2015年11月に以下の様なタイトルの記事が投稿されました。
いかにもネットで話題を集めそうな、キャッチコピーだと思いました。
若者「ジーパンって死語だよね」
私の場合、ツイッターをやっている関係上、若い人たちの間でのやりとりなども見る機会が多いので、そんなわけないだろう!と即座に思いました。
今週、ジーパンと言う言葉が使われているコメントも頂いています。
良く言えば、一目見て興味を覚えるタイトルです。悪く言えば、挑発的なキャッチコピーです。
以下、調査結果の概要です。
若者「ジーパンって死語だよね」→これが現実です / Jタウンネット
調査結果は、「ジーパン」と言う言葉を使っているは、全国平均で80%を越えていました。
予想通りの結果だと私は思いました。ジーンズ・ジーパンが好きな人は、ジーンズと呼ぶ比率が少し高い気もします。
ジーパンの呼称は、終戦後GIが穿いていたパンツから”Gパン”と呼ぶようになったと言う説と、ジーンズ・パンツが短縮された呼び名の二つの説が有力です。
多分、答えは一つではなく、どちらも該当するのだと思います。
私の場合、ブログ等で文章を書く場合、主にジーンズを使います。使い分けとしては、文語としては、主にジーンズ、口語としては、ジーパンです。
ジーパンの方が親しみを感じる、親近感を持つ呼び名の印象があります。
はっきり使い分けているわけではないのですが、固めの文章ではジーンズ、少し柔らかい文章や話す場合は、ジーパンが多いです。
デニムがジーパンやジーンズの代わりに使われる場合もあるらしいですが、私は使いません。
ご存知の通りデニムは生地です。
デニムパンツだけが圧倒的に普及しているのであれば、単にデニムと言っても、デニムパンツのことだなと分かるでしょうが、デニムジャケットもデニムシャツも普及しています。
「デニム」と言ったら、生地しかイメージがわきません。実際に生地の意味でしかないと思います。
これは、若い世代がどの言葉を使うかによると思います。やはり、世代によって呼び方の傾向は異なると思います。
ジーパンだけでなく、チノパン、綿パン(コッパン)などの呼び名も普及していると思います。
チノパンは、チノーズやチノと呼ぶ人もいると思いますが、コットン製(綿)のパンツを、単に綿、コットンとは呼ばないと思います。
後者をチノと呼ぶ場合もあるようですが、チノはチノクロスという生地の略称です。また、チノクロスは、パンツに使われることが圧倒的に多いと思っています。(違ったら、ご指摘ください。)
少なくとも、私はチノシャツやチノジャケットという言葉は聞いた記憶がありません。チノと言えば、チノパンのことだと連想できると思います。
綿素材の生地は、他にもいろいろあります。綿パン(コッパン)は、綿素材のパンツの総称です。
個人的には、チノパンをチノ、綿パンを綿、ダックパンツをダック、と言うように素材・生地で呼ぶことが普及するのであれば、ジーパンは、デニムとなるのが自然な流れだと思います。
そうなるかどうかは、若い世代、そして、さらに若い世代の時代にならないと分かりません。
私は、デニムのジャケットについては、ブログでもジージャンを使っています。デニムジャケットの呼称は、文章でもまず使いません。
理由は、私はジージャンと言う言葉に強い愛着を持っているからです。私はジージャンという言葉も好きですし、ジージャンそのものも大好きです。
ジージャンは、ジーンズ・ジャンパーを短縮した呼び名が一般化したと思っています。
GIが着ていたデニムジャケットだからGジャンからではないと思っています。
しかし、Gパン、Gジャンは言葉的には整合性が取れているのでGジャンと書かれている言葉を見てもそれほど違和感は感じません。
Gジャンも言葉にすれば、ジージャンです。
面白いことにジャンパーという言葉は、今は恐らく単体ではほとんど使われておらず、死語に近いのではと思います。
以前、ジャンパーと呼んでいたアウターは、ジャケットと呼ぶのが一般的だと思います。
しかし、XXジャンという言葉は、ジージャンだけでなく、スタジャン、革ジャンなども広く普及した呼称だと思います。
将来、スタジャケ、革ジャケ、ジージャケと呼ばれるようになるのかは分かりません。
ジージャンにジーパンが、私にはしっくりくる言葉です。
ジージャンが死語となりジージャケと呼ばれるようなったとしたら、その時、ジーパンはなんと呼ばれるのでしょうか?
ジージャケとジーンズ?
これは、デニジャケとデニム(or デニ)に該当すると思います。今、そう呼んでいる人もいるのかもしれませんが、少し違和感を感じます。
デニジャケとジーンズは、統一感のない呼び名です。
そうであれば、ジージャケとジーンズ、または単にジーになります。
多分、ジーやデニと呼ぶ人はまずいないと思います。ジーンズをジーと呼んでも聞いた人は何のことか分からないと思います。
デニムオンデニムは、一般的な呼び名であり、日本ではデニデニと呼んだりすることも結構あります。しかし、それはデニムオンデニムを日本的に縮めた呼び名です。
総合的に考えると、当分の間は、デニムパンツは、ジーパンと呼ぶのが一般的な状況が続くと思っています。
関連ブログ記事:
ジーパン考: ジーンズの様々な魅力とつき合い方
ジーパン考:ジーンズへの想い
若者「ジーパンって死語だよね」→これが現実です
Jタウン研究所, Jタウンネット
いかにもネットで話題を集めそうな、キャッチコピーだと思いました。
若者「ジーパンって死語だよね」
私の場合、ツイッターをやっている関係上、若い人たちの間でのやりとりなども見る機会が多いので、そんなわけないだろう!と即座に思いました。
今週、ジーパンと言う言葉が使われているコメントも頂いています。
良く言えば、一目見て興味を覚えるタイトルです。悪く言えば、挑発的なキャッチコピーです。
以下、調査結果の概要です。
若者「ジーパンって死語だよね」→これが現実です / Jタウンネット
調査結果は、「ジーパン」と言う言葉を使っているは、全国平均で80%を越えていました。
予想通りの結果だと私は思いました。ジーンズ・ジーパンが好きな人は、ジーンズと呼ぶ比率が少し高い気もします。
ジーパンの呼称は、終戦後GIが穿いていたパンツから”Gパン”と呼ぶようになったと言う説と、ジーンズ・パンツが短縮された呼び名の二つの説が有力です。
多分、答えは一つではなく、どちらも該当するのだと思います。
ジーパン vs ジーンズ
私の場合、ブログ等で文章を書く場合、主にジーンズを使います。使い分けとしては、文語としては、主にジーンズ、口語としては、ジーパンです。
ジーパンの方が親しみを感じる、親近感を持つ呼び名の印象があります。
はっきり使い分けているわけではないのですが、固めの文章ではジーンズ、少し柔らかい文章や話す場合は、ジーパンが多いです。
デニムがジーパンやジーンズの代わりに使われる場合もあるらしいですが、私は使いません。
ご存知の通りデニムは生地です。
デニムパンツだけが圧倒的に普及しているのであれば、単にデニムと言っても、デニムパンツのことだなと分かるでしょうが、デニムジャケットもデニムシャツも普及しています。
「デニム」と言ったら、生地しかイメージがわきません。実際に生地の意味でしかないと思います。
ジーパンと言う呼び名は廃れていくのか?
これは、若い世代がどの言葉を使うかによると思います。やはり、世代によって呼び方の傾向は異なると思います。
ジーパンだけでなく、チノパン、綿パン(コッパン)などの呼び名も普及していると思います。
チノパンは、チノーズやチノと呼ぶ人もいると思いますが、コットン製(綿)のパンツを、単に綿、コットンとは呼ばないと思います。
後者をチノと呼ぶ場合もあるようですが、チノはチノクロスという生地の略称です。また、チノクロスは、パンツに使われることが圧倒的に多いと思っています。(違ったら、ご指摘ください。)
少なくとも、私はチノシャツやチノジャケットという言葉は聞いた記憶がありません。チノと言えば、チノパンのことだと連想できると思います。
綿素材の生地は、他にもいろいろあります。綿パン(コッパン)は、綿素材のパンツの総称です。
個人的には、チノパンをチノ、綿パンを綿、ダックパンツをダック、と言うように素材・生地で呼ぶことが普及するのであれば、ジーパンは、デニムとなるのが自然な流れだと思います。
そうなるかどうかは、若い世代、そして、さらに若い世代の時代にならないと分かりません。
私は、デニムのジャケットについては、ブログでもジージャンを使っています。デニムジャケットの呼称は、文章でもまず使いません。
理由は、私はジージャンと言う言葉に強い愛着を持っているからです。私はジージャンという言葉も好きですし、ジージャンそのものも大好きです。
ジージャンは、ジーンズ・ジャンパーを短縮した呼び名が一般化したと思っています。
GIが着ていたデニムジャケットだからGジャンからではないと思っています。
しかし、Gパン、Gジャンは言葉的には整合性が取れているのでGジャンと書かれている言葉を見てもそれほど違和感は感じません。
Gジャンも言葉にすれば、ジージャンです。
面白いことにジャンパーという言葉は、今は恐らく単体ではほとんど使われておらず、死語に近いのではと思います。
以前、ジャンパーと呼んでいたアウターは、ジャケットと呼ぶのが一般的だと思います。
しかし、XXジャンという言葉は、ジージャンだけでなく、スタジャン、革ジャンなども広く普及した呼称だと思います。
将来、スタジャケ、革ジャケ、ジージャケと呼ばれるようになるのかは分かりません。
ジージャンにジーパンが、私にはしっくりくる言葉です。
ジージャンが死語となりジージャケと呼ばれるようなったとしたら、その時、ジーパンはなんと呼ばれるのでしょうか?
ジージャケとジーンズ?
これは、デニジャケとデニム(or デニ)に該当すると思います。今、そう呼んでいる人もいるのかもしれませんが、少し違和感を感じます。
デニジャケとジーンズは、統一感のない呼び名です。
そうであれば、ジージャケとジーンズ、または単にジーになります。
多分、ジーやデニと呼ぶ人はまずいないと思います。ジーンズをジーと呼んでも聞いた人は何のことか分からないと思います。
デニムオンデニムは、一般的な呼び名であり、日本ではデニデニと呼んだりすることも結構あります。しかし、それはデニムオンデニムを日本的に縮めた呼び名です。
総合的に考えると、当分の間は、デニムパンツは、ジーパンと呼ぶのが一般的な状況が続くと思っています。
関連ブログ記事:
ジーパン考: ジーンズの様々な魅力とつき合い方
ジーパン考:ジーンズへの想い
こんにちは、K.Hです。
返信削除「ジーパン」懐かしい呼び名ですね。
自分も若い頃は「ジーパン」でしたが、最近では「ジーンズ」が殆どです。
「ジーパン」「ジーンズ」「デニム」
これは年齢によっての、呼び名になるのでは無いでしょうか?
自分は50代ですが、「ジーパン」と呼んでいる時期が一番長いかな・・・
「デニム」の呼び名ですが
自分が思うには、「○○デニム使用」とレプリカジーンズが登場してからでは?
と同時に、生地の厚み(oz)への関心も高まったような気がします。(勝手な思い込みですが)
特に自分自身が
ラングラー(マーベリック)・リーバイス・リー以外にはあまり関心がなく。
レプリカジーンズの知識も無いものなので、大したことは言えませんけども・・・
広島県在住
返信削除30代前半
ジーンズもしくはデニムですね。
結構、デニムで通じてますね(苦笑)
デニム=基本的にパンツ になってますね。
正直、ジーパンは死語に近いかもです(笑)
ジージャンは
デニムジャケット、
もしくは、70505の形が多いいせいか
トラッカーすね。
きっと、僕らは
若い頃にあったヴィンテージブームの影響で、
にわかに覚えた知識で
デニムやトラッカーという、言葉を使っていた、せいだと思います(笑)
みんな、デニム=生地 だと、
大人になったので、わかっているのですが
言っちゃうよね的な要素が大きいと
思います(笑)
身近にある、勘違いな 通称 の代表かもしれません。
今回も、面白い記事でした!!
K.H.さん、コメントありがとうございます。おっしゃる通り世代で呼び方も違う可能性が高いと思います。
返信削除個人的には、年齢が上の世代ほど、死語なのではないか?と言う印象を持つのではと思っています。その理由は、昔はジーパンという言葉が圧倒的に普及していて、ジーンズと呼ぶ人はほとんどいなかったように思っているためです。
ツイッターなどで若い人たちの間でも、ジーパンという言葉が使われることを良く目にします。引用した記事のアンケート結果でも、8割の人が使っていると答えています。
しかし、世代やジーンズに興味のある人では、結果は異なる可能性があると思います。(ちなみに、Denimbaさんは、昨年、アンケートを行われています。結果は6割の人がジーパンでした。)
ジーンズをデニムと呼ぶのは、ヴィンテージブームから、レプリカ人気が高まった頃、色落ちの良し悪しでジーンズの評価をする傾向が非常に高まりました。その頃、良いジーンズだねと言う意味も含めて、良いデニムだねというような形で使われることが多かったのではという印象があります。
ジーンズに対する考え方は、人によって大きく異なります。ということで、アンケートを行うことにしました。結果がどうなるか、興味を持っています。
匿名 さん、
返信削除コメントありがとうございます。もう一人の方へのコメントの返信にも書いていますが、世代やジーンズへの興味度などでも、呼び方が異なる傾向があるのではと思っています。
と言うことで、コメントに年齢とお住まいの地域についてお書き頂き、ありがとうございます。大変参考になります。
人によっては、既に死語に近い印象を持たれている場合もありそうですね。
ジージャンについてですが、トラッカーというのは、ジーンズで言えば、スキニーやブーツカットと同じような感じで、ある特定のデザインなり、シルエットのものについての言葉だと思います。その人にとっては、それがほとんど、イコールのイメージの場合もあると思います。
ヴィンテージブームの頃は、デニムやトラッカーという言葉が使われるのが一般的だったのですか?
呼び名というのは、愛称の様なものなので、人によって違ったり、印象、捉え方が違うことも珍しくないと思います。
特にジーンズに対しては、強い意見を持つ人が多い傾向がある様に思います。
また、通称と言うのは、おっしゃる通り整合性があるとは限らないですよね。ヴィンテージで普及している66なども、その一例だと思います。
コメントを拝読して、本ブログの読者では、どうなのだろう?という興味が強まりまりました。本日、アンケート調査のお願い記事を投稿しました。
よろしければ、是非、ご参加下さい。
今後ともよろしくお願いいたします。