リーバイスのジーンズ501は、消費者に広く認知されたジーンズのブランド(ロット番号)です。501はジーンズの元祖・原点です。
リーバイ・ストラウス社の公開している資料、情報から、3桁のロット番号、"501"がジーンズの元祖XXに付与されたのは、1890年頃からであることが分かっています。
501のロット番号は、1890年以降パッチに表記され続けていたのですが、1970年代以前、リーバイ・ストラウス社は、501という名前のブランディング、普及は全く行っていませんでした。
[post_ads]
リーバイ・ストラウス社は、501のことをリーバイス・オーバーオール、または単にリーバイス(LEVI'S)と長年呼び続けていました。
ユーザーも同様で、1970年代以前は、501(や501XX)ではなく、リーバイスと呼ぶのが一般的だったようです。
1970年代以前のポスターや販促品には、501の名前は一切登場しません。その代わり、単に"LEVI'S"や1950年代以前では"LEVI'S AMERICA'S FINEST OVERALL"などの表記になります。
以下は、70年代のポスターをいくつか紹介した記事のリンクです。
[##check## 非常に芸術性の高い70年代のリーバイス・ポスター]
最初に紹介しているのは、サドルマン・ブート・ジーンズですが、こちらも517の名前は登場しません。
70年代を代表するポスターについての詳細は、以下のリンクからロングホーンインポートの記事をご参照ください。
[##external-link## 1970年代 リーバイス イラスト ポスター シリーズ / ロングホーンインポート]
[##check## 芸術作品Jo Mora原作 1950年 ヴィンテージ・リーバイス・ポスター]
新品の501のバックポケットに取り付けられているフラッシャーも同様です。501の名前がフラッシャーに記載される様になったのは、1980年代に入ってからです。
1984年以前のフラッシャーは、LEVI'S AMERICA'S ORIGINAL JEANS(古い年代はOVERALL(S)) SINCE 1850となっています。
下の写真は、1983年製の501に取り付けられていたフラッシャーです。
COPYRIGHTは1982年となっています。このことは、1982年に制作されたデザイン(意匠)であることを示しています。
1982年までのフラッシャーのメインタイトルは、"LEVI'S AMERICA'S ORIGINAL JEANS SINCE 1850"です。その下に、トレードマークとして登録されたSHRINK-TO-FITの表示が入ります。
1984年にフラッシャーはデザイン・メインタイトルが変更されました。
501が最も大きな字でメインを飾っています。
リーバイスは、1980年代にブランド戦略を大きく転換し、501という名前を前面に押し出した戦略を採用します。
80年代のブランド戦略については、次の記事で紹介予定です。
関連ブログ記事:
[##check## 501のフラッシャーとは?]
リーバイ・ストラウス社の公開している資料、情報から、3桁のロット番号、"501"がジーンズの元祖XXに付与されたのは、1890年頃からであることが分かっています。
501のロット番号は、1890年以降パッチに表記され続けていたのですが、1970年代以前、リーバイ・ストラウス社は、501という名前のブランディング、普及は全く行っていませんでした。
[post_ads]
リーバイ・ストラウス社は、501のことをリーバイス・オーバーオール、または単にリーバイス(LEVI'S)と長年呼び続けていました。
ユーザーも同様で、1970年代以前は、501(や501XX)ではなく、リーバイスと呼ぶのが一般的だったようです。
1970年代以前のポスターや販促品には、501の名前は一切登場しません。その代わり、単に"LEVI'S"や1950年代以前では"LEVI'S AMERICA'S FINEST OVERALL"などの表記になります。
以下は、70年代のポスターをいくつか紹介した記事のリンクです。
[##check## 非常に芸術性の高い70年代のリーバイス・ポスター]
最初に紹介しているのは、サドルマン・ブート・ジーンズですが、こちらも517の名前は登場しません。
70年代を代表するポスターについての詳細は、以下のリンクからロングホーンインポートの記事をご参照ください。
[##external-link## 1970年代 リーバイス イラスト ポスター シリーズ / ロングホーンインポート]
- [message]
- ##hand-o-right## 備考
- 70年代のポスターは、イラスト(絵画)で芸術性が高いものが多いです。80年代に入ると、写真が中心になり、全く異なるアプローチとなります。
[##check## 芸術作品Jo Mora原作 1950年 ヴィンテージ・リーバイス・ポスター]
新品の501のバックポケットに取り付けられているフラッシャーも同様です。501の名前がフラッシャーに記載される様になったのは、1980年代に入ってからです。
1984年以前のフラッシャーは、LEVI'S AMERICA'S ORIGINAL JEANS(古い年代はOVERALL(S)) SINCE 1850となっています。
下の写真は、1983年製の501に取り付けられていたフラッシャーです。
![]() |
1983年製501STFのフラッシャー |
1982年までのフラッシャーのメインタイトルは、"LEVI'S AMERICA'S ORIGINAL JEANS SINCE 1850"です。その下に、トレードマークとして登録されたSHRINK-TO-FITの表示が入ります。
1984年にフラッシャーはデザイン・メインタイトルが変更されました。
![]() |
1984年に変更された501フラッシャー |
リーバイスは、1980年代にブランド戦略を大きく転換し、501という名前を前面に押し出した戦略を採用します。
80年代のブランド戦略については、次の記事で紹介予定です。
関連ブログ記事:
[##check## 501のフラッシャーとは?]
COMMENTS