リーバイ・ストラウス ジャパンは、リーバイ・ストラウス社(Levi Strauss & Co.)の子会社で、日本でのリーバイスブランドの販売を主な事業として営んでいます。
リーバイ・ストラウス ジャパンは、JASDAQに上場しています。そのため、決算結果などの情報が開示されています。
本記事では、平成27年11月期の有価証券報告書内に記載されている内容を抜粋して、紹介します。
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1982年11月29日にリーバイ・ストラウス ジャパン株式会社を設立。
リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社は株式の額面(株式1株 の額面100,000円)を変更するため、1988年12月1日を合併期日として利須株式会社(昭和47年11月10日設立、本 店所在地・東京都港区南青山)に吸収合併され、合併により当社の資産・負債及びその他の一切の権利、義務を引渡 した。
又、同年同日の1983年12月1日利須株式会社は商号をリーバイ・ストラウス ジャパン株式会社(株式1株の 額面500円)に変更。
合併前の利須株式会社は休業状態にあり、合併後、被合併会社の営 業活動を全面的に継承している。
2001年12月、株式をジャスダック証券取引所に上場。
まとめると、リーバイ・ストラウス ジャパンは、ジャパンの株式の83.59%を所有する親会社、リーバイ・ストラウス社を中心とするリーバイスグループに属している。
主に親会社の100%孫会社リーバ イ・ストラウス アジア・パシフィック ディビジョン リミテッド及びリーバイ・ストラウス・グローバル トレ ーディング カンパニー リミテッドから、製品を仕入れ、これらの製品を国内で販売している。
リーバイ・ストラウス ジャパンは、JASDAQに上場しています。そのため、決算結果などの情報が開示されています。
本記事では、平成27年11月期の有価証券報告書内に記載されている内容を抜粋して、紹介します。
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【沿革】
1971年4月3日、香港法人リーバイ・ストラウス(ファーイースト)リミテッドの日本支社として設置され、リーバイスジーンズの輸入販売を開始。1982年11月29日にリーバイ・ストラウス ジャパン株式会社を設立。
リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社は株式の額面(株式1株 の額面100,000円)を変更するため、1988年12月1日を合併期日として利須株式会社(昭和47年11月10日設立、本 店所在地・東京都港区南青山)に吸収合併され、合併により当社の資産・負債及びその他の一切の権利、義務を引渡 した。
又、同年同日の1983年12月1日利須株式会社は商号をリーバイ・ストラウス ジャパン株式会社(株式1株の 額面500円)に変更。
合併前の利須株式会社は休業状態にあり、合併後、被合併会社の営 業活動を全面的に継承している。
2001年12月、株式をジャスダック証券取引所に上場。
【事業内容】
有価証券報告書に記載されている内容をそのまま抜粋します。当社は、当社株式の83.59%を所有する親会社リーバイ・ストラウス・アンド・カンパニーを中心とするリーバイスグループに属しております。リーバイスグループは世界各地でジーンズ、ジャケット等の製造、販売を行ってお り、当社は、主に親会社の100%子会社のリーバイ・ストラウス・インターナショナルの100%子会社であるリーバ イ・ストラウス アジア・パシフィック ディビジョン リミテッド及びリーバイ・ストラウス・グローバル トレ ーディング カンパニー リミテッドから、製品を仕入れ、これらの製品を国内で販売しております。またリーバ イ・ストラウス アジア・パシフィック ディビジョン リミテッドはアジア・パシフィック地域におけるリーバイ スグループ関連各社の事業活動を統括管理しており、当社は同社からコンサルタント業務等の役務の提供を受けてお ります。
まとめると、リーバイ・ストラウス ジャパンは、ジャパンの株式の83.59%を所有する親会社、リーバイ・ストラウス社を中心とするリーバイスグループに属している。
主に親会社の100%孫会社リーバ イ・ストラウス アジア・パシフィック ディビジョン リミテッド及びリーバイ・ストラウス・グローバル トレ ーディング カンパニー リミテッドから、製品を仕入れ、これらの製品を国内で販売している。
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- 備考
- 100%子会社の100%子会社なので、100%孫会社と表現しています。リーバ イ・ストラウス アジア・パシフィック ディビジョン リミテッドは、2012年の売り上げが7億67百万ドル、従業員数2800人です。孫会社といっても企業規模は大きいです。ジャパンは、2015年の売り上げは116億円、従業員数68人(他、平均臨時雇用社数241人)です。
また、アジア・パシフィック事業部は、地域の事業活動を統括管理していて、ジャパンはコンサルタント業務等の役割の提供を受けているとあります。
【事業状況・業績】
2015年11月期 有価証券報告書に記載されている販売実績です。
下は上の表のをパイチャートで表したものです。ボトムス(主にジーンズ)が、メンズとレディースを合わせると全売上の76%、四分の三を占めています。
売り上げは、前年同期比で7.6%の増加、トップスの売り上げ増の幅が大きいです。(トップスの売り上げを新調させる取り組みに注力してきたと書かれています。)
関連会社との取引内容
以下の表は、関連会社との取引内容、金額などについてです。
商品の仕入れは、香港のリーバイス・グローバルトレーディングとオランダアムステルダムのLVCです。
仕入れの取引金額は、グローバルトレーディングが43億59百万円、LVCが7億円です。
単純に計算すると仕入れ額の14%がLVCになります。(割と妥当な比率に思います。売り上げ比率はより高いと推測します。)
リーバ イ・ストラウス アジア・パシフィック ディビジョン リミテッドの事業説明に、製品はアジアと中近東の地域の20以上の国にある協力工場にて製造されたものを調達していると記載されています。
また、国あたりの製造比率は12%を超えることはないとあります。特定の国・地域に偏らずにバランスをとりながら製造していることが伺われます。
まとめ
リーバイスジャパンは、JASDAQに上場している独立した会社ですが、リーバイスのアジアパシフィックのグループ企業との結びつき・関係が強いと思われます。
特に製品の生産と調達は、LVCを除けば、アジア地域がほぼ全てであることが伺われます。
個人的には、USラインをそのまま売れば良い、特に501に関しては以前の様に米国と同じ製品を売れれば良いのではと考えていますが、現在の状況を考慮すると、色々なしがらみがあって、難しいのかなと思います。
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