする場合、生地に汚れが付着しやすくなることです。
(特に綿の)白いワイシャツを一番上までボタンを留めて、ネクタイをして、1日着用すると、襟の部分に驚くほど汚れが付きます。この汚れは汗や皮脂が付着してできるものです。
一番上のボタンを外した状態でも、首の後ろの部分に同様の汚れが付きます。
このことは、実際に体験して、良くご存知の方も多いと思います。学生の方でも、白いシャツが制服の場合は、体験されていると思います。
体質にもよるでしょうが、朝、シャワーを浴びて、首回りを入念に洗ってから着用しても、1日着用すれば、シャツの襟には見てわかる汚れが付くのが一般的です。(朝シャワーで洗って着るのとそうでないのでは程度は異なると思います。)
デニムジャケットを着た時、首が直接生地に触れる場合、同様の汚れが付着します。
通常のインディゴブルーのデニムは白と比べると、この様な汚れは目立ちませんが、目に見えない汗や皮脂が付着すると考えておくべきと思います。
(写真は507xxです。襟の汚れとは関係ありません。)
この汚れをしばらく洗わずにおくと、その次に洗濯した時に襟の部分だけが色落ちしたりします。
さらに、洗わずにいると、変色して茶色になって目立つ様になっていくこともあります。
濃紺でも首の部分だけ退色が目立つヴィンテージデニムジャケットがあります。
着用頻度は低くても、首が直接触れる着用をしてそのままにしていたことによって、そうなった可能性が高いです。
襟の擦れは、肌が直接触れる着用をした場合に起きる頻度が圧倒的に高いです。またどの程度、襟と首が密着するかにもよります。
首が襟に直接接触する着方は、Tシャツやラウンドネックのニット・カットソーなどの上に着る場合などが代表的な例です。
また、ジージャンの上にレザージャケットなどを着るような組み合わせも該当します。
また、ジージャンの一番上のボタンを留めて着用するのは、首と密着することになる場合が大きいです。(着用者とジージャンの首回りのサイズの関係に依存します。)
この様な着方をすべきではないと言うことではないです。しかし、認識しておいた方が良いことだと思います。
ジージャンの襟に首が触れる着こなしをする場合、部分的な退色を防止したり、進行を遅らせるために、ある程度着用したら(例えば20-30時間)洗濯する方が望ましいです。
私は、Tシャツの上に直接ジージャンを着るのが好きです。しかし、長時間着用する時は、ポロシャツを選ぶ場合が多いです。
ポロシャツなど襟がついたインナーの上に着る場合は、襟の汚れの付着は飛躍的に少ない・抑えられます。また、擦れの防止・制御にもなります。
ジージャンで、襟と並んで擦れが発生しやすい場所は、袖先です。
袖の長さが着用者にとって長い場合、袖先が手に当たる頻度が多くなります。歩いたりしている時等で、袖の先端が動きながら手に接触すると擦れが発生しやすいです。
ご自分にとって袖が(少し)長い場合、袖を折り返しておくと擦れを防止したり、進行を抑制できます。
常時、袖を折り返さなくても、必要に応じて、折り返すだけでも効果はあります。
袖の長さが適度であれば、擦れが発生する可能性は低いです。
しかし、もしも長年ご愛用しているジージャンの袖先が擦れているのであれば、袖先(カフス部)を折り返して着用することを試してみるのも一考に値すると思います。
ジージャンの袖先を折り返す(ロールアップ)する着方をする人は、比較的多いです。
尚、頻繁に折り返していると、折り目の部分が線に沿って退色したり擦れができたりすることもあります。
時折、折り目のコンディションを見て、擦れなどの傾向が見られる場合は、折り目を少しずらしたりするのも一案です。
デニム生地は洗濯する(水に浸ける)と活力が戻ります。袖をロールアップしてきている場合、定期的に洗濯すると折り目部分の生地の保護にもなると思います。
あまり細かいことは気にせず、自由に自分の着たいように着るのも良いと思います。
着用によって、痛んできた場合は、修理すれば良いと言う考えもあると思います。
擦れができたり、色落ちするのもアジの一つとも言えます。
どの様にヴィンテージ・ジージャンと付き合うかは、人それぞれです。
どの様な取り扱いをしても、着用すればするほど、ジージャンは、その人の着用の仕方や取り扱い方に関連した変化が生まれてきます。
ヴィンテージに限りませんが、着用による変化もデニムの魅力です。
ヴィンテージの場合、ユーズドのものが多いです。
着用感が少ない濃紺のものであれば、ほぼ一からの付き合いになります。
また、ある程度着用感のあるものであれば、これまでのオーナー(達)の着用の仕方や手入れによって生まれる個性的なところがあると思います。
ジーンズもそうですが、ユーズドで非常に格好良く・味わい深く色落ちしたヴィンテージも少なくありません。
色落ちや雰囲気に、これまで辿ってきた道のりを示していると思います。
そして、新たにオーナーとなった人が、その素晴らしい魅力的なヴィンテージを引き継いでいくことになります。
そんなところも様々なヴィンテージの良さ、魅力の一つだと思います。
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