ジーンズが好きな人、ジーンズに興味がある人は、その人なりのジーンズ観やこだわるところを持ってることが多いと思います。
前々回の投稿、”現行/現代のリーバイスのベストジーンズは?”の冒頭で引用したロングホーンインポートのFacebookに頂いたメッセージの一部を再度引用します。
自分の穿くジーンズは、”セルビッジ付きに限る”と言う様な概念だと思います。
(この方が、そうだと言うことではありません。実は、本記事投稿後、すぐに現行USモデル501STFをご購入され、既に届いて洗濯乾燥もしました。とのご連絡を頂いています。)
引用したメッセージを読んだ時、以前、「AGRさん(私のネットでのハンドル名)の(501の)こだわりのポイントはなんですか?」との質問を頂いたことを思い出しました。
その質問を受けた時、正直、すぐに答えは出てきませんでした。
冒頭に書いた様にジーンズが好きな人、ジーンズに興味がある人は、その人なりのジーンズ観やこだわるところを持っていることが一般的だと思います。
比較的、良くあるこだわりのポイントは、頭に浮かんだところで以下の様なものがあります。
特定のブランド、さらに特定のモデルにこだわる人は意外と多いと思います。私もある程度、該当すると思っています。
しかし、今はデッドストックから穿き始めた70年代のLee 200を穿いています。
「501以外は穿かない。興味がない。」と強く言い切るところまでは至っていません。
しかし、世代にもよりますが、”501以外には興味がない。穿かない。”、または、”基本的には501”と言う人は意外と多い様に認識しています。(絶対数的にはそれほど多くはないと思います)
私は後者です。(と言っても、501に対する愛着心はかなりある方だと思います。)
さらに501の場合は、年代もこだわる人も結構いると思います。
特定の年代の501しか穿かない。または、特定の501をメインに穿く人は、やはり多くいる印象を持っています。
特定のブランドやモデルへのこだわりは、501でなく、505や517で該当する人も結構いると思います。
若い世代の方であれば、511も該当すると思います。また、それ以外のモデルでもあるかもしれません。
リーバイスジャパン公式オンラインストア511商品ページへ
さらに、リーバイス以外でも、特定のブランドやモデルにこだわる方はいらっしゃると思います。
ジーンズを選ぶ基準として、シルエットを重視する人も多いと思います。
女性であれば、スキニーが代表的な例になります。男性でも、特定のシルエットにこだわることはやはりあります。
どこまでシルエットにこだわるかも人それぞれだと違います。
意外と見落としがち、それほど注目を集めませんが、サイジング・ジーンズのサイズ選択は、シルエットと並ぶくらい重要だと思います。
同じシルエットのジーンズ、また同じモデル(品番)のジーンズでも、サイジングによって、穿いた時のシルエットや受けるイメージは大きく異なります。
関連ブログ記事:
ジーンズの適正ウエストサイズの選び方と留意事項
生地については、色落ちの傾向・仕方、オンス数、風合いが主な注目すべき点としてあります。
特に色落ちの傾向にこだわる人は、かなり多いと思います。また、興味を持つ人も相当数(圧倒的多数)いると認識しています。
オンス数にこだわる人も多いです。
風合いや穿き心地にこだわる人の意見というのは、あまり目に(耳に)したことがありませんでした。
私は風合いや穿き心地は、かなり気にします。
あまりに気にする人はいないのかなと思っていたのですが、昨年から、501-1995や501STFをロングホーンインポートでご購入くださったお客様から、生地の風合いや色、生デニムが縮んだ後の穿き心地などについて好意的なご感想を頂くことが少なからずありました。
80年代以降、特に90年代の米国製501がお好きな方は、生地の風合いや穿き心地を重視される方が多いと思います。
比較した場合は、色落ちへの興味・こだわりを持つ方が圧倒的に多いですが、これまでほとんど注目されていなかった生地の風合いや穿き心地への関心も増えてきているような印象を受けています。
絶対的な数としては、色落ちへのこだわりが圧倒的な多数だと思います。
数年前からそれ以前は、
”ジーンズへのこだわり = 色落ち”
と言うのが、一般認識と言えるほど定着していたように思います。
しかし、このブログでは色落ちの話はほとんど書いていません。(比較的多く書いたのは、ブログを始めた最初の年、2012年くらいです。)
それにも関わらずこのブログを読んでくださる方がいらっしゃることは、色落ち以外への関心も増えていることの表れだと思います。
セルビッジ付きを好む人も相当数いると思います。
私の場合、正直申し上げて、長年501を穿いてきましたが、80年代、赤耳が廃止になったことも知らず、501を穿き続けてきました。
そのため、セルビッジに対するこだわりは、持っていません。
ヴィンテージの501は、必然的にセルビッジになります。
私は、現行の501は脇割りで、全然構わないと思っています。
セルビッジがきらい、興味がないということではないです。
実寸ウエストが細い501-1995(米国製、コーンミルズ製セルビッジデニム使用の現行US プレミアム版の501)があるのなら、是非、欲しいと思っています。
裾裏がチェーンステッチであることは、セルビッジデニムを求める人にとっては、必然に近い条件だと思います。
これは私も同意します。
上に書いた様に私は現行品は、セルビッジでなく脇割りで良いと思っているので、チェーンステッチでなくて全然構いません。
一方で、ヴィンテージの場合は、基本的にオリジナルのチェーンステッチであることを強く希望します。
私の場合、ヴィンテージと現行とオールド(80年代以降の501)は、こだわるところ、重視するところが異なります。
現行とオールドの場合は、新品、または未使用のデッドストックから穿くのが基本条件です。
生地は、501であれば、生デニムが条件です。
501以外のモデルは生デニムではないので(糊付き未洗いの防縮加工デニムは、厳密には生デニムではありません。)、生デニムである希望条件は501に限ったものです。
私は、加工品には、興味がありません。それを否定するつもりも、もちろんありません。個人的な興味、好みによるものです。
未加工の硬いデニムから穿き込んで、生地が柔らかく体に馴染んでいく変化が好きなためです。(2年以上かかります。)
最近はそれほど目にしませんが、復刻やレプリカを評価する上で、ディテールにこだわる方も多い(多かった)様に思います。
私は、復刻67505を持っていますが、ディテールが忠実かどうかは、ほとんど興味がありません。
LVC 67505の、生地の風合い、色とシルエットが気に入っています。コーンミルズ製のセルビッジであるところも好きです。
関連ブログ記事:
505 Big-E Sタイプと復刻505 1967年モデルの比較
私の場合は、強くこだわるところはそれほどないと思います。
こだわりというよりも、好み的な(嗜好)要素が強いように思います。
私は、ジーンズは501がやはり好きです。自分の基本だと思っています。
ヴィンテージに強い興味と特別の想いを抱いていますが、現行もこれからも穿き続けると思います。
現行は、生デニムでシュリンクトゥフィットが前提です。
ヴィンテージは、現行とは違う目的、用途、求めるものとして、接して(穿いて)います。
ここで書いたことは、私の個人的な見解が含まれていますが、自分の意見・考えを強要するつもりは全くありません。
ジーンズの好みは人それぞれです。世の中には色々な種類のジーンズがあることがそのことを物語っています。
ジーンズの楽しみ方も人それぞれだと思います。
関連ブログ記事:
ヴィンテージと現行モデルそれぞれの魅力とつき合い方
ジーパン考: ジーンズの様々な魅力とつき合い方
前々回の投稿、”現行/現代のリーバイスのベストジーンズは?”の冒頭で引用したロングホーンインポートのFacebookに頂いたメッセージの一部を再度引用します。
どうしてもセルビッジ至上主義といいますか、それに固執してしまうといいますか、ある種のジーンズはこうあるべきというような概念から離れにくいところがあります。この方の場合、セルビッジであることが、こだわりのポイントの(大きな)一つだったと思います。
自分の穿くジーンズは、”セルビッジ付きに限る”と言う様な概念だと思います。
(この方が、そうだと言うことではありません。実は、本記事投稿後、すぐに現行USモデル501STFをご購入され、既に届いて洗濯乾燥もしました。とのご連絡を頂いています。)
引用したメッセージを読んだ時、以前、「AGRさん(私のネットでのハンドル名)の(501の)こだわりのポイントはなんですか?」との質問を頂いたことを思い出しました。
その質問を受けた時、正直、すぐに答えは出てきませんでした。
冒頭に書いた様にジーンズが好きな人、ジーンズに興味がある人は、その人なりのジーンズ観やこだわるところを持っていることが一般的だと思います。
比較的、良くあるこだわりのポイントは、頭に浮かんだところで以下の様なものがあります。
- ブランド
- モデル
- シルエット
- サイジング(穿き方)
- 生地の色落ちの仕方
- 生地のオンス数
- 生地の風合い、穿き心地
- セルビッジ
- チェーンステッチ
- 加工の有無
- ディテール
本記事では、これらこだわりのポイントについて考えてみたいと思います。
「ある程度」の表現を使った理由は、どの程度そのことにこだわるかと言うのは、人によって差があるためです。
同じポイントを重視する人の中でも、ある人によっては、そのポイントが、絶対条件であることもありますし、そうでないこともあります。
私は、中学生の時から今まで穿いてきたジーンズは、リーバイスの501がほとんどです。501以外に穿いた(所有した)ジーンズは、片手で数えられます。
しかし、今はデッドストックから穿き始めた70年代のLee 200を穿いています。
「501以外は穿かない。興味がない。」と強く言い切るところまでは至っていません。
しかし、世代にもよりますが、”501以外には興味がない。穿かない。”、または、”基本的には501”と言う人は意外と多い様に認識しています。(絶対数的にはそれほど多くはないと思います)
私は後者です。(と言っても、501に対する愛着心はかなりある方だと思います。)
さらに501の場合は、年代もこだわる人も結構いると思います。
特定の年代の501しか穿かない。または、特定の501をメインに穿く人は、やはり多くいる印象を持っています。
特定のブランドやモデルへのこだわりは、501でなく、505や517で該当する人も結構いると思います。
若い世代の方であれば、511も該当すると思います。また、それ以外のモデルでもあるかもしれません。
リーバイスジャパン公式オンラインストア511商品ページへ
さらに、リーバイス以外でも、特定のブランドやモデルにこだわる方はいらっしゃると思います。
ジーンズを選ぶ基準として、シルエットを重視する人も多いと思います。
女性であれば、スキニーが代表的な例になります。男性でも、特定のシルエットにこだわることはやはりあります。
どこまでシルエットにこだわるかも人それぞれだと違います。
意外と見落としがち、それほど注目を集めませんが、サイジング・ジーンズのサイズ選択は、シルエットと並ぶくらい重要だと思います。
同じシルエットのジーンズ、また同じモデル(品番)のジーンズでも、サイジングによって、穿いた時のシルエットや受けるイメージは大きく異なります。
関連ブログ記事:
ジーンズの適正ウエストサイズの選び方と留意事項
生地については、色落ちの傾向・仕方、オンス数、風合いが主な注目すべき点としてあります。
特に色落ちの傾向にこだわる人は、かなり多いと思います。また、興味を持つ人も相当数(圧倒的多数)いると認識しています。
オンス数にこだわる人も多いです。
風合いや穿き心地にこだわる人の意見というのは、あまり目に(耳に)したことがありませんでした。
私は風合いや穿き心地は、かなり気にします。
あまりに気にする人はいないのかなと思っていたのですが、昨年から、501-1995や501STFをロングホーンインポートでご購入くださったお客様から、生地の風合いや色、生デニムが縮んだ後の穿き心地などについて好意的なご感想を頂くことが少なからずありました。
80年代以降、特に90年代の米国製501がお好きな方は、生地の風合いや穿き心地を重視される方が多いと思います。
比較した場合は、色落ちへの興味・こだわりを持つ方が圧倒的に多いですが、これまでほとんど注目されていなかった生地の風合いや穿き心地への関心も増えてきているような印象を受けています。
絶対的な数としては、色落ちへのこだわりが圧倒的な多数だと思います。
数年前からそれ以前は、
”ジーンズへのこだわり = 色落ち”
と言うのが、一般認識と言えるほど定着していたように思います。
しかし、このブログでは色落ちの話はほとんど書いていません。(比較的多く書いたのは、ブログを始めた最初の年、2012年くらいです。)
それにも関わらずこのブログを読んでくださる方がいらっしゃることは、色落ち以外への関心も増えていることの表れだと思います。
セルビッジ付きを好む人も相当数いると思います。
私の場合、正直申し上げて、長年501を穿いてきましたが、80年代、赤耳が廃止になったことも知らず、501を穿き続けてきました。
そのため、セルビッジに対するこだわりは、持っていません。
ヴィンテージの501は、必然的にセルビッジになります。
私は、現行の501は脇割りで、全然構わないと思っています。
セルビッジがきらい、興味がないということではないです。
実寸ウエストが細い501-1995(米国製、コーンミルズ製セルビッジデニム使用の現行US プレミアム版の501)があるのなら、是非、欲しいと思っています。
裾裏がチェーンステッチであることは、セルビッジデニムを求める人にとっては、必然に近い条件だと思います。
これは私も同意します。
上に書いた様に私は現行品は、セルビッジでなく脇割りで良いと思っているので、チェーンステッチでなくて全然構いません。
一方で、ヴィンテージの場合は、基本的にオリジナルのチェーンステッチであることを強く希望します。
私の場合、ヴィンテージと現行とオールド(80年代以降の501)は、こだわるところ、重視するところが異なります。
現行とオールドの場合は、新品、または未使用のデッドストックから穿くのが基本条件です。
生地は、501であれば、生デニムが条件です。
501以外のモデルは生デニムではないので(糊付き未洗いの防縮加工デニムは、厳密には生デニムではありません。)、生デニムである希望条件は501に限ったものです。
私は、加工品には、興味がありません。それを否定するつもりも、もちろんありません。個人的な興味、好みによるものです。
未加工の硬いデニムから穿き込んで、生地が柔らかく体に馴染んでいく変化が好きなためです。(2年以上かかります。)
最近はそれほど目にしませんが、復刻やレプリカを評価する上で、ディテールにこだわる方も多い(多かった)様に思います。
私は、復刻67505を持っていますが、ディテールが忠実かどうかは、ほとんど興味がありません。
LVC 67505の、生地の風合い、色とシルエットが気に入っています。コーンミルズ製のセルビッジであるところも好きです。
関連ブログ記事:
505 Big-E Sタイプと復刻505 1967年モデルの比較
私の場合は、強くこだわるところはそれほどないと思います。
こだわりというよりも、好み的な(嗜好)要素が強いように思います。
私は、ジーンズは501がやはり好きです。自分の基本だと思っています。
ヴィンテージに強い興味と特別の想いを抱いていますが、現行もこれからも穿き続けると思います。
現行は、生デニムでシュリンクトゥフィットが前提です。
ヴィンテージは、現行とは違う目的、用途、求めるものとして、接して(穿いて)います。
ここで書いたことは、私の個人的な見解が含まれていますが、自分の意見・考えを強要するつもりは全くありません。
ジーンズの好みは人それぞれです。世の中には色々な種類のジーンズがあることがそのことを物語っています。
ジーンズの楽しみ方も人それぞれだと思います。
関連ブログ記事:
ヴィンテージと現行モデルそれぞれの魅力とつき合い方
ジーパン考: ジーンズの様々な魅力とつき合い方
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