古い年代のリーバイス販売店の看板をネットで見つけました。
黄色のバックグラウンドに、黒字で"LEVI'S AMERICAS FINEST OVERALL"と書かれています。
リーバイスは、最初のジーンズを製造販売開始した1873年から1950年代までは、ジーンズのことをオーバーオール(OVERALL)と呼んでいました。
1950年代頃から、ジーンズの呼称が一般に普及しました。そのため、リーバイスも1960年から、自社の製品の販促品、広告等に「オーバーオール」から「ジーンズ」の呼び名を使うようになりました。
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下の画像は、1940年代にリーバイスが製作し販売店に配布した販促品です。
ロゴの部分の拡大写真です。
”LEVI'S"の下に"AMERICA'S FINEST OVERALL”の表記があります。冒頭で紹介した看板と基本的に同じ言葉です。
この表記は、1950年代の終わり頃まで使われ、その後、"AMERICA'S FINEST JEANS"に変更になります。
JEANSではなく、OVERALLの呼び名が使われているため、冒頭で紹介した看板が最初に作られたのは、1950年代以前の可能性が高いです。
看板に書かれているF.M. Light & Sonsがお店の名前と思われます。
『このお店は、まだあるのだろうか?』と思い、検索したところ、すぐに見つかりました。(便利な時代になったものです。(笑))
F.M. Light & Sonsは、コロラド州のSTEAMBOAT SPRINGSのダウンタウンにあるお店です。
STEAMBOAT SPRINGSは、山と緑に恵まれたとても素敵な地域です。
ホームページもとても良くできています。
F.M. Light & Sons
ワークブーツの老舗メーカー、Red Wing Shoe Companyと同じ創業1905年です!
創業時の店内の写真のようです。(写真はホームページからの引用です。)凄い!!
Historyのページは、創業家族、創業者の紹介から、歴史的な出来事なども写真を交えた説明があって、とても読み応えがあります。
冒頭の看板の写真は、F.M. Light & Sonsのサイト内のHISTORICAL SIGNSという看板を集めたアルバムページから引用しています。
5代目オーナーChrisさんと創業者のFrank Lightさんの玄孫(やしゃご: ひ孫の子供)、Lindsayさんが、サイン(看板)のメインテナンスの担当(責任者)とのことです。
看板は年に一回、手入れをしている(ペイントを塗り直している)そうです。
書かれている文字は、オリジナル(元々書かれていた文字・言葉)をリペイントしています。
看板は、銃やショットガンの試し打ちに使われた跡があるそうです。(笑)それらの銃の弾丸の跡は、70年以上前のものがほとんどだそうです。
アメリカは、市場競争が激しいです。全米に流通網を持つ大手の企業が、巨大なスーパーマーケットをいたるところにオープンしているため、小規模の販売店は生き残るのが本当に難しいです。
この様なお店が残って、伝統を守りながら今も営業していることは、本当に素晴らしいことです。
Facebookも積極的に投稿しています。投稿を見ても、F.M. Light & Sonsは、地域に密着した地元の人たちに愛される家族系のお店であることが良くわかります。
ウエスタンブーツの品揃えも、物凄いです!!
思わず、FacebookとTwitter、フォローしてしまいました。
F.M. Light & Sonsは、今もリーバイスも売っています!
ホームページのメニューの中の"OUR BRANDS”には、リーバイスはありますが、ウエスタン衣料品としては、専門で取り組んでいるラングラーは入っていません。
ブランドの浸透、取り扱いは、地域や歴史による差も依然としてあるのではないかと思いました。
関連ブログ記事:
[##check## ヴィンテージ501の様々な魅力、楽しみ方体験談]
[##check## 1900年代初めのリーバイスのサインがアリゾナで発見される!]
![]() |
Levi's Historical Sign - F.M. Light & Sons |
リーバイスは、最初のジーンズを製造販売開始した1873年から1950年代までは、ジーンズのことをオーバーオール(OVERALL)と呼んでいました。
1950年代頃から、ジーンズの呼称が一般に普及しました。そのため、リーバイスも1960年から、自社の製品の販促品、広告等に「オーバーオール」から「ジーンズ」の呼び名を使うようになりました。
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下の画像は、1940年代にリーバイスが製作し販売店に配布した販促品です。
ロゴの部分の拡大写真です。
”LEVI'S"の下に"AMERICA'S FINEST OVERALL”の表記があります。冒頭で紹介した看板と基本的に同じ言葉です。
この表記は、1950年代の終わり頃まで使われ、その後、"AMERICA'S FINEST JEANS"に変更になります。
JEANSではなく、OVERALLの呼び名が使われているため、冒頭で紹介した看板が最初に作られたのは、1950年代以前の可能性が高いです。
看板に書かれているF.M. Light & Sonsがお店の名前と思われます。
『このお店は、まだあるのだろうか?』と思い、検索したところ、すぐに見つかりました。(便利な時代になったものです。(笑))
F.M. Light & Sonsは、コロラド州のSTEAMBOAT SPRINGSのダウンタウンにあるお店です。
STEAMBOAT SPRINGSは、山と緑に恵まれたとても素敵な地域です。
We're excited for another gorgeous weekend full of wildflowers in #Steamboat! Will we see you here? pic.twitter.com/ztK57tb7Aw— Steamboat Springs (@SteamboatCO) August 5, 2016
ホームページもとても良くできています。
F.M. Light & Sons
ワークブーツの老舗メーカー、Red Wing Shoe Companyと同じ創業1905年です!
創業時の店内の写真のようです。(写真はホームページからの引用です。)凄い!!
Historyのページは、創業家族、創業者の紹介から、歴史的な出来事なども写真を交えた説明があって、とても読み応えがあります。
冒頭の看板の写真は、F.M. Light & Sonsのサイト内のHISTORICAL SIGNSという看板を集めたアルバムページから引用しています。
5代目オーナーChrisさんと創業者のFrank Lightさんの玄孫(やしゃご: ひ孫の子供)、Lindsayさんが、サイン(看板)のメインテナンスの担当(責任者)とのことです。
看板は年に一回、手入れをしている(ペイントを塗り直している)そうです。
書かれている文字は、オリジナル(元々書かれていた文字・言葉)をリペイントしています。
看板は、銃やショットガンの試し打ちに使われた跡があるそうです。(笑)それらの銃の弾丸の跡は、70年以上前のものがほとんどだそうです。
アメリカは、市場競争が激しいです。全米に流通網を持つ大手の企業が、巨大なスーパーマーケットをいたるところにオープンしているため、小規模の販売店は生き残るのが本当に難しいです。
この様なお店が残って、伝統を守りながら今も営業していることは、本当に素晴らしいことです。
Facebookも積極的に投稿しています。投稿を見ても、F.M. Light & Sonsは、地域に密着した地元の人たちに愛される家族系のお店であることが良くわかります。
It’s #WesternWednesday! Looking for a pair of boots? Saddle up and two step on down to @fmlights in #Steamboat. pic.twitter.com/tcVPuDRHSG— Steamboat Springs (@SteamboatCO) July 13, 2016
思わず、FacebookとTwitter、フォローしてしまいました。
F.M. Light & Sonsは、今もリーバイスも売っています!
ホームページのメニューの中の"OUR BRANDS”には、リーバイスはありますが、ウエスタン衣料品としては、専門で取り組んでいるラングラーは入っていません。
ブランドの浸透、取り扱いは、地域や歴史による差も依然としてあるのではないかと思いました。
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